ペットショップのプレーリードッグの値段って？迎える方法や飼い方を解説

現在、プレーリードッグはペットショップで見かけることも少なく、高い値段で取引をされています。それにも関わらず、今でもペットとして飼育をしたいと考えている人が多いです。

なぜそこまで人気が高いのかといえば、プレーリードッグの特徴に秘密があります。プレーリードッグは数々の魅力的な特徴をもっており、飼育を始めてみるとその魅力に魅了されてしまう人が多いのです。

ここでは、そんなプレーリードッグの魅力的な特徴を紹介します。プレーリードッグにはどんな魅力があるのかを見ていきましょう。

プレーリードッグは、人懐っこい性格の個体が多いです。最初は警戒して近寄ってこないこともあるでしょうが、慣れてくると喜んで近寄ってくるようになります。

十分に懐いている個体になると、後ろをずっとついてくる姿が見られるでしょう。撫でてほしいとおねだりをしてきたり、甘えて膝に乗ってきたりする様子が見られることもあります。

人に懐きづらい小動物も多い中で、プレーリードッグはとてもよく懐く可愛らしい動物です。

プレーリードッグは、イヌのような鳴き声が特徴的です。この「キャンキャン」「キューン」といった鳴き声が、大変可愛らしく聞こえます。また、鳴いているときは上体がのけぞっているような姿になり、一生懸命でとても可愛いです。

仕草にも愛嬌やユーモアがあり、愛らしさが感じられます。特に、気を抜いているように見える仕草は非常に可愛いでしょう。仰向けで眠っている姿や、何をするでもなくぼんやりとしている姿は、とても愛らしいです。

プレーリードッグはスキンシップが大好きです。触れ合いや撫でられることが好きで、どれだけ撫でても気持ち良さそうにしていたり、もっと撫でてほしいとせがんできたりします。小さな体でめいっぱい甘えてくる姿はとても可愛らしいでしょう。

そんなプレーリードッグですから、スキンシップの時間は欠かせません。飼育を始める際には、スキンシップの時間を十分に確保できるようにしておきましょう。たっぷりと愛情をかけて、しっかりと可愛がりながらスキンシップをしてあげてください。

かつてはペットショップで比較的入手しやすい値段で販売されていたプレーリードッグですが、現在は入手が困難になっています。実は、プレーリードッグは現在輸入禁止とされている動物なのです。

禁止になったのは2003年のことです。プレーリードッグはペストを人に感染させる危険がある動物に指定され、全面的に輸入ができなくなりました。

現在お迎えができるプレーリードッグは、2003年までに国内に入ってきた個体から繁殖された個体になります。しかし、プレーリードッグは神経質で繁殖が難しいため、流通量は少なく入手が困難です。

お迎えが難しいプレーリードッグですが、不可能というわけではありません。以下で、プレーリードッグをお迎えする方法や、値段の相場などを紹介していきます。

出典：感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律｜動物検疫所
参照：https://www.maff.go.jp/aqs/hou/57.html

流通量は多くありませんが、現在でもペットショップで購入することができます。また、ホームセンターのペットコーナーで出会える場合もあるでしょう。ただし、常にペットショップに入荷しているわけではないため、出会えるかどうかはタイミングの良さにもよります。

プレーリードッグは、複数入荷されるわけではありません。そのため、基本的に個体を選り好みすることはできないと考えておいた方が良いでしょう。

しかし、弱っていたり問題があったりする個体が販売されている場合もあるため、健康状態をよく確認してからお迎えしてください。

かつて大量に流通していた時代には、比較的入手しやすい値段で販売されていました。しかし、現在では流通量が少なくなったにも関わらず、ペットとしての人気はまだ高いままであるため、値段の相場はかなり高くなっています。

値段の相場は1匹あたり20～40万円ほどになります。ペアで販売されている場合には、50万円ほどの値段になるでしょう。

プレーリードッグの値段は、季節によって変動します。1～4月の間は繁殖期にあたり、個体数が増えるため、値段に差が生まれるのです。

入手困難なプレーリードッグとペットショップで出会えると、そのまま勢いでお迎えしたくなってしまうでしょう。

しかし、お迎えをする前に、その個体が良い個体がどうかを確認することが大切になります。高い値段で購入することになりますから、元気で長く一緒に過ごせる子をお迎えしましょう。

チェックするポイントは、細長く固い健康な便をしているか、歯が欠けたり伸びすぎたりしていないか、毛質が良いか、しっかり食事をしているか、動きに違和感がないかなどです。ペットショップに自ら赴いて、自分の目でしっかり見て慎重に見極めましょう。

北米に生息しているプレーリードッグを日本で飼育しようと思ったら、飼育環境をプレーリードッグに適したものに整えることが求められます。さらに、元々は野生動物であるため、正しい飼育方法でお世話をしてあげることが大切になるでしょう。

ここでは、プレーリードッグに適した飼育方法を紹介していきます。ぜひ参考にして、飼育に活かしてください。