Search

検索したいワードを入力してください

ハムスターの適温は?暑さ寒さに弱いハムスターの温度管理法を紹介します!

更新日:2024年02月07日

ハムスターは砂漠に住んでいるのですが、基本的に1年中変化の少ない地中で過ごしているため実は暑さにも寒さにも弱いです。適温の範囲は人間よりも狭く、暑すぎても寒すぎても危険です。ハムスターの適温を保ってあげるにはどうしたらよいのか、飼う前にチェックしましょう。

ハムスターの適温は?暑さ寒さに弱いハムスターの温度管理法を紹介します!
ハムスターにとっての適温状態に管理しておくためにはどうしたらよいのか、管理方法について見ていきます。

基本的にはエアコンなどの空調システムを使ったり、冷却グッズや保温アイテムを使ってハムスターにとって快適な適温を目指すことになります。主な方法は以下のとおりです。

室温管理の方法6つ

  • エアコンをつける
  • 保冷剤を使う
  • ペットヒーターを使う
  • ケージの周りを毛布で覆う
  • ケージ内の温度を測る
  • ケージ・部屋のレイアウトを工夫する

室温管理の方法1:エアコンを使う

部屋の室温をピタリとハムスターの適温に合わせたいなら、エアコンを使うのが最もお手軽で簡単で、あまり心配する必要のない方法になります。

エアコンを使う場合に適温に注意を払わなければならないのは、停電時くらいでしょう。停電はそんなに起こることではないので、やはりエアコンを使って管理するのが楽です。

ただ大きなデメリットとして、夏や冬は1日中エアコンがつけっぱなしになります。その分電気代がかなりかかることになりますので、コストがかかることが問題です。

室温管理の方法2:保冷剤を使う

ハムスターの適温を保つため、室温管理をする方法の2つ目は夏の暑い間は保冷剤を使うという方法です。保冷剤は冷凍庫で凍らせれば何度でも使えるため、経済的な方法です。

ただ、ハムスターが保冷剤や保冷剤を入れた容器をかじるリスクがあること、保冷剤の冷たい効果はもって2時間から3時間と短いこと、対策しないと水滴がつくなどの問題があります。

ケースに入れた保冷剤をケージに入れるか、ケージ上に置きましょう。それでも、真夏に保冷剤だけでは適温を保つことは厳しいでしょう。

室温管理の方法3:ペットヒーターを使う

冬に適温を保つため部屋を暖かくする方法としては、ペットヒーターを使うというのが一般的な方法になります。

ペットヒーターは1か月の電気代が100円程度のものもあるなど、コストが低いものがあるのでそちらを使うと電気代は気になりません。カイロを使うよりも経済的でしょう。

ケージ全体を適温に暖めるのではなく、ハムスターの巣穴周辺だけを暖めるようなタイプのものが多いのが特徴です。全体を暖める場合は、暑さから逃げられるようヒーターの届かない場所も作ってあげましょう。

室温管理の方法4:ケージの周りを毛布で覆う

冬の室温管理として、ハムスターの適温を保つためにはケージの周りを毛布で覆うという方法もありますが、できればダンボールを組み合わせるとより効果的です。

ケージの周りを毛布で覆っただけでは、季節にもよりますが適温に近づけることは厳しいので、ダンボールなども使います。また空気のとおり道を作るため、上部分に隙間を作る必要もあります。

普通の毛布を使うのではなく電気毛布を使った場合は、冬でもハムスターの適温に近づけやすくなります。電気毛布は電気代が安いので、です。

室温管理の方法5:ケージの内部が測れる温度計を使う

ハムスターの適温を保つため、室温を管理する方法としてケージ内かケージに近い位置で温度が測れる温度計を用意しましょう。湿度も測れればより良いです。

ケージの中に入れて使える温度計もありますが、かみ癖のあるハムスターだとかじってしまうことがあります。

温度計を中に入れられなくてもケージに近い場所で温度を測る、床材の上の温度を測ることでも充分です。温度計でハムスターの適温をキープできているか、確認しましょう。

室温管理の方法6:部屋のレイアウトを工夫する

室温を管理する方法の最後は、部屋のレイアウトを工夫して寒さ暑さをやわらげ、適温に近づけるという方法の紹介です。

例えば、冷たい空気は下にたまりやすいので夏場は床に近い場所にケージを置く、温かい空気は上にたまるので冬場は高い位置にケージを置くといった工夫があります。

ハムスターのケージにしても、冬は床材を2倍用意しましょう。床材が多いことで室温の低下をある程度防ぐことができる他、ハムスターがもぐったりして暖をとれます。

暑すぎるときのハムスターの行動

室温がハムスターにとって適温よりも暑すぎたとき、ハムスターがどんな行動をとっているのかを紹介します。

ここで紹介したような行動をハムスターがとっていた場合、最悪のケースでは熱中症などにいたる可能性があります。思い当たる行動があった場合は、ハムスターのためにも室温を下げる工夫をしてみてください。

暑すぎるときのハムスターの行動7つ

  • 仰向けになって寝ている
  • ぐったりしている
  • 息が荒い
  • 巣箱の中で寝ない
  • 餌を食べない
  • 夜でもあまり動かない
  • 飲み水の量が増える

暑すぎるときのハムスターの行動1:仰向けに寝る

ハムスターの寝姿を見ることがありますが、たいていは丸くなって寝ています。それが仰向けになってお腹を見せて寝ていたとしたらかなり暑いと感じていることを表しています。

ハムスターのお腹は他の動物と同じく、急所です。そのお腹を上に向けて仰向けで寝ているということはかなり無防備で、なんとか熱を逃がそうとしている行動でしょう。
次のページ:寒すぎるときのハムスターの行動

初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related