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レッドローチの繁殖スピードがすごい?飼育方法や餌についても紹介

更新日:2024年01月24日

爬虫類や両生類、肉食魚類などの生き餌の維持に困ってはいませんか?この記事では生き餌として優秀で飼育・繁殖が容易なレッドローチについて解説しています。コオロギなどよりも維持しやすいことが特徴でもあります。あなたもレッドローチ飼育に挑戦してみましょう。

レッドローチの繁殖スピードがすごい?飼育方法や餌についても紹介
「昆虫食爬虫類の餌に管理の楽な昆虫っていないかな?」
「レッドローチって最近聞くけどどんな生き物なんだろう?」
「レッドローチとデュビアとどっちが飼いやすい?」
こんな疑問をお持ちの方も多いでしょう。

この記事では餌用昆虫レッドローチの大きさや寿命などの特徴や、デュビアとの違い、飼育方法、繁殖方法について詳しく解説します。ある種の熱帯魚の餌としても優秀なレッドローチ、是非、内容に目を通してください。

この記事を読めば、レッドローチ飼育の上級者になれます。繫殖方法を理解することによって、最初数匹購入するだけで半永久的にレッドローチを飼い続けることもできるようになるでしょう。

餌として優秀で、飼いやすいレッドローチ、あなたも飼育にトライしてみませんか?

レッドローチってどんな生き物?

レッドローチは、チュウトウゴキブリ、トルキスタンゴキブリとも呼ばれ、学名をBlatta lateralisと言います。英語でもRed Roachと呼び 、ゴキブリ目ゴキブリ科に属し、丈夫で繁殖速度が速いことで知られるゴキブリ類の中でも、各段に飼いやすいゴキブリです。

見た目は日本産のゴキブリと大差なく、苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、昆虫食の動物の餌としてメジャーなコオロギなどと比べ繁殖が簡単で、自宅で各サイズを常に用意できるようになるのは、魅力的と言えるでしょう。

大きさ

大きさは、オスが20mm前後、メスは25mm前後です。オスは背中を覆う羽がありますが、メスの羽は6mm程度しかありません。

孵化したばかりの幼虫は1~2mmですので、自宅で繁殖させれば色々なサイズの餌用ゴキブリを常備することができます。

寿命

レッドローチの寿命は約1年と言われています。適切な環境を整え、適切な餌を与えれば、より長く生きますが、簡単に繫殖できるため、寿命にはあまりこだわらなくてもよいでしょう。

特徴

ここからは、レッドローチの特徴について詳しく解説します。コオロギやデュビアなど、他の餌用昆虫と違う、色々な特徴があるのがわかると思います。日本産のゴキブリとの違いもありますので、よく読んでくださいね。

あまり飛ばない

レッドローチのメスは羽が退化しているためまったく飛べません。また、幼虫も羽がないため飛ぶことはありません。唯一飛ぶ能力を持っているのはオスの成虫のみです。

その成虫のオスも地面から飛び上がることはできず、高いところから滑空することができるだけと言われています。

動くスピードが速い

日本産のゴキブリと同様、レッドローチの動くスピードはかなりのものです。生き餌を好む爬虫類はこの速さに食欲を刺激されるようです。餌としてコオロギよりも優秀な点の一つでしょう。

後述するデュビアよりも速く、ピンセットで挟むといっても容易ではなく、その点は難点となるでしょう。

繁殖のスピードがすごい

レッドローチの繁殖スピードには目を見張るものがあります。

レッドローチのメスは孵化後3~6ヶ月で性成熟します。成熟したオスと一緒に飼うことで、メスは2週間に1度くらいのペースで卵鞘を落とし、この卵鞘には10~25個の卵が入っていてほぼ全部孵るでしょう。

最初に100匹くらいの成虫を導入すれば、恐ろしいほどのスピードで殖えますから殖えすぎに注意が必要なくらいです。

静か

コオロギを餌用に飼って、その鳴き声に悩まされている方は多いのではないでしょうか。それに対して、レッドローチは鳴かないのでかなり静かです。音といえばケージ内を動き回るカサカサ音だけで、ほとんど気にならないでしょう。
次のページ:デュビアとの違いって?

初回公開日:2022年06月25日

記載されている内容は2022年06月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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