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世界と日本猿の種類|中国/日本/大きい/小さい/ペット/性格

更新日:2024年10月17日

私達が身近に目にする猿といえばニホンザルです。昔話や干支にもなるこのお猿さん以外にも、世界には沢山の種類の猿がいて、人を含めればその数は220種類にもなります。今回は、そんな猿の種類の説明や、ペットとして買う場合に猿について紹介していきます。

世界と日本猿の種類|中国/日本/大きい/小さい/ペット/性格

国別猿の種類一覧

人間に近いけれども、人間ではない猿は、不思議な存在感を持った動物です。今回はそんな猿の生態に迫っていきます。ところで、一口に猿といっても、世界中にはたくさんの種類の猿がいます。まずは、国別に猿の種類を紹介します。

中国

チベットマカク

日本ではチベットモンキーという名前で知られている猿です。中国南部から東部の山岳地帯に生息している、マカクの種類の中でも大きい体を持っています。口の周りに髭のように長い体毛があることが特徴です。

チベットマカクはニホンザルと同様に、群れで複数のオスとメスの猿が集団で行動する性質を持っています。そして、その大人の猿同士の対話は、自分とは赤の他人になる子猿をお互いに抱え、敵意がないことを示すというユニークなものです。

また、名前に「チベット」と付いてはいますが、チベットマカクはチベット周辺には生息していません。

日本

ニホンザル

日本人にはもう馴染みの深いニホンザルは、本州、四国、九州に生息していて、猿をイメージした場合にこの種類の猿が浮かぶ人も多いでしょう。「桃太郎」や「さるかに合戦」など昔話にもよく出てきます。

ニホンザル以外の種類の猿は、主に熱帯地方などに分布していることが多いために、冬に雪の中にいる猿は海外の人から見ると非常に珍しく、英語では「Snow monkey」などと呼ばれる事があります。

ボス猿がいて、集団で行動したりする猿ではありますが、とても厳しい規律などがあるというわけでもなく、グループ全体はとても仲がよく、仲間を大切にする傾向が強いという特徴もあります。

コンゴ共和国など

チンパンジー

テレビなどでよく見かける、賢いイメージが強い猿がチンパンジーです。コンゴや中央アフリカ、ガーナ、ナイジェリアなど、生息地はゴリラとほぼ同じです。顔以外の場所に黒い毛を持ち、尻尾はありません。

見た目とは裏腹に、非常に凶暴な性格で、怪力の持ち主です。アメリカではチンパンジーが車を襲撃し、フロントガラスを破壊。中に乗っていた人を車から引きずり下ろし、殺してしまうという事件がありました。

大きさ別猿の種類

体重わずか100グラムの小さい猿「メガネザル」

メガネザルはインドネシアのボルネオ島や、フィリピン諸島付近に生息している、猿の種類の中では世界で一番小さな体の持ち主です。英語名は「ターシャ」。基本的に夜行性であるために、夜でも物が見れるようにと大きな目をしています。

体重はわずか100グラムで、大きさは人間の手のひらに乗るほどしかありません。大きな目の1つの重さは3グラムで、これはメガネザルの脳みその重さと全く同じです。木の上にいることが主ですが、地上にいる時はピョンピョンと跳ねるように移動します。

また、非常に繊細な猿で、ストレスを感じると硬い岩などに頭をぶつけたり、水に頭を入れて自殺を図ろうとするという、猿の種類の中では非常に珍しい生態を持っています。そのために飼育は注意をしなければいけません。

世界で有数大きい猿はゴリラ

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初回公開日:2017年11月21日

記載されている内容は2017年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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