レッサーパンダはペットとして飼育できるのか|販売/価格
更新日:2024年10月19日
レッサーパンダはペットとして飼育できるの?
動物園の者のレッサーパンダ。別名『アカパンダ』とも呼ばれます。このレッサーパンダが日本でも一躍有名になったきっかけ、二本足で立つ姿が可愛らしい『風太』くんの存在も記憶に新しいです。
動物園で見るレッサーパンダの愛くるしい姿を見ると『自分でペットとして飼育してみたい』と思う方も多いのではないでしょうか。レッサーパンダをペットとして飼育できるのか、ペットフードはあるのか、飼育環境などをご紹介していきます。
動物園で見るレッサーパンダの愛くるしい姿を見ると『自分でペットとして飼育してみたい』と思う方も多いのではないでしょうか。レッサーパンダをペットとして飼育できるのか、ペットフードはあるのか、飼育環境などをご紹介していきます。
レッサーパンダの生育状況
レッサーパンダは、主に中国南部の山地や森林に分布し、冷涼で湿潤な気候を好みます。中国での生息数は6,000~7,000頭で、全世界では約800頭が動物園などで飼育されています。
レッサーパンダは、ネパールレッサーパンダとシセンレッサーパンダの2種類に分かれており、日本で飼育されているものはほとんどかシセンレッサーパンダです。そのシセンレッサーパンダの飼育数のうち約半数を日本の動物園で飼育しています。
レッサーパンダは、ネパールレッサーパンダとシセンレッサーパンダの2種類に分かれており、日本で飼育されているものはほとんどかシセンレッサーパンダです。そのシセンレッサーパンダの飼育数のうち約半数を日本の動物園で飼育しています。
レッサーパンダの愛くるしい姿
レッサーパンダをペットにできる?できない?
レッサーパンダをペットとして飼育できるのか。答えは残念ながら『NO』です。世界中のペットショップを探してもレッサーパンダを販売しているお店はありません。なぜならレッサーパンダは商品として流通していないからです。
ワシントン条約による規制
レッドリストとは?
世界中で絶滅のおそれのある動物をリストアップした「レッドリスト(正式名称:絶滅のおそれのある種のレッドリスト)」は、スイスのグランに本部を置く、IUCN(国際自然保護連合)により発表されています。
レッドリストには「絶滅」「野生絶滅」「絶滅危惧IA類」「絶滅危惧IB類」「絶滅危惧II類」「準絶滅危惧」「情報不足」「絶滅のおそれのある地域個体群」などのカテゴリーがあります。レッサーパンダはその中でも「絶滅危惧II類」という絶滅の危険が増大している種が分類されるカテゴリーに指定されています。
レッドリストには「絶滅」「野生絶滅」「絶滅危惧IA類」「絶滅危惧IB類」「絶滅危惧II類」「準絶滅危惧」「情報不足」「絶滅のおそれのある地域個体群」などのカテゴリーがあります。レッサーパンダはその中でも「絶滅危惧II類」という絶滅の危険が増大している種が分類されるカテゴリーに指定されています。
ペット用のレッサーパンダを販売している?価格は?
レッサーパンダはペットとして販売されているのでしょうか。もし、ペットとして販売されているなら飼ってみたいと思う方も多いでしょう。しかし、残念ながらペットとしては販売されていません。ペットショップへ行っても、インターネットのペット販売サイトを見ても、どこにも売られておりません。
ワシントン条約の項目でも触れましたが、レッサーパンダはワシントン条約のなかでも最も規制が強い「付属書1」に分類されているので、学術研究目的での取引は可能ですが商業目的での取引は禁止とされています。
ですので、残念ながら価格のつけようがありません。ペットとして流通することはおろか、輸入・輸出も簡単にはできません。動物園で会えるレッサーパンダはそれほど貴重な存在なのがおわかりいただけるでしょう。
ワシントン条約の項目でも触れましたが、レッサーパンダはワシントン条約のなかでも最も規制が強い「付属書1」に分類されているので、学術研究目的での取引は可能ですが商業目的での取引は禁止とされています。
ですので、残念ながら価格のつけようがありません。ペットとして流通することはおろか、輸入・輸出も簡単にはできません。動物園で会えるレッサーパンダはそれほど貴重な存在なのがおわかりいただけるでしょう。
動物園間の受け渡しは可能?
レッサーパンダに必要な飼育環境
レッサーパンダはどのような環境で、どのような餌を食べて生活しているのでしょう。ペット用の餌はあるのでしょうか。レッサーパンダが過ごしやすい環境や餌などをご紹介します。
初回公開日:2017年11月06日
記載されている内容は2017年11月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。