ヤギはペットとして飼うことができるの？ヤギの種類や飼い方を紹介！

動物園の触れ合い広場などでヤギと触れ合い「可愛く人懐っこいヤギをペットにしたいな！ヤギをペットとして飼うことはできる？」と考える人も多くいます。答えは「ヤギはペットとして飼うことができる」です。

日本でペットにできるヤギの種類をご紹介します。

それぞれのヤギの値段と特徴をまとめましたので、どの種類の子をペットとして一緒に暮らすか、考える際の参考にしてください。

個体差はありますが傾向として、去勢済のオスが一番飼いやすく、次いでメスです。去勢をしていないオスは発情期になると気性が荒くなり、においが強くなる傾向にあります。

日本ザーネン種は、スイスのザーネン谷原産のポピュラーな品種を、日本の風土で飼育できるように改良したヤギです。メスは乳用、オスは肉用に利用されています。

白い被毛で角がない子が多いですが、中にはある子もいます。頬の左右に肉髯（にくぜん）が垂れ下がっている子が多いです。日本で見られるヤギの多くは、この日本ザーネン種です。

ミニヤギは、小型のヤギの総称で雑種も含まれます。小型のヤギを指してはいますが、ザーネン種などの大型が混ざると大きく育ちます。

ヤギ牧場など、親がわかる場所から購入や譲渡を受ける場合は体格の予想ができます。ペットショップに居る子の場合は、「ミニヤギ」という雑種なので血統書がありません。そのため親の大きさが不明な場合が多いですが、店員さんに確認してみると良いでしょう。

シバヤギは、日本固有種の小型ヤギです。

オスにもメスにもひげと角があります。オスの角は、成長すると後ろに巻いていくので手入れが必要です。特別に発情期がなく、年中繁殖可能です。

白毛の子が多いですが、まれにチンチラ毛の子もいます。比較的体が丈夫でペットに向いています。

トカラヤギは、鹿児島県トカラ列島に生息している日本固有種のヤギの総称です。ザーネン種が入って来るまでは、肉用・乳用として飼われていました。しかし体が小さいため、ザーネン種に移り変わっていき、現在は頭数が減っています。

トカラヤギの毛色は、淡褐色もしくは黒地に白ブチや黒い線が入っています。角があり、肉髯はありません。

体が小さいためペットに向いています。十島村では小学校で飼育されています。

ピグミーゴートは、南アフリカ原産のミニヤギです。寂しがり屋の性格、小さい体、バリエーション豊かな毛色で、ペットとしてアメリカでもです。

オスメス共にヒゲと角があり、他の種に比べて足が短いことが特徴です。基本的にヤギは他の動物と共生可ですが、ピグミーゴートは特に仲良くするのが得意です。ペットに向いている品種です。