タランチュラの値段は？飼育できる種類や必要な物もあわせて紹介

「タランチュラ飼育にかかる費用が分からない」
「どんな飼育用品を使えば長生きしてくれるの？」
「いろんな種類がいてお迎えする個体を悩んでいる」
このような疑問や悩みを持っている方もいるのではないでしょうか。

タランチュラはオオツチグモ科に分類されるクモの総称です。その荒々しい見た目とは裏腹に、飼育が比較的容易なことから、ペットとしての飼育が盛んに行われています。

本記事では、タランチュラの種類や飼育にかかる費用、必要な飼育用品について詳しく解説していきます。

記事を読むことで、タランチュラの飼育に必要な基礎知識を手に入れ、飼育開始のハードルが下がるでしょう。

これからタランチュラを飼育し始めようとしている方は是非チェックし、役立ててください。

タランチュラ飼育を始めるにあたって、気になるのはタランチュラ自体の値段でしょう。エキゾチックアニマルがブームになっている中、タランチュラにも値段が高いイメージを持っている方がいるのではないでしょうか。

もちろん種類によっての差はありますが、基本的に1,000円から10,000円程度で購入できるものが多いようです。

注意していただきたいのが、これは幼体での一般的な購入価格です。タランチュラは、幼体からの飼育が一般的となっています。理由があって成体から飼育を始めたいという方は注意しましょう。

ご存じの通り、タランチュラは毒を有している種類が多いクモとなっています。しかし、ヒトを死に至らしめるような猛毒を持つタランチュラは発見されていません。

タランチュラは、主に牙と刺激毛に毒を持っています。牙から分泌されるものはタランチュラトキシンと呼ばれる壊血性の毒ですが、成分配列を見るとヒトには効果がありません。とはいえ、咬まれると強い痛みを生じますので注意しましょう。

刺激毛は、一部のタランチュラに存在している腹部の毛です。威嚇の際に飛ばすことがあり、皮膚に刺さると炎症反応を引き起こす恐れがあります。目に刺さった場合は失明する可能性もあるため、十分に注意しましょう。

タランチュラは肉食性であり、獰猛かつ狂暴というイメージを持たれている方も少なくないでしょう。しかし、種類間の差はありますが基本的におとなしい生物です。自分から攻撃することはほぼないと言っても良いでしょう。

ただし、見た目に反して動きは素早く、不用意に刺激をすると咬むことも少なくありません。取り扱いの際には十分な注意が必要です。

それでも不安な方は、特に温厚と言われる種類を選んで飼育するようにして下さい。

ところで、タランチュラの寿命はどの程度なのでしょうか。ペットとして飼育する以上、できるだけ長生きしてもらいたいと考えるのは自然なことです。

実は、タランチュラの寿命は雌雄で大きな差が生じています。10倍近い差なので、飼育を考える上では見過ごすことができません。

ここからは、タランチュラの寿命について少しだけ解説していきます。

まず、オスの寿命からです。タランチュラのオスは平均して3年程度生きると言われています。また、メスとの交尾後に捕食されてしまうこともあるようです。

メスに比べると寿命は短いですが、メスに比べて脚が長くなる傾向にあるようです。スリムなタランチュラを飼育したい場合はオスを選んでみるのも良いでしょう。

オスの寿命が3年程度ならば、メスはどれくらい生きるのでしょうか。タランチュラのメスは10年から20年生きると言われています。

そもそもタランチュラというクモは非常にタフな生物であり、極端な例だと水だけで約30か月生存していたという話すらあるほどです。

しかし、いくら丈夫といえども強烈なストレスや適さない環境においては短命になってしまいます。種類によって適度な温湿度が変わってくるので、よく調べた上でなるべく長生きさせてあげましょう。

タランチュラの基本情報が分かったところで、次は飼育できる種類について見ていきましょう。

日本にはタランチュラの愛好家が多く、実に様々な種類が市場に流通しています。よく飼育されている人気の種から、なかなかお目にかかれない希少なものまで実に多様です。

今回は、特に人気のある6種類をピックアップして紹介していきます。ここをチェックして、お気に入りのタランチュラを探してみて下さい。