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ヤギはペットとして飼うことができるの?ヤギの種類や飼い方を紹介!

更新日:2024年04月08日

動物園や牧場などで触れ合える可愛いヤギを、ペットとしてお迎えする方法をご紹介します。ヤギの特徴から、どこで手に入るか、食事・小屋・お手入れ・しつけ、お迎えする時の注意点をまとめました。「お座敷ヤギ」にするにはどうすればいいのかにも触れています。

ヤギはペットとして飼うことができるの?ヤギの種類や飼い方を紹介!
愛嬌があり可愛らしいヤギですが、ヤギを飼うには場所や設備やエサなど、ポピュラーなペットとは違う点が多くあります。

「ペットヤギ」としての知識も大切ですが、元々ヤギは「家畜」なので届け出やお世話など色々な決まりがあります。

長く一緒にいられるように、よく勉強してしっかり準備しましょう。

ヤギをペットとして飼う方法1:ヤギを購入する

ヤギのペットブームではありますが、イヌやネコと違った届け出や病院のことなどを考えなければなりません。

毎年、管轄の家畜保健衛生所へ飼育状況を報告する義務があります。これは「家畜伝染病予防法」で定められています。同じく、予防接種も義務付けられています。

「家畜商免許」を持った人から購入もしくは譲ってもらえば、詳しいことを教えてもらえます。お迎えに悩んだ時の参考にしてください。

飼養衛生管理基準について

出典: http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_shiyou/ |

ヤギの飼育方法

  • 小屋や柵などヤギが暮らせる環境を準備する
  • ヤギを手に入れ所定の手続きをする
  • 毎日エサや水を与え小屋の掃除をする
  • 定期的に角やヒヅメをカットなどして手入れをする
  • しつけをする

ペットショップで購入する

通常、ペットのお迎えを希望する場合はペットショップに探しに行くことが多いでしょう。

しかしヤギは、普通のペットショップではほぼ見かけません。エキゾチックアニマルを多く扱う大型ペットショップなど、珍しい動物の揃ったペットショップに問い合わせてみるとよいでしょう。

扱いがあるペットショップを見つけても、ヤギは元々イヌやネコに比べ出回る頭数が少ない上に、繁殖期の問題もあります。年中手に入るわけではありませんので、注意が必要です。

里親募集から入手する

ヤギをお迎えする際に、ペットの里親サイトで探すという手段があります。

地元掲示板「ジモティー」や大手ペット里親募集サイト「ペットのおうち」などで、里親さんを探しているヤギを見つけることができます。条件は譲渡主さんによって異なりますので、事前にしっかりと確認をし、トラブルがないように準備しましょう。

なお、募集サイトによって決まりが異なりますので、そちらも確認してから譲渡主さんに連絡をしましょう。

牧場から購入する

ヤギをペットとしてお迎えする先の候補として、牧場からの購入があります。

直接見て色々話を聞くことができるので、最寄りの牧場を探しお迎えに行くのが一番良い方法です。しかし近くに牧場がない場合や、遠くの牧場で可愛い子を見つけた時は、運搬してくれる牧場や空輸を扱っている牧場もあります。

子ヤギはいつでも居るわけではありませんので、良さそうな牧場を見つけたらまずは直接問い合わせてみましょう。

セリで購入する

ヤギをペットとしてお迎えする際に、セリで購入することもできます。

ヤギのセリは、沖縄で定期的に開催されている市場と、愛知・長野・群馬で「山羊市場」が年に1回開催されています。牧場主さんだけでなく、ペットとしてお迎えしたい方も誰でもセリに参加することができます。

飼育している人もいない人も、ヤギに興味のある人たちが集まって設立された「山羊ネットワーク」があります。セリの紹介もありますので、一度ご覧ください。

ヤギをペットとして飼う方法2:飼育環境を整える

ヤギをペットとしてお迎えする前に、飼育環境を整えておきましょう。

ペットとしては広い場所を必要とするため、基本は庭など外で飼うことになります。ヤギは鳴き声が大きい上に、呼び鳴きをしたり何か伝えたい時によく鳴きます。

柵で囲っておいても、脱柵してしまう可能性があり、近隣の農作物を食べてしまうことが考えられます。繁殖の予定がなく去勢しても無臭になるわけでではありませんので、においの問題もあります。ご近所の方への配慮も忘れないようにしましょう。

ヤギ小屋や柵

ヤギをペットとして庭や畑など外で飼育する場合、小屋や柵は必須です。

ヤギは乾燥した涼しい場所を好み、湿気が苦手です。ヤギが雨に濡れずにすみ、乾燥した状態を保てるように風通しが良いヤギ小屋を用意しましょう。

小さい子なら大型犬用の小屋が使えますが、廃材などで自作してあげることもできます。

柵は、ヤギが出て行ってしまわないことと、野犬などに侵入されてヤギが襲われることのないように、頑丈なものを作りましょう。ヤギはジャンプ力がありますので、高さは1.5メートル以上が目安です。

木陰と植物

ヤギを外飼いする場合は木陰が必要です。木が植えてない場合はパラソルなどを使い、小屋以外で休憩する場所を作ってあげましょう。

庭や畑で飼育する場合は、栽培している植物にヤギが届かないようにしましょう。ヤギは除草をしてくれますが、食べていいものと悪いものの区別がつきません。別にしておかないと、育てた作物も食べてしまいます。

ヤギをペットとして飼う方法3:ヤギのエサ・水

次のページ:ヤギの飼育で気を付ける事

初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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