カピバラはペットとして飼えるのか?生態や価格|飼い方を解説
更新日:2024年10月21日
カピバラの生態とは?
和名「オニテンジクネズミ」とあるように、カピバラはネズミの仲間です。
愛らしいカピバラをペットで迎入れるためにも、カピバラの生態について把握しておきましょう。
愛らしいカピバラをペットで迎入れるためにも、カピバラの生態について把握しておきましょう。
カピバラの生息分布
カピバラの生息分布は、主にブラジルやベネズエラなどの南米大陸です。
生息地は主に熱帯雨林が中心で、基本的には陸の上ですが、水の中に潜ることもあります。水の中に潜るのは敵から身を守るためで、最長5分は潜ることが可能です。
また水中に潜るのは、病気から身を守るためです。もし水に入らず皮膚が乾燥すると、病気にかかりやすくなります。
生息地は主に熱帯雨林が中心で、基本的には陸の上ですが、水の中に潜ることもあります。水の中に潜るのは敵から身を守るためで、最長5分は潜ることが可能です。
また水中に潜るのは、病気から身を守るためです。もし水に入らず皮膚が乾燥すると、病気にかかりやすくなります。
カピバラの大きさや特徴
カピバラの大きさは、鼻先からお尻までの長さは1.1m~1.3m前後、地面から肩までの高さは50cm~62cmです。海外旅行用のアタッシュケースと、同サイズと見て良いでしょう。
カピバラの特徴は、体中を覆う硬い毛です。子供の頃は柔らかく短い毛をしているものの、大人になると長く硬い毛になります。またネズミの特徴とも言える、長い尻尾はありません。
そして大きな鼻に小さな耳とつぶら眼という愛らしい顔立ちも、カピバラの特徴と言えるでしょう。
カピバラの特徴は、体中を覆う硬い毛です。子供の頃は柔らかく短い毛をしているものの、大人になると長く硬い毛になります。またネズミの特徴とも言える、長い尻尾はありません。
そして大きな鼻に小さな耳とつぶら眼という愛らしい顔立ちも、カピバラの特徴と言えるでしょう。
カピバラの食事
カピバラは草食系で、野生であれば水辺付近にある植物が主な食事メニューです。また動物園で飼われているカピバラの場合は、食事メニューに野菜やペレットも含まれます。
カピバラはげっ歯類のため歯はどんどん伸び、もし伸び切ってしまうと食事がとれなくなります。そこでペレットを食事に加えることで、自然と歯が削れるように仕向けているという訳です。
ちなみに野生のカピバラの場合、歯を削る際には木の皮や小石を使います。
カピバラはげっ歯類のため歯はどんどん伸び、もし伸び切ってしまうと食事がとれなくなります。そこでペレットを食事に加えることで、自然と歯が削れるように仕向けているという訳です。
ちなみに野生のカピバラの場合、歯を削る際には木の皮や小石を使います。
カピバラはペットとして飼えるのか?
カピバラは、ペットとして飼うことはできます。法律的にカピバラをペットとして飼っても、何の問題もありません。
ただし住環境や費用面について考えると、ハードルはかなり高いと見て良いでしょう。
ぜひ以下の内容をご参考ください!
ただし住環境や費用面について考えると、ハードルはかなり高いと見て良いでしょう。
ぜひ以下の内容をご参考ください!
必要な登録や申請も必要がない
カピバラをペットとして飼うのに、必要な登録や申請はありません。
カピバラが人を襲う危険な動物であれば、自治体に許可や登録申請が必要です。さらには飼育施設や保管についても、厳しく決められています。
ただ過去に農作物の被害は出たことがあるものの、カピバラが人間を襲ったという話は聞きません。つまり、「飼っても人間に害がない動物」ということになります。
カピバラは安全な動物なので、特別な許可を取る必要はありません。
カピバラが人を襲う危険な動物であれば、自治体に許可や登録申請が必要です。さらには飼育施設や保管についても、厳しく決められています。
ただ過去に農作物の被害は出たことがあるものの、カピバラが人間を襲ったという話は聞きません。つまり、「飼っても人間に害がない動物」ということになります。
カピバラは安全な動物なので、特別な許可を取る必要はありません。
飼っている人は少ない
カピバラは申請や登録なしでペットとして飼えるものの、実際に飼っている人は少ないです。
飼っている人が少ない理由は、カピバラを販売しているペットショップが少ないからでしょう。取り扱っている店は、現状珍獣を取り扱っているネット専門店のみです。
さらに飼育するには莫大な費用がかかり、一定のスペースも確保しなければいけません。日本の住環境を考えると、カピバラをペットとして飼うのは、かなりハードルは高いです。
飼っている人が少ない理由は、カピバラを販売しているペットショップが少ないからでしょう。取り扱っている店は、現状珍獣を取り扱っているネット専門店のみです。
さらに飼育するには莫大な費用がかかり、一定のスペースも確保しなければいけません。日本の住環境を考えると、カピバラをペットとして飼うのは、かなりハードルは高いです。
カピバラをペットとして飼育する方法
カピバラをペットとして飼うのなら、犬や猫とは比べ物にならないほどのコストと手間は覚悟しておきましょう。
カピバラはとても食いしん坊なので、エサは大量に必要です。しかし体はとてもデリケートで、獣医などの専門家の力が必要になります。
カピバラはとても食いしん坊なので、エサは大量に必要です。しかし体はとてもデリケートで、獣医などの専門家の力が必要になります。
世話内容 | 世話にかかる手間と費用 |
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エサ | 1日3kgの野菜や果物が必要。月3万前後はかかります。 |
水辺 | 室内に温水プールをつくる場合は300万円~500万円。ランニングコストは月6,000円~1万円 |
歯のメンテナンス | 丸太は材質にもよりますが、1本3,000円~4,000円です。 |
体調管理 | 元々病気に強い動物です。しかしとてもデリケートなので、埃や花粉には注意して下さい。 |
初回公開日:2019年08月09日
記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。