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ペットのハリネズミの値段とペットシーツ・ホテル

更新日:2024年10月14日

近年ペットとしてが高まっているハリネズミですが、まだまだメジャーというわけではありません。いくらくらいするのか、餌はどんなものを食べるのかなど、飼う際のポイントをまとめましたので、これから飼う方はぜひ参考にしてください。

ペットのハリネズミの値段とペットシーツ・ホテル

ハリネズミっていくらするの?

ハリネズミの価格は10,000円~40,000円と幅があります。ハリネズミはペットの中でも上昇中ではありますが、一般的に売られている犬猫とは違い、地方だとやはり流通が限られているため高めになる傾向があります。海外産なのか国産なのか、色の違い、量販店かブリーダーさんがこだわりをもって育てた個体かなどによって、値段に差が生じます。

ハリネズミはとても臆病な動物として知られています。良質なブリーダーさんの元に生まれた個体の方が値段は高くとも人馴れするようトレーニングされ、飼い始めてから懐きやすいといったメリットもあります。海外産など安い個体では好ましくない環境下で育っていて、人に馴れにくい個体もいます。

値段ばかりではなく、個体の状態をよく確認してからじっくり吟味してハリネズミを迎えしましょう。

ペットのハリネズミにはどんなペットシーツを選べば良いの?

ハリネズミの床材はさまざまで、ウッドチップ、広葉樹マット、コーンリター、人工芝、ペットシーツなどがあります。中でもペットシーツは掃除のしやすさなどからとてもです。

一般的に売られているペットシーツは、お値段やサイズもそれぞれ違いますし、厚手、薄手、消臭機能がついているか、吸水ポリマーが使われているか、などの特徴があります。

ハリネズミはネズミという名前はついていますが、モグラの仲間です。穴を掘る習性を備えているため、ペットシーツなどを掘ってボロボロにしてしまう個体もいます。ペットシーツは糞尿の水分を吸収するための吸水ポリマーが含まれているものが多いので、誤飲誤食が心配です。

基本的には何を選んでも良いのですが、ハリネズミの様子を見て必要なら吸水ポリマーの入っていないタイプのものを選ぶと良いでしょう。

ハリネズミがシートを破る時はどうする?

ハリネズミって何を食べるの?

野生のハリネズミの主食は昆虫です。しかし、ペットとして飼う場合にはハリネズミ用のフードが売っていますので、そちらを利用すると良いでしょう。ただし、ハリネズミは飽きてしまうと食べなくなります。ペットショップなどでいくつかのフードを購入し、毎回違ったものを与えたり、配合してみたり、毎回飽きが来ないように工夫できれば理想的です。

また、ミルワームやピンクマウスなども大好きです。しかし、太りやすい、栄養が偏るなどの欠点がありますので、主食はフードにし、おやつ程度にするのがベストです。おやつの回数としては1日に2回あげるとか、1週間に1回程度が適量だというハリ飼いさんもいます。

いずれにせよ脂肪分の多いものですので、好むとはいえあげすぎないよう注意しましょう。あげすぎるとペットフードを食べなくなるハリネズミもいますので注意しましょう。

ハリネズミにとって、どのくらいの温湿度がベストなの?

ハリネズミの育成には温度管理、湿度管理が必要です。ペットとして流通しているのは現在ではヨツユビハリネズミ、別名ピグミーヘッジホッグがほとんどです。原産国はアフリカのサバンナで土の中に穴を掘って生活しています。そのため、日本の高温多湿な気候はハリネズミにとっては過酷であると言えます。冬の寒さや夏の湿気などは特に注意が必要です。

ハリネズミにとっての快適な温湿度は、温度が24℃~27℃程度、湿度が40%以下が理想です。ハリネズミは温度が20度以下になると冬眠します。正確には冬眠する種ではないので、低体温で動かなくなっている状態である事が多いです。また、30度以上になると夏眠状態となり、動かなくなる個体もいます。夏眠とまではいかなくても、熱中症にかかる事もあります。

ハリネズミのペットヒーターって何を使ったらよいの?

ハリネズミにとって冬の寒さ対策は重要です。湿度に関しては冬場は湿度が低くなりますので、管理はそれほど難しくはありませんが、念のため温湿度計で40~50%以下になっているか確認をしましょう。

寒さ対策に関しては、いくつかのペットヒーターを組み合わせて使うと良いでしょう。ゲージの上から温めるもの、ゲージの下にひいて温めるもの、ゲージの中でハリネズミが直接触れるように置くものなど、さまざまなペットヒーターがあります。

いずれの場合も、ゲージ内温度が25℃から27℃くらいになるのがベストです。温湿度計を用いて温度が維持できるように気を付けましょう。ただし、ペットヒーターはゲージ全体で使わずに、ハリネズミが暑くなったら退避できるような場所を一部作っておきましょう。

ハリネズミの暑さ対策って何をしたら良いの?

夏場の湿度はハリネズミのためには40%以下が理想ですが、最低でも60%以下に抑えるようにしましょう。ハリネズミはダニアレルギーにかかる子もいます。湿度が高いとダニも発生しやすくなりますし、食べ物など不衛生になりがちです。

一番簡単な温湿度対策は、エアコンをつけっぱなしにする事です。エアコンをつければ、必然的に湿度が下がりますし、温度管理も容易です。電気代がかかりますが、ハリネズミのためにつけっぱなしにするハリ飼いさんも多いです。ただし、ハリネズミは寒さに弱い生き物です。適度な温湿度かどうかをたまに確認すること、直接風の当たる場所にハリネズミのゲージを置かない事に気を付けてください。

あまり暑さが厳しくない春や秋にはペットボトルを凍らせて、ゲージの上に置いて冷やすハリ飼いさんもいます。結露した水がゲージ内部に落ちないように、タオルを巻くなど対策を行って使用してください。
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初回公開日:2017年11月26日

記載されている内容は2017年11月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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