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フルーツバットはペットとして飼うことはできる?飼育方法も紹介

更新日:2024年10月05日

フルーツバットはペットとして飼育できるのか興味があるという人はいませんか。この記事では、フルーツバットがペットとして飼育可能かどうか、飼育方法や必要なものを紹介しています。フルーツバットを飼育してみたいという人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

フルーツバットはペットとして飼うことはできる?飼育方法も紹介
「フルーツバットはペットとして飼うことができるの?」
「フルーツバットの飼育方法や飼育に必要なものを教えてほしい」
フルーツバットをペットにしたいと考えている人の中には、このような疑問や興味を持っている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、フルーツバットをペットとして飼育できるのかという基礎的な知識とともに、飼育方法や飼育に必要なものについて紹介しています。

この記事を読むことで、フルーツバットに関する基礎的な知識を理解することが可能です。その知識をもとに、飼育する際に必要なものや飼育する際に気を付けた方がいいことを理解して、適切な環境で飼育することができるでしょう。

フルーツバットをペットにすることに興味を持っている人は、ぜひこの記事をチェックしてみて下さい。

フルーツバットをペットとして飼うことはできる?

コウモリは唯一飛行できる哺乳類として知られていますが、ペットとして飼育されているイメージはあまりないのではないでしょうか。そんなコウモリの中でもペットとして飼育することができるのが、フルーツバットと呼ばれる種類です。

フルーツバットは輸入禁止されているので、ペットショップなどで販売されているのは国内で販売用として繁殖された個体となっています。

ちなみに野生のコウモリの飼育は禁止されているため、あくまで飼育可能とされているのは販売されているフルーツバットのみです。

出典:コウモリ及びヤワゲネズミの輸入禁止について|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/topics/2003/10/tp1030-1.html

フルーツバットの特徴

フルーツバットはオオコウモリと呼ばれるコウモリの一種で、オーストラリアなどの亜熱帯に生息しています。昼行性で、コロニーを作って生活するなど集団生活が基本となっていることから、飼育する際には多頭飼育が良いとされています。

また一般的なコウモリは肉食性ですが、フルーツバットは主に果実や花の蜜を食べる植物食で吸血などはしないところが特徴です。そして目が大きく、見た目が羽の生えたハムスターという可愛らしい姿がペットとしての人気を集めています。

フルーツバットの飼育方法

フルーツバットを飼育する際、まず意識しておきたいのが飼育するうえでどのような環境が適切であるのかという点です。元々亜熱帯に生息していた動物なので、それに近い環境を維持してあげる必要があります。

また植物食であるフルーツバットの餌やその与え方についても理解しておく必要があるので、事前に知識として身につけておくことが大切です。

ここからは、そんなフルーツバットの飼育方法について紹介します。

適切な温度と湿度

亜熱帯に生息しているフルーツバットは、寒さに弱い傾向がみられます。このため室温は25度から30度程度を維持するように調整して、室温が25度以下にならないように注意しなければいけません。

また湿度に関しては、乾燥している環境よりも湿気が多い環境の方が好ましいです。具体的な湿度の設定は推奨されていないものの、出来る限り空気が乾燥しないように調整していく必要があります。

フルーツバットの餌

フルーツバットは果実を好む植物食なので、リンゴ、マンゴー、バナナ、キウイをはじめとした果実を朝夕の2回与えます。食べやすい大きさにカットしましょう。なお、柑橘類などの酸っぱいものはあまり好みではないことが多いです。

また個体によって好みは異なるので、複数の種類を与えます。フルーツバット専用のペットフードはありませんが、栄養バランス補助としてローリーネクター、ゴートミルク、ピーポレンなどを与えるのもおすすめです。

フルーツバットの飼育に必要なもの

フルーツバットを飼育する場合、適切な飼育環境を作るためにゲージなどを用意する必要があります。コウモリは運動量が多いので室内で放し飼いでもいいと思われがちですが、きちんとした居住空間を提供することで長生きさせることが可能です。

特にコウモリはストレスに弱い生き物なので、放し飼いにするよりも過ごしやすい居住空間を作ってあげることがおすすめされています。

ここからは、そんなフルーツバットの飼育に必要な道具について紹介します。
  • ゲージ
  • 水入れ
  • ペットヒーター
  • 赤外線の保温球

ゲージ

フルーツバットはゲージ内での飼育が一般的で、運動量が多くゲージ内を動き回ることから、オウムなどの大型鳥類用のゲージがおすすめです。ポイントは高さがあるかどうかなので、大型鳥類用のゲージがない場合は出来る限り高さがあるものを選びましょう。

また鳥類用のゲージであれば止まり木などがついているものもあるので、そちらであればフルーツバットがぶら下がりやすくなっています。
次のページ:フルーツバットを食用としている国もある

初回公開日:2022年08月04日

記載されている内容は2022年08月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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