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タランチュラの値段は?飼育できる種類や必要な物もあわせて紹介

更新日:2024年02月01日

タランチュラを飼い始めたいけれど、費用の見当がつかないという方もいるかと思われます。本記事では、タランチュラをお迎えするにあたっての費用や、必要な飼育用品を詳しく解説していきます。タランチュラに興味がある方は是非チェックし、役立ててみてください。

タランチュラの値段は?飼育できる種類や必要な物もあわせて紹介

メキシカン・レッドニー

メキシカン・レッドニーは、メキシコに生息しているタランチュラです。名前の通り、鮮やかな赤を帯びた脚が大きな特徴でしょう。

本種は、一番飼育人口が多いタランチュラとも言われています。綺麗でおとなしく、毒性も低いことが大きな理由でしょう。

とは言え、刺激毛を持っており、威嚇の際に飛ばすことがあります。前述の通り毒性は低いですが、少々の注意は必要です。

それを加味しても余りある魅力を持った本種は、価格も3,000円から10,000円程度と手を出しやすく、タランチュラ初心者には特におすすめしたい種となっています。

チリアンコモン

チリアンコモンはローズヘアータランチュラとも呼ばれており、原産国はチリやアルゼンチンなどです。

本種も非常におとなしく、こちらから攻撃しない場合は咬むこともないため、ハンドリングも可能です。こちらもメキシカン・レッドニーと同じく、タランチュラ飼育の入門種として知られています。

値段は幼体で5,000円程度とお求めやすい価格帯となっています。しかし、原産国であるチリが本種に輸出規制をかけました。なので、野外採集の個体が流通することはありません。今はブリード個体が出回っているので、貴重な本種を飼育してみてはいかがでしょうか。

ブラジリアンブラック

ブラジリアンブラックは、光沢のある毛に少し丸みを帯びたシルエットを持つタランチュラです。ブラジルやパラグアイに生息しています。

本種はその美しい体表と、ゆったりとした動きから非常に人気の高い種になっています。そのうえ非常に丈夫であり、水分補給ができれば乾燥にも多湿にも強いと言われています。

少し成長が遅いという点がネックではありますが、ゆっくりと長く飼育を楽しみたいという方には特におすすめしたい種となっています。

サンタレムピンクヘアード

サンタレムピンクヘアードは、ブラジルはアマゾン川流域、サンタレム地方に生息している大型のタランチュラです。

学名を省略して「ゲニキュ」とも呼ばれ、大きく成長するため非常に人気があります。ただし、性格は少し荒っぽく、動きも素早いため慎重に扱うようにしましょう。

産卵数が多いのも大きな特徴です。そのため、流通数が多く比較的安価でお迎えすることができます。多湿環境を好むため、飼育の際は意識するようにして下さい。

グーティーサファイアオーナメンタル

グーティーサファイアオーナメンタルは、インド中南部に生息するタランチュラで、サファイア色の体表を持つことから、タランチュラきっての美麗種と言われています。しかし、このサファイア色は脱皮直後しか見ることはできないので、飼育者でないとお目にかかるのは難しいでしょう。

美しい外見を持っていますが、気性が荒く俊敏なため、飼育はかなり上級者向けです。

価格は10,000円から40,000円程度となっています。しかし、2019年から輸出入に規制がかかりました。そのため、以前よりは貴重になってしまいましたが、飼育に慣れてきたら思い切ってお迎えしてみてはいかがでしょうか。

ウサンバラオレンジバブーン

全身がオレンジ色に包まれたウサンバラオレンジバブーンは、体長50mm程度と小型のタランチュラです。アフリカ大陸に広く生息しています。

orange bitey thing(オレンジ色の咬むヤツ)とも言われるほど気性は荒く、毒性も強いため初心者向きのタランチュラではありません。しかし、過酷な環境や絶食にも強く、非常に丈夫なため飼育自体は簡単と言われています。

値段は5,000円から14,000円程度と手の届きやすい価格帯です。しかし前述の通り怪我の恐れがあるので、飼育は慎重に行いましょう。

タランチュラの飼育に必要な物は?

ここまでは、タランチュラの基本的な種類やその値段を紹介してきました。ペットの中でも比較的安価でお迎えできることが分かっていただけたでしょうか。

次は、タランチュラの飼育に必要なものを解説します。タランチュラを飼う際は、生息地域に似た環境にしてあげることが必要です。それを踏まえて、適切な環境を構築してあげましょう。

飼育に最低限必要なものを2点紹介します。飼育者もタランチュラも安全に暮らせるように選んでください。
  • 飼育容器
  • 床材

飼育容器

タランチュラを飼育するための飼育容器は、言わずもがな必須です。

脱走は飼育者や個体のみならず、周囲の人や生態系に被害を及ぼす可能性があるので、しっかりとロックがかかるものを選びましょう。

大きさの目安として、レッグスパンの3倍以上の面積を必ず用意してください。

上で紹介したグーティーサファイアオーナメンタルなどの樹上性や、ウサンバラオレンジバブーンといった地中性タランチュラの場合は、高さも意識して選ぶとよいでしょう。
次のページ:タランチュラの分類は?

初回公開日:2022年09月13日

記載されている内容は2022年09月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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