フクロモモンガの飼育の方法とは？懐かせる方法と必要なグッズ3選

ここまでフクロモモンガについて詳しく見てきましたが、現在、日本で飼育可能なモモンガは3種類のみとなっています。

中には新しく購入したり飼育することが禁止されてしまった種類もありますので、フクロモモンガ以外のモモンガの特徴もちらっと覗いてみましょう。

フクロモモンガについてはここまで細かく紹介してきましたが、大まかに上の表にまとめてみました。ノーマルカラーのアダルト個体であれば安ければ10,000円程度で販売していることもあります。

モモンガの中でもフクロモモンガは、取り扱っているペットショップも多くなっているので比較的手に入りやすい種類です。

里親募集やブリーダーからの購入もできるので、この後説明していきます。

現在アメリカモモンガはワシントン条約により輸入規制されているので、ペットショップに並ぶアメリカモモンガは国内で繁殖させた個体のみになります。

とても神経質な性格なので、フクロモモンガのようにべた慣れにするのは難しいでしょう。ベビー期から飼育すればいくらか懐けることも可能です。

アメリカモモンガの平均価格は15,000円～30,000円で、比較的お迎えしやすい価格で販売されます。

タイリクモモンガは同じモモンガ属のエゾモモンガとの交配によるエゾモモンガの絶滅を防ぐために特定外来種に指定されました。現在は海外からの輸入と新しく購入することは禁止になっています。

禁止になる前から飼っていた個体に関しては申請すればそのまま飼育が可能ですが、絶対に外に放してしまわないように気をつけましょう。

最期に、フクロモモンガを飼育するにあたって必要になる飼育グッズを3つ紹介します。同じ商品でも、購入場所によって値段に差があるので、より安く手に入るショップを見つけましょう。

また、木製のグッズは匂いが染みついたりカビが生える可能性があるので、継続費用として考えるようにしましょう。

こちらはジェックスから販売されているフクロモモンガ用ケージでアクリル製です。付属品として、掴まり網と木のステージが2つついています。

給水ボトルをはめる用の縦長の穴と、ヒーターのコードを通す用の窓が二つついています。

底面と背面のみ木製になっていて隙間に餌の食べ残しや排泄物が挟まっているときは掃除してあげましょう。

飼育していくうえで毎日交換する床材は引き出し部分に入れることができるので交換しやすくなっています。

次に必要となる飼育グッズが止まり木です。

道に落ちている木を拾って使う人もいますが、害虫や虫よけ駆除をしている場所に落ちている木はフクロモモンガの健康を害する恐れがあるので止めましょう。

こちらのSANKOのスパイラル・パーチはマレーシア産の天然木のツル部分で、ネットサイトで購入する際はあまり湾曲していない物が届く場合もあるそうです。

こちらの購入を検討中の方はペットショップや店頭で気に入ったデザインのものを選ぶ方がです。