ハムスターの温度計の選び方！温度管理や暑さ寒さ対策グッズを紹介

多頭飼いをしている場合の温度を管理する方法をご紹介します。1匹だけ飼っている場合とは違うことに気をつける必要があるので、2匹以上ハムスターを飼っている方はご注意ください。

ハムスターを多頭飼いしている場合は、ケージに張り付いている子に合わせて温度管理をしましょう。

多頭飼いをしていると、巣箱で寝ている子、トイレにいる子、ケージに張り付いている子などなど、それぞれが別々のところにいることが多いでしょう。

この時注目したいのはケージに張り付いている子です。

ケージに張り付いている子はケージの中が暑すぎたり寒すぎたりして外に出たがっている可能性があります。

何匹かハムスターがいる場合は、ケージに張り付いている子が快適になるように調整してあげましょう。

ハムスターは、種類によって暑さ寒さへの強さが違うので、種類に合わせた温度管理をしなければいけません。

大体の動物は、大きい動物の方が寒さに強いのですが、ハムスターの場合は大きいゴールデンの方が寒さに弱く暑さに強いです。

そして、小さいジャンガリアン、キャンベル、ロボロフスキー、チャイニーズといったドワーフの方が寒さに強く暑さに弱いです。

多頭飼いでゴールデンもドワーフも飼っている場合、ゴールデンの子は寒すぎないか、ドワーフの子は暑すぎないか、ハムスターの種類に合わせて温度を管理してあげましょう。

多頭飼いで色々な種類のハムスターを買っている場合、ハムスターの毛色や体格に合わせて温度を管理しないといけません。

ジャンガリアンのパールホワイトやプディングは肥満になりやすく、寒さに強いのですが暑さに弱いです。

ゴールデンの長毛種も暑さに弱いタイプです。

また、細い個体は暑さも寒さも苦手なので、特に注意する必要があります。

ハムスターの毛の色や長さ、体格に合わせて温度を調整してあげましょう。

ハムスターの温度管理をするときのグッズをご紹介します。

よりしっかりと温度をチェックできるようになったり、自動で温度調整をしてくれるものなので、あるととても便利ですし、飼い主にとってもハムスターにとってもいいことばかりです。

温度・湿度計(最高気温/最低気温記録型)は、最高気温と最低気温を記録するタイプの温度・湿度計です。

気温や湿度を管理すると言っても、24時間365日温度計を見てチェックできるわけではありません。
しかし、最高気温と最低気温を記録してくれる温度計があれば、飼い主が寝ているときや外出しているときの室温の変化がチェックできます。

特に、春や秋は温度変化が激しくハムスターも体調を崩しやすいので、温度・湿度計(最高気温/最低気温記録型)を使ってこまめに測るようにしましょう。

空中サーモスタットは、維持したい温度に合わせて自動的に電源を入れたり切ったりする装置です。
空気中の温度を測り、設定した温度より低ければ電源をオンに、高ければオフにしてくれます。

タイマーが付いている物ですと、一番寒い朝方だけ暖めることもできてとても便利です。

ただし、空中サーモスタットが自動的に調節してくれるから大丈夫、と油断せず、温度計をチェックすることは忘れないでください。

冷暖プレートは、冷・暖を簡単に切り替えることができ、夏も冬も使うことができる装置です。

「冷」モードは室温が25度〜35度の時、室温より5度低いくらいに調節します。「暖」モードは室温が10〜20度の時に38度くらいに制御してくれます。

細かい温度設定はできませんが、暑くても寒くても使うことができてとても便利です。

冷暖プレートを使うときも、冷えすぎていないか、暖めすぎていないか、温度計で管理してあげましょう。