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フクロモモンガの爪切りの方法は?コツやおすすめのハサミも紹介

更新日:2024年10月17日

フクロモモンガの爪切りについて、上手に行うポイントをご存じでしょうか。本記事では、飼育する上で欠かせないフクロモモンガの爪切りが必要な理由や、ポイントについて解説しています。フクロモモンガの爪切りが上手くできずにお困りの際は、ぜひチェックしてみてください。

フクロモモンガの爪切りの方法は?コツやおすすめのハサミも紹介
「一緒に遊びたいけど爪が刺さって痛い」
「タオルに爪が引っかかって動きづらそう」
「爪を切ろうとすると暴れてしまう」
フクロモモンガを飼育する中で、このようなお悩みを抱えたことはありませんか。

フクロモモンガは本来樹上で生活しているため、木にしっかりとしがみついたり上り下りしたりするために、かぎ爪のように爪が鋭くなっています。野生では自然に適切な長さに削られますが、飼育下では爪のケアが必要です。

しかし、爪切りをしようとしてもおびえて暴れてしまうことは、警戒心の強いフクロモモンガにとっては自然なことです。

この記事では、フクロモモンガの爪切りの方法やおすすめのハサミなどを紹介しています。フクロモモンガと飼い主さんの双方が快適に生活するためにも、爪切りで悩んでいる方はぜひ最後までチェックしてみてください。

爪が伸びてしまうとどうなるのか

フクロモモンガの爪切りはなぜ必要なのでしょうか。爪が伸びる程度には個体差もありますが、そもそも爪切りは必要ないという方もいます。切る必要がないなら、嫌がるフクロモモンガの爪を無理に切りたくないというのが飼い主さんの本音でしょう。

それでは、フクロモモンガの爪が伸びているとどのようなデメリットがあるのでしょうか。少し詳しく解説していきます。

巻き爪になりやすい

フクロモモンガの爪は伸びてくるとカーブを描き、巻き爪になってしまうことがあります。巻き爪になると歩きにくいだけではなく、そのまま手足に食い込んでしまうこともあります。

そのような状況では、飼い主さん自身で爪切りをしてあげることは難しくなってしまうでしょう。フクロモモンガの安全のためにも爪のケアが必要です。

人や他のペットを傷つけてしまうことも

フクロモモンガは野生化では群れでコミュニティを作り生活しています。そのため、飼育下では飼い主さんが相手をしたり遊んだりする必要があります。

しかし、爪が伸びている時にケージから出すと飼い主さんの肌に爪が食い込み、痛くて遊ぶどころではなくなってしまいます。また、他のペットや多頭飼いしている場合には他の動物たちを傷つけてしまうこともあるため、爪をそのままにしておくことはとても危険です。

フクロモモンガの爪切りの方法

フクロモモンガを飼育する上で爪のケアは必須と言えます。それでは、爪のケアはどのように行うのでしょうか。フクロモモンガは人間のように言葉で訴えられない上に、小さな傷が取り返しのつかない結果を招くこともあります。

お迎えする時に爪のケアについて教えてもらえることもありますが、フクロモモンガの安全のために、爪切りの正しい方法を改めて確認しておきましょう。

切るのは前足5本と後ろ足は親指以外の爪

フクロモモンガは5本指ですが、後ろ足の親指にはもともと爪が生えていません。そのため、爪を切る必要があるのは前足5本と後ろ足4本ですので、合計で18本です。

18本と聞くと、ハードルが高くて大変そうと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。爪切りに慣れていて、おとなしくしてくれるようなら一度に爪を切ることもできますが、嫌がるようであれば少しずつ切っていきましょう。

伸びた爪を1mm程度ハサミで切る

フクロモモンガの爪切りの長さは、伸びた部分の1mm程度を切るくらいで十分です。爪切りは巻き爪の予防と人や動物、フクロモモンガ自身を傷つけないために行います。そのため、先端を少し切って丸く整える程度で問題ありません。

また、フクロモモンガの爪をよく観察するとピンク色の部分がありますが、このあたりに血管が通っています。そのため、切りすぎてしまうと出血の可能性があるので注意しましょう。

爪が伸びるスピードは個体差がある

フクロモモンガの爪が伸びるスピードには個体差があり、飼育環境によっても伸び具合が異なります。その為、爪を切る頻度について月に何回というような正解はありません。週に1度必要ということもあれば、爪切りしなくても支障がない場合もあります。

普段からよく観察して、布類に引っかかりやすいなど兆候を見つけるか、手などにのせていたい時などに切ってあげましょう。

フクロモモンガの爪を切る時のポイント

次のページ:フクロモモンガの爪を切る時におすすめのハサミ

初回公開日:2022年08月05日

記載されている内容は2022年08月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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