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ミミナガバンディクートは実在する?不思議な実態と生息地まとめ

更新日:2024年01月10日

ゲームキャラクターやアニメのキャラクターマスコットキャラクターのモデルでおなじみのミミナガバンディクートは実在しています。ミミナガバンディクートの不思議な生態と特徴、どのような場所に住んでいてどのように生活しているかをご紹介します。

ミミナガバンディクートは実在する?不思議な実態と生息地まとめ

ミミナガバンディクートとは?

ミミナガバンディクートとは、砂漠に生息する夜行性の動物です。

ミミナガバンディクートは、哺乳網バンディクート目ミミナガバンディクート科ミミナガバンディクート属に分類されています。別名ウサギバンディクート、ビルビ、フクロウサギとも呼ばれています。

見た目はお腹に袋があることもあり、カンガルーに近い見た目をしています。体つきはネズミのようにも見えます。

ここでは、そんなミミナガバンディクートについてご紹介していきます。

ミミナガバンディクートが住んでいる場所は?

ミミナガバンディクートは、巣穴を掘り、そこで生活しています。

主に蟻塚の下や藪などに、長さが300センチ深さが40センチ〜60センチほどの大きな巣穴を掘り、そこで生活しています。

この巣穴は180センチほどの深さに掘った巣穴が見つかったこともあり、ミミナガバンディクートが穴を掘る能力に長けていることがわかります。

巣穴は大きい上に中はとても複雑な構造に作られています。

ミミナガバンディクートが住んでいる場所は?

  1. 分布域
  2. 生息域

分布域

ミミナガバンディクートはオーストラリアの固有種です。

オーストラリアの中ならどこにでもいるわけではなく、オーストラリアの中でも、クイーンズランド州の西部、西オーストラリア州、ノーザンテリトリーに分布されています。

夜行性なので昼間の活動は少なく、日中は自分で掘った大きな複雑な構造をした巣穴の中で過ごすことがほとんどです。暗くなってくると、食事を探すために活発になり、巣穴から出てきて活動を始めます。

生息域

ミミナガバンディクートはオーストラリアの砂漠地帯に生息しています。

巣穴を掘って生活しているミミナガバンディクートは、「乾燥地帯」や「砂漠」に生息しています。主に生活している地帯は、オーストラリアの砂漠地帯です。

砂漠地帯以外にも、乾燥している地域の「低木」や「森林」に姿を現すこともあります。

現在では砂漠地方の開発が進んできてしまっているので、ミミナガバンディクートの生息数が減少してきています。

絶滅の危機から救おうという活動も広がってきていて、飼育下繁殖したミミナガバンディクートを個体が絶滅してしまった地域に再導入する試みがされています。

ミミナガバンディクートの子育ては?

ミミナガバンディクートは有袋類です。

ミミナガバンディクートは、カンガルーと同じく、お腹に袋を持っています。そしてカンガルーと同じく、そのポケットの中で子育てをする有袋類です。

繁殖形態は胎生で、周年繁殖します。発情期は約20日おきにくるのが平均的で、1回の出産で2〜3頭の赤ちゃんを産みます。

妊娠期間は14日間ほどと短く、生まれてくる赤ちゃんの大きさは残長で役0.6センチほどと大変小さいです。

ミミナガバンディクートの赤ちゃんは、生まれてから80日ほどで育児嚢の外へ出てきて生活を始めます。

ミミナガバンディクートは何を食べるの?

ミミナガバンディクートは雑食の動物です。

カンガルーにもウサギにもネズミにも似ているミミナガバンディクートですが、食事は雑食で絶対にこれしか食べられないと言った決まった食べ物はありません。与えればなんでも食べてくれます。

しかし、野生のミミナガバンディクートと動物園などで飼育されているミミナガバンディクートでは餌の違いも少しあるので、ここでは野生のミミナガバンディクートと飼育されているミミナガバンディクートの餌の違いをご紹介していきます。
大分類主に食べているもの
昆虫コオロギ、バッタ、ミミズなど
果実リンゴ、バナナ、キウイなど
種子マングローブなど
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初回公開日:2019年08月29日

記載されている内容は2019年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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