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デュビアの飼育に必要なものとは?特徴や繁殖方法なども併せて解説

更新日:2024年01月25日

餌用昆虫の飼育、繁殖を自分でやってみたいと思いませんか。この記事では、デュビアの飼育、繫殖について解説していきます。デュビアは大きい成虫となり、昆虫食の動物の餌用として有用であるだけでなく、繁殖も容易です。あなたも、デュビアの飼育、繁殖に挑戦してみてください。

デュビアの飼育に必要なものとは?特徴や繁殖方法なども併せて解説
「爬虫類の餌に大きい昆虫いないかな?」
「昆虫を繁殖させて、餌を自分で用意したいな」
「最近聞くデュビアってどうなんだろう?」
昆虫食の爬虫類、両生類を飼っていると、餌用昆虫を用意することがなかなか大変ではないですか。

この記事では、近年餌用昆虫として注目されているデュビアについて詳しく解説していきます。デュビアは飼育の容易な昆虫です。デュビアの特徴、飼育、繁殖について紹介しましょう。

記事を読んでいただければ、あなたもデュビアをよく知り、飼育、繁殖ができるようになります。コオロギの扱いにくさに困っている方もデュビアが餌として優秀で、飼育が容易なことに気づくでしょう。

昆虫食の動物の餌に困っている方、デュビアの飼育、繁殖に挑戦してみてください。

デュビアの特徴

デュビア(学名Blaptica dubia)は、アルゼンチンモリゴキブリとも呼ばれる、ゴキブリの一種です。野生では南アメリカ大陸の南部に生息しています。非常に飼育が容易で、昆虫食の動物の餌として、注目を集めているゴキブリです。

動きが緩慢なため飼育しやすい

デュビアは動きが緩慢です。デュビアと同じように餌用として飼育されているレッドローチを含む、ゴキブリ類とは思えない緩慢さで動きます。もちろん、俊敏なコオロギよりもゆっくりと動くので、飼育が容易です。

水切れの心配が少ない

デュビアはゴキブリですので、環境の悪化に抵抗力があります。特に、水切れにはコオロギとは段違いの強さです。コオロギを飼っていて、水切れで全滅というのはよく聞く話ですが、デュビアは数日間なら、まったく水分がなくても共食いをしません。

水も容器などで与える必要はなく、餌に水分が含まれていれば充分飼育できます。

食べ物の好き嫌いがない

デュビアは、草食よりの雑食で、なんでも食べると言ってよいでしょう。デュビアを餌とする動物にとって害のないものであれば、なんでも食べさせてかまいません。人間の残飯でも充分に育ちます。

臭いが気にならない

デュビアはゴキブリの一種ですから、多少の臭いがありそうなものですが、植物質の餌を与えている限り、ほとんど臭いません。排泄物もほぼ無臭です。

同じ餌用ゴキブリのレッドローチはコオロギほどではないものの、多少臭いがありますが、デュビアはほぼ無臭と言えます。

季節を問わず繁殖する

昆虫の中には、冬越し、乾季越しなどの経験がないと繁殖を行わない種もいます。デュビアは、環境管理さえしっかりしておけば、一年中繁殖する種です。デュビアは共食いすることがほぼないので、幼虫と成虫を一緒に飼育することもできます。

食べやすいサイズ

デュビアは、成虫になると40~45mmになり、中型の昆虫食の動物の餌に最適です。

また、不完全変態である幼虫は、成虫とほぼ同じ姿をしており、共食いしないので成虫と一緒に飼育できます。幼虫は初令で5mm程度で、小型の昆虫食の動物の餌にも使えるということになります。色々なサイズの昆虫を同時に飼育できるのもメリットです。

生命力がある

デュビアはゴキブリだけあって、非常に生命力があります。デュビアはコオロギなどに比べ、水切れ、餌切れにもかなり強く、簡単なことでは死ぬことはありません。その上、共食いもしないので管理がとても楽です。

デュビアとレッドローチの異なる点


デュビアとレッドローチはどちらもゴキブリです。デュビアが南米産であり、レッドローチは中近東産、飼育環境も似たようなものでしょう。それでは、この2種はどう違うのでしょうか。ここから、解説していきます。
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初回公開日:2022年08月03日

記載されている内容は2022年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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