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可愛いモモンガをペットにしよう!飼い方まとめ|種類・寿命・値段

更新日:2024年10月17日

リスのような見た目でくりくりとした大きな目・小さな手・ふわふわの毛のモモンガはとても可愛らしい生き物です。身体を羽のように広げて何十メートルも空を飛べるのも、モモンガならではの魅力です。種類や生態、そして飼い方や気をつけるべき点などをご紹介していきます。

可愛いモモンガをペットにしよう!飼い方まとめ|種類・寿命・値段

モモンガとは?

身体の一部を羽のように広げて、木と木の間を何十メートルも空を飛ぶことができるモモンガ。目がくりくりとして大きく、ポケットサイズの小さな体はとても可愛いらしく、ペットにしたい・癒されたいと実際に飼う方は増えてきています。

そんなモモンガはとても警戒心が強く臆病で、匂いや音にも敏感な神経質な性格の持ち主です。可愛いから撫でたい触りたいと思っていても、慣れるまでは威嚇をしたり巣から姿を現さないこともよくあります。

寿命は小動物の中でも比較的に長いですが、部屋で遊ばせているときの事故や誤った飼育環境により、短い年月で命を落としてしまうケースもあります。

モモンガの種類

モモンガは森林地帯の木々の間を自由に空を飛ぶための飛膜がついているのが特徴です。生息しているエリアによって体の大きさ・性格・体毛の色が異なり、さらに食事の内容も異なります。

主に夜行性のため、日中家を空ける方や夜餌や掃除などの世話をしてあげられる方にです。

ペットとして販売されている主に3つの種類のそれぞれの特徴・性格などをご紹介していきます。
価格1万~6万円
寿命野生は5年前後、ペットでは10年前後
モモンガの特徴体長が12㎝~15㎝の間

タイリクモモンガ

フィンランドからアジア圏、日本国内では北海道に生息するタイリクモモンガは、体長12-23cm、体重90-170gほどで他の種類のモモンガと比べると比較的大きめです。

寿命は5年ほど、ペット下では適切に育てると10年以上が可能です。

背面はグレイと茶色のミックスカラーにお腹部分は真っ白い色をしていて、目の周りが黒く縁取られているのが特徴です。

神経質でデリケートですが、慣れてしまうとかまってほしい時だけ甘えるといった猫のような性格です。

外来生物法により近年ではタイリクモモンガのペットとしての飼育が禁止されており、一部研究や展示などの目的に限り許可の申請をすることで輸入が可能です。以前からペットとして飼育している方は、申請を出すことで引き続き飼うことができます。

アメリカモモンガ

アメリカ・カナダ・メキシコ周辺に生息するアメリカモモンガは、体長13-15cm、体重45-115gとタイリクモモンガより体が小さめです。

寿命は5年ほど、ペット下では適切に育てると10年以上が可能です。

背中は灰色がかった茶褐色で、お腹部分はホワイトに近いクリーム色をしています。

野生下では寒い冬をしのぐため集団で過ごすことはありますが、基本的に警戒心がとても強く臆病で神経質な性格なため単独で行動しています。ペットで飼う際も複数での飼育には向いていません。

フクロモモンガ

インドネシア・オーストラリア・パプアニューギニアに生息するフクロモモンガは、体長12-15cm、体重95-160g、尾長は12-15cmほどです。

寿命は5-7年、ペット下で適切に育てると10年以上が可能です。

背面の体毛はさまざまあり、ノーマルはグレイでその他にはブラック・ブラウン・クリーム・レッド色のシナモンなどあります。

背面の体色によって変わりますが、お腹部分はメスはクリーム色・オスは真っ白と性別で異なりますが、頭からお尻にかけて縞模様がついているのがフクロモモンガの魅力です。

タイリクモモンガ・アメリカモモンガとは異なり、フクロと名前のとおりメスのお腹部分にはカンガルーと同じと育児嚢呼ばれる袋の中で1-3匹の子を育てします。

他のモモンガと異なり、1匹のオスと5-6匹のメスの群れで生活しているのが特徴です。

ムササビとモモンガの違いとは?

まず体の大きさが異なりモモンガは一般的に20cmほどの大きさなので空飛ぶハンカチ、ムササビは体長50cmほどと2倍以上大きいので空飛ぶ座布団と言われています。

滑空技術はお互いとても優れていていますが、飛膜の付き方が異なることで距離数が差があります。

モモンガは前脚から後ろ脚にかけて張られており、20-30mほど飛ぶことができます。ムササビは前脚から後ろ脚にかけてと、さらに首から前脚・後ろ脚から尻尾にかけてと飛膜の面積が広いため、120m以上も滑空できる違いがあります。

似ている部分はネズミ目リス科に属し夜行性であることと、他の動物と違い飛膜を使い長距離間木と木を飛び移ることできることです。

モモンガの餌

モモンガは雑食性で昆虫・樹液・果実・花の蜜などを食べ、野生下と飼育下でも食べるものが異なります。

またモモンガの種類によっても、昆虫をメインとして食べたり、果物や花の蜜をメインにしたりと食事の傾向は異なります。

果物・野菜・昆虫などできるだけバランスがとれたもので、新鮮なものを活動時間の夕方に1日1回あげましょう。
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初回公開日:2019年08月28日

記載されている内容は2019年08月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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