ハムスターを飼う方法｜初心者でもわかるハムスターの飼い方とは？

ハムスターが大好きな穴掘りをしやすいように、ケージの底にはウッドチップやカットした牧草など、十分な量の床材を入れてあげましょう。

野生のハムスターは地下にトンネルを掘って巣を作りますから、ハムスターは穴を掘って潜り込むのが大好きです。床材はハムスターのお家づくりのポイントとなるでしょう。

ペレット用のエサ入れと、水分が多い果物などを入れてあげられる入れ物と、給水ボトルを用意しましょう。

エサ入れは、ひっくり返してしまわないように陶器製ものを選ぶと良いでしょう。給水ボトルは、様子を見ながら、飲みやすい場所に置いてあげましょう。

いずれもお手入れがしやすく、清潔に保てる物を選びましょう。

巣箱は、ハムスターが安心して眠ったり、出産や子育てをするために必要となる物です。

巣箱選びは、ハムスターを飼う際の楽しみの一つで、陶器製やプラスチック製・木製・布製などがあり、デザインも豊富です。初めてハムスターを飼うのであれば、陶器製が無難でしょう。

掃除が苦手な方には、底板のないタイプなら下は床材ですから、掃除しやすく清潔に保てるでしょう。また、巣箱の中で床材を掘れるため、ハムスターにも気に入ってもらえるでしょう。

サイズは大きすぎても小さすぎても、ハムスターのストレスになってしまいます。一般的には、ハムスターが3匹くらい入れる大きさが良いとされていますので、目安にして下さい。

ハムスターを飼う際の必須アイテムである回し車は、運動不足やストレス解消のために、ハムスターの大きさに合った物を用意してあげましょう。

大きすぎる回し車は、ハムスターが飛ばされてしまい危険です。小さすぎる回し車も、ハムスターの体に負担をかけてしまいます。

成長に応じて、走りづらそうにしていたら、買い替えてあげましょう。

ハムスターのおもちゃは、ハムスターのストレスを解消してくれます。

さまざまなおもちゃが市販されていますし、自作しても良いでしょうが、ハムスターがかじって口に入れても大丈夫か、けがをしないか、などの安全面・衛生面は確認しておきましょう。

ハムスターがおもちゃで遊んでいるのを見ていると、飼い主まで癒されて、一緒にストレス解消できるでしょう。

ハムスターは、温度と湿度の変化や、音やにおいに敏感ですから、これらを考慮した場所やスペースでハムスターを飼うようにしましょう。

気温や湿度の変化が激しい場所としては、「窓際」「クーラーの風があたる場所」「お風呂場」などが考えられます。

音がうるさい場所としては、「テレビの横」など、強いにおいがする場所としては、「キッチン」などが考えられるでしょう。

ハムスターはとても繊細なので、こういった環境を避けてケージを置き、周りにストレスになる物がないか、いつも気にかけてあげて下さい。

ハムスターを飼う方法は、ポイントをおさえれば難しいことはありません。

ハムスターのお世話は、餌はペレットを十分にあげて、ケージ内は毎日掃除をしてあげることが基本です。

トイレもすぐに覚えますし、あとは必要に応じて散歩をさせてあげると良いでしょう。

ハムスターの餌は、基本的にはペレットを主食として下さい。ハムスターは餌が少ないと感じると巣箱などに必要以上に溜め込もうとしますから、常に餌がある状態にしておいて下さい。

おやつとして、キャベツやブロッコリーのような水気の少ない野菜や、バナナやりんご、いちごなどの果物をあげると喜びます。ペレットとは別のエサ入れを用意してあげると良いでしょう。

栄養はペレットだけで十分と言えますから、あまりおやつをあげすぎないようにしましょう。また、ハムスターが中毒を引き起こす食品もありますから、あげる前に確認しましょう。

ハムスターは、きちんと隅でトイレをする習性を持っていますので、トイレのしつけは難しくないでしょう。

ほとんどのハムスターは、トイレの容器と砂をケージの隅に入れておけば覚えてくれるでしょう。

もし覚えてくれないようであれば、おしっこをしてしまった床材をトイレの容器に入れて場所を覚えてもらいましょう。

ただし、うんちはどこでもしますので、トイレのしつけができるのはおしっこだけです。