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トビズムカデとはどんな生き物?飼育に必要なものや注意点を紹介

更新日:2024年07月30日

トビズムカデは害虫として嫌に思う方も多いでしょう。しかし、意外にもペットとして人気があることをご存じですか?本記事ではトビズムカデの生態や飼育方法、飼育する際に必要なものをご紹介します。トビズムカデの飼育に興味がある方は、ぜひ本記事をチェックしてみてください。

トビズムカデとはどんな生き物?飼育に必要なものや注意点を紹介
トビズムカデを飼育するのは難しそうと思う方もいるでしょう。しかし、毒や脱走に注意すれば簡単に飼育できます。

飼育する際には温度や湿度に注意が必要です。ここではトビズムカデを飼育する際のポイントや餌は何なのか、またどこで手に入れられるのかをご紹介します。

これを参考に正しい飼育方法を学びましょう。

適切な温度と湿度

トビズムカデを飼育する際の適正温度は22~28℃です。極度の寒暖差や、極寒・猛暑になる地域では時間帯や季節ごとによって温度調整が必要です。ケージの中は平均25℃になるように調整しましょう。

また、トビズムカデは湿度が高い場所を好みます。湿度は約70%に保つようにしましょう。湿度が低い環境で飼育していると、突然死んでしまうこともあるので注意が必要です。

トビズムカデの餌

トビズムカデはコオロギやゴキブリ、ダンゴムシなどの虫を好んで食べます。コオロギを餌として与える場合には、コオロギがトビズムカデに噛みつかないよう、頭を潰してから与えましょう。

また、ドッグフードや昆虫ゼリーなども食べます。ドッグフードは与える前に水で濡らしてふやかす必要があります。ドッグフードや昆虫ゼリーは保管もしやすく安価なため、おすすめの餌のひとつです。

トビズムカデの入手方法

トビズムカデは採取したり、昆虫を販売しているお店やヤフーオークションなどから購入したりできます。採取する場合は、山間部の雑木林の湿度の高くなっている落ち葉や倒木の下、住宅の花壇の下などを探します。

ヤフーオークションでは年中購入できるので、自分で採取するのが難しい方は、ヤフーオークションをチェックするといいでしょう。

トビズムカデを飼育する際の注意点

トビズムカデは簡単に飼育が可能ですが、注意しなければならない点もあります。

それはトビズムカデの毒性やダニの発生などです。特にトビズムカデの毒は危険性が高いため、しっかり対策をする必要があります。こちらを参考に正しく安全に飼育しましょう。

取り扱いに気をつける

トビズムカデは毒をもっているので、取り扱いには十分な注意が必要です。

トビズムカデの毒性は強く、刺されると医療処置が必要になったり、アナフィラキシーショックを引き起こしたりする場合もあります。そのため、餌を与えるときは、ピンセットを使用したり素手で触らないようにしたりと対策をしましょう。

ダニが発生しないようにする

トビズムカデの飼育の際には、ダニの発生にも注意が必要です。ダニがトビズムカデについてしまうと、取り除くのは困難です。そのためケージ内を清潔に保ち、ダニが発生しないようにしましょう。

また、通気性の悪い場所にケージを置いておくとダニが発生しやすいため、風通しのよい日陰に置きましょう。床材に活性炭の粉末を混ぜておくとダニが発生しにくくなります。

トビズムカデの飼育方法を理解しよう



トビズムカデの飼育は比較的簡単です。飼育をする際に特別なものや技術は必要ないので、初心者でも飼育が可能でしょう。

ただし、トビズムカデの毒性やダニなどの注意点もあります。また、温度や湿度にも気をつけましょう。トビズムカデの生態を理解し、取り扱いには十分注意して、安全に飼育しましょう。

飼育するということは飼い主になるという責任があるわけですから、最後までしっかり飼育してあげてくださいね。

初回公開日:2022年10月13日

記載されている内容は2022年10月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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