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動物園の象の寿命・人間との差・歯・タイにいる|はなこ

更新日:2024年09月23日

動物園の者といえば象ですが、象の寿命はどのぐらいなのでしょう。人間と変わらないぐらい長生きできるのでしょうか?また動物園にいる象と野生の象では寿命の違いがあるのはなぜなのでしょう。象の寿命や象の歯の寿命につてもご紹介していきます。

動物園の象の寿命・人間との差・歯・タイにいる|はなこ
象と人間の寿命の差はどのぐらいあるのでしょうか。人間の寿命は、国や男女別に見ても異なりますが、日本人の平均寿命は男女とも平均で80歳を超えています。100歳を超えた人は、2015年時点で6万人以上もいたとのことです。

年々、人間の寿命は延びています。野生の象の平均寿命は70年~80年ぐらいですから、だいたい人間の寿命と大差はないのかなと感じます。ただ、人間のように100年以上生きた象はなかなかいないのではないでしょうか。

人間と象の平均寿命はほとんど変わりませんが、象は人間のように平均寿命より長生きする象もいないということです。とはいえ、ほかの動物に比べれば、とても長生きする動物です。

タイにいる象の寿命

タイといえば代表的な動物といえば象が思い浮かびませんか。タイの人たちは、昔から象と関わりを持って歩み生活しています。象のことをタイ語では「チャーン」と呼びます。タイではとても大切で特別な動物です。

タイに生息している野生象(アジアゾウ)は約2500頭生存しています。以前はもっと多くの象が生存していましたが、象が生きる環境がなくなってきたということもあり、減少しているのが現状です。使役の象は約2200頭ほどいます。これらの象は、絶滅危惧種に指定されています。

寿命について

アジアゾウの寿命については、上記でもご紹介したように動物園で飼育されている象は18.9年、使役象は41.7年です。働いている象の方が長生きできるという結果が出ています。

タイでは、象に乗る体験ができる観光地があります。しかし、象乗りができるように調教され、虐待されている象もいるということです。とはいえ、タイの人々も生活があるので象を使役して、働かせなくてはいけないことがあるのも現状です。

重労働や虐待をされている象の寿命は、40年も生きることは難しいのではないでしょうか。もちろんすべての象使いが虐待をしているわけではありません。人間と象が信頼関係を築き上げて、幸せな象もたくさんいることでしょう。

象が絶滅してしまわないためにも、人間と象の関係がよくなり、すべての象と共存できる環境が整うことを祈るばかりです。

象の寿命は長い

象の寿命は、人間と変わらないぐらいの寿命であることがわかりました。もちろん象の生活環境によって、寿命の長さが違います。

野生で育つ象と、動物園で飼育されている象には寿命の違いがありました。やはり野生で育つ象の方が長生きするということが分かりました。でも、日本には長生きした象のはなこがいました。動物園で飼育されていましたが、69歳まで長生きしたのは驚きです。

また、現在ではアジアゾウは過去40年で50%も減少しています。密猟や象の生きる環境がなくなってきたりなど、象がこのままでは絶滅してしまう日もそう遠くはないのではないでしょうか。象の寿命が長いはずなのに、短くしてしまう環境をどうにかしなくてはなりません。

初回公開日:2018年01月27日

記載されている内容は2018年01月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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