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ペットショップのプレーリードッグの値段って?迎える方法や飼い方を解説

更新日:2024年02月11日

プレーリードッグはペットショップでどれくらいの値段で販売されているのでしょうか。本記事では、ペットショップのプレーリードッグの値段の相場や、プレーリードッグの生態、飼い方などを紹介しています。プレーリードッグを飼いたいという人は、ぜひチェックしてください。

ペットショップのプレーリードッグの値段って?迎える方法や飼い方を解説

温度・湿度の管理

野生のプレーリードッグの巣穴の中は、15℃ほどに保たれています。そのため、飼育環境の温度は15℃を下回らないようにしてあげましょう。冬場はエアコンやペット用のヒーターで温度を調節してください。

暑すぎる環境も得意ではありません。適温は20~28℃ほどです。夏の間は暑くなりすぎないように、エアコンなどで適温に調節してあげましょう。

湿度は30~70%ほどを保つのが理想です。加湿器などを利用して調節しましょう。

食事

プレーリードッグは草食性です。野生下では、カロリーが低く繊維質が豊富なイネ科の植物を食べています。

飼育下では、ペレットや牧草をメインに与えましょう。ペレットは、プレーリードッグ専用のものが販売されています。牧草はウサギ用のもので代用可能です。野生下と同じく、イネ科のものを選択して与えましょう。

飼育下のプレーリードッグは、運動不足になってしまいがちです。そのため、カロリーを摂りすぎると太ってしまう可能性があります。エサは低カロリーのものを選び、与えすぎないように注意しましょう。

運動・遊び

プレーリードッグは体が小さいですが、相当な運動量を必要としています。そのため、運動はしっかりさせてあげましょう。

主に生活するケージは、動き回れるように十分な広さのものを用意しましょう。また、ケージ内の運動だけでは足りませんから、部屋の中を自由に散歩できる時間もつくってあげてください。

散歩の際には、部屋のものを壊してしまう可能性があるため、大切なものや危険なものはプレーリードッグが触れない場所に置きましょう。放している間は目を離さないように気をつけてください。

おもちゃを用意してあげると、楽しい遊びになりますし運動不足の解消にもなります。おすすめは、ケージ内に設置できる回し車です。

お手入れ

プレーリードッグはきれい好きな性質をもつため、自分で体のお手入れをします。そのため、お風呂に入れる必要はありません。ただし、自分ではお手入れできない部分もあるため、そういったところはお手入れをしてあげましょう。

爪が伸びてきたら、ペット用の爪切りで先端を切ってあげてください。伸びっぱなしにすると、カーペットなどに引っかかって怪我をしてしまう可能性があります。

換毛期がきたら、ブラッシングをして毛を取り除いてあげましょう。換毛期は春と秋にやってきます。嫌がらないように、優しくブラッシングをしましょう。

日光浴

昼行性のプレーリードッグは、1日に1回は日光を浴びることが必須です。特に日当たりの悪い場所で飼育している場合は、日光浴をさせてあげることが求められます。

日光浴は、1日に10分以上行いましょう。ケージを日当たりの良い場所に置いたり、日の当たる室内に放してあげたりすることで日光浴をすることができます。これらの方法が難しい場合は、ケージ内にバスキングライトを設置して紫外線に当たれるようにしましょう。

できれば、昼と夜で飼育環境の明るさを変えるようにしてください。夜間には部屋が暗くなるようにすると、プレーリードッグの生活リズムに合った環境になります。

発情期

発情期のプレーリードッグとの関わり方には注意しましょう。発情期は10~4月の間です。普段は人懐っこく甘えてくるプレーリードッグですが、発情期になると凶暴性が増します。

特にオスの場合は、より注意が求められるでしょう。オスは発情期になると、独特の体臭を発します。気が高ぶっている状態のときは、手に噛みついてくることもあるでしょう。歯が鋭いため、噛みつかれると血が出るほどの大怪我になってしまう可能性があります。

かかりやすい病気

プレーリードッグはデリケートな動物で、ストレスによって病気になってしまうことがあります。かかりやすい病気は「自咬症」というもので、自分の手や体を噛んで傷つけてしまう病気です。

お迎えしたばかりのころは警戒心が強く、構いすぎるとストレスになってしまう可能性があります。慣れるまではそっと見守ってあげましょう。

懐いてからは、しっかりとスキンシップをとってあげてください。さみしがりのプレーリードッグは、スキンシップが足りないとストレスを感じてしまいます。

プレーリードッグの飼育に必要な物

プレーリードッグの飼育は、主にケージ内で行います。かじり癖があるため、放し飼いには向いていません。大型のウサギ用のケージを代用しましょう。

ケージ内には、汚れを防止するためのすのこやペット用のシーツを敷きます。また、巣穴の中で生活をするため、隠れ家を用意してあげましょう。体全体が十分に入れる、広めのサイズのものがおすすめです。

ケージ内では動き回るため、水入れは給水ボトルタイプのものが良いでしょう。エサ入れもひっくり返されないように、重さのある陶器タイプなどがおすすめです。

その他には、運動をするためのおもちゃ、ストレス発散のためのかじり木、砂浴び用のプレイバスなどが用意してあると良いでしょう。

プレーリードッグを飼う際の注意点

プレーリードッグは大変可愛らしく、ペットにしたいと考える人も多いです。しかし、飼育を続けていると困ったことやトラブルが発生してしまうこともあるでしょう。

事前にどんなトラブルが発生しやすいのかを知っておくことで、覚悟をもって飼育に臨むことができます。また、トラブルの適切な対処もできるようになるでしょう。ぜひ飼育を始める前に、以下の注意点を把握しておいてください。
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初回公開日:2022年10月08日

記載されている内容は2022年10月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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