フクロモモンガの飼育の方法とは？懐かせる方法と必要なグッズ3選

大きな黒い瞳で見つめられると思わず笑顔になってしまうフクロモモンガが、人に懐きやすく育てやすくペットとして今急上昇中です。

今回はフクロモモンガの生態についての基礎知識や種類ごとの特徴の違い、フクロモモンガ飼育グッズなどを紹介していきます。

アダルト期を迎えたフクロモモンガの体長は小さめの子だと12cmほどで大柄な子だとしっぽの長さも含めて30cmになる個体もいます。

平均的にオスの方がメスより体が大きくなる個体が多いですが、日々のエサの与え方やケージの大きさ、運動量などの飼育方法によって変わってきます。

おやつのあげ過ぎや太らせ過ぎは病気のもとにもなるので動き回りにくくなるほど太らせるのはやめましょう。

モモンガの鳴き声は大きく分けて3種類あります。仲間を呼ぶときや飼い主に構って欲しいとき、メスが発情しているときには「アンッアンッ」「キャンッキャンッ」という鳴き声を出します。

一つ目の「アンッアンッ」「キャンッキャンッ」と一緒に出す場合が多い鳴き声が甘えているときの「シューシュー」という鳴き声です。

たまに排泄する際にも「シューシュー」と鳴き声を出すこともあります。

威嚇するときにも「ジコジコ」という鳴き声を出すことがあります。怖がっているときは無理に接触するのは控えます。

フクロモモンガの平均寿命は野生であれば5～8年ほどです。飼い主に懐いていて栄養バランスの摂れた食事を与え、ストレスの少ない飼育環境で育てれば10年以上生きる個体もいます。

フクロモモンガをペットとして飼う人が増えたため、多くのメーカーからフクロモモンガ専用のフード、ペレットが販売されています。

家のフクロモモンガの好みを探りつつ色々なフードを試してみましょう。

フクロモモンガの基本の性格は神経質で寂しがり屋ですが、人になつく個体もいます。

元々の性格や、飼育環境、触れ合い方で個体差が出てくるので、フクロモモンガとの上手な付き合い方を見ていきましょう。

ベビー期からしっかりお世話をしていくと飼い主に「べた慣れ」状態の甘えんぼになることが多いですが、基本的にはフクロモモンガは神経質な動物です。

ケージ内をきれいに掃除し過ぎて自分の匂いが全くなくなってしまったり、ケージのレイアウトがコロコロと変えられてしまうと神経質なフクロモモンガにとってはストレスになります。

また、人間に慣れていない状態のまま飼育をしていると、エサを与えるだけでも警戒して威嚇をするのでフクロモモンガ自体のストレスが溜まってしまいます。

長生きのためにもできるだけ触れ合う時間を作ることがです。

フクロモモンガは警戒心が強い個体もいれば、すぐに飼い主になつく個体もいます。また、最初は威嚇をしていた子が飼育していくうちにべた慣れになることもあります。

ペットショップで購入する場合、外国から輸入された個体が多いので人間に恐怖心を持っている子が多くみられます。

ペットショップの店員さんがお迎えまでにどのように接していたか、また複数のフクロモモンガを一緒に売っている場合はどの子がどのような性格か購入前に確認しましょう。

この後にも説明していきますが、べた慣れにしたいのであればペットショップではなくブリーダーからの購入もです。