ハリネズミの平均体重とは？身長と体重比で肥満度チェックしよう

現在、日本国内のペットショップで購入できるハリネズミは、ほとんどが「ヨツユビハリネズミ」（ピグミーヘッジホッグ）と言う種類のハリネズミです。

このハリネズミの理想的な体型は「ひょうたん型」または「ぼってり型」と言われていて、少し丸っこく、太って見えるような体型が理想とされています。

ハリネズミは、非常にデリケートでストレスを感じやすい動物です。「暑さ」「寒さ」「臭い」「音」などに敏感で、環境が変わる事にもストレスを感じます。

家に迎えた直後は、なるべく触らず、ゆっくり環境に慣れさせる必要があります。

ハリネズミは、エキゾチックアニマルと言われる小動物の中でも、比較的飼いやすい種類です。

ペットショップでは1～3万円ほどで購入でき、カラーによって値段が変わってくる傾向にあります。また国産のハリネズミは、ブリーダーさんから購入することも可能です。

ハリネズミのが高いにもかかわらず、今もって情報が少ないため、飼いやすいと言っても、身長・体重がどれくらいになるのか、非常に気になるところです。

ハリネズミの平均体重はどれくらいなのか、肥満になることはあるのかなどを調べてみました。

ハリネズミにも個体差があり、一概にこれがベスト体重とは言えませんが、オス・500～600グラム、メス・250～400グラムとされています。

もし肥満が気になるようであれば、運動でダイエットさせることをします。ハリネズミ用の回し車やハリネズミ用のおもちゃを使って運動させて、体重管理に役立てましょう。

また、食事でダイエットをさせる場合は、高たんぱく・低脂肪のハリネズミのダイエット用のフードに徐々に変えて行ったり、おやつの与えすぎを見直すことが必要です。

産まれたばかりのハリネズミの体重は、オスが約15グラム、メスが約10グラム、体長は約2.5センチです。

生まれた直後に親子をストレスにさらしたり、触れて人間の臭いがついてしまうと、ハリネズミは「子食い」「子育て放棄」などの行動に出る場合があります。

妊娠・出産のデリケートな時期には、なるべく手を掛けず、大きな音などにも気を付けて、できるだけそっとしておきましょう。

子供の頃のハリネズミは好奇心が旺盛で、時にはケージから脱走することもあるほど活発に動き回る子もいます。また、針を立てることも少ないです。

ハリネズミは、離乳の時期、約2～3カ月で大人と同じサイズになり、この時期のハリネズミの体重は、個体差はありますが約250～600グラムだと言われています。

大人のハリネズミの特徴は、子供の頃と違い警戒心が強く、臆病で神経質な性格の子が多いです。

ただし、性格にも個体差があるため、手のひらに乗って寝てしまう子など、飼い主にたいへん慣れる子もいます。

それには、小さいころから飼い主の臭いを覚えさせ、徐々にスキンシップを取り慣らしていくことが必要です。病気の早期発見にもつながるので、スキンシップは大切です。