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カワウソの鳴き声はうるさいのか?カワウソの種類と基本的な飼い方

更新日:2023年11月10日

カワウソはとても可愛い動物ですが、体臭が生臭かったり鳴き声がうるさいなどの特徴があるため、ペットとして飼うには難しい部分が多いです。しかし小さい頃から飼っていると人懐っこい性格に成長し、適度に体を洗ってあげることで体臭は軽減します。

カワウソの鳴き声はうるさいのか?カワウソの種類と基本的な飼い方

まずはカワウソの生態や特徴について知ろう

カワウソは綺麗な瞳に真ん丸な顔が可愛く、小さく器用な手が特徴的な動物です。可愛いルックスで多くの人からを集めており、中でもコツメカワウソがとてもです。

しかし購入を検討している人は、飼育が想像以上に大変だったり鳴き声がうるさいなどのデメリットがあるため、よく検討した上で購入に踏み入りましょう。

カワウソの寿命とは

カワウソは生後1年から1年半で性成熟し、野生の場合は10年から12年まで生きますが、ペットとして買う場合は12年から15年ほどなので野生より長生きします。

稀に20歳まで生きる個体がいますが、平均は12歳までです。またカワウソを長生きさせたい場合は、日常からケアが必要です。

寄生虫や食欲低下には特に注意が必要で、購入してから一年以内に去勢や予防接種を行っておきましょう。専用のペットフードもありますが、生き物を餌として与える場合は寄生虫に注意が必要です。

カワウソの種類は大きく分けて4種類

カワウソはネコ目イタチ科のカワウソ亜科に属する哺乳類で、色々な種類があります。属性はカワウソ属、ラッコ属、オオカワウソ属、ツメナシカワウソ属の4属で全部で13種類あり、南極と北極以外の国に生息しているのが特徴的です。
コツメカワウソユーラシアカワウソオオカワウソニホンカワウソ
生息地東南アジアヨーロッパから中国まで南米日本
体長60cm1m140cm80cm
体重4kg10kg28kg10kg
体の特徴体毛は黒くお腹は白い手足が短く爪が鋭い下顎から胸部にかけて白い斑点がある全体的に茶色
性格群れで行動する慎重凶暴単独で行動する
鳴き声キューキューピーピーギャーギャーキューキュー
ニオイ独特臭い独特臭い

カワウソの種類1:コツメカワウソ

コツメカワウソはカワウソの中で最小で、主に東南アジアの沼地に生息していますが田んぼなどにも住むことがあります。

野生だと15頭ほどの群れで暮らし、国内の施設では複数飼育している場所が多く、施設では群れで一斉に動き回るところを見られるでしょう。

鳴き声はキューキューという感じなので、うるさいという印象はあまりありません。またコツメカワウソは元々小さいので、赤ちゃんの時はとてもか弱いのが特徴的です。

食事は貝類や甲殻類を主に食べますが、稀に昆虫や魚も食べることがあります。

カワウソの種類2:ユーラシアカワウソ

ユーラシアカワウソは単独行動を好み、昼より夜間の方が活動的です。実際には一日の大半を寝て過ごしており、成長は他のカワウソより比較的遅いでしょう。

食事は主に魚類を食べますが、稀に小動物や鳥も捕食します。オスはメスをニオイで選ぶ傾向にありますが、メスに出会えてもすぐに交尾をせずじっくりと相手を検討する傾向にあります。

また鳴き声はピーピーという感じでペットとして飼うには少々うるさいと感じてしまうため、ゲージは防音になっている物を選びましょう。

カワウソの種類3:オオカワウソ

オオカワウソはカワウソの中ではサイズが最も大きく、凶暴な性格なので飼育をするとなると大変でしょう。体格が大きいので、1日に3~4キロの貝類や魚介類を食べます。

オオカワウソはとても凶暴で、動物園でサルを捕食したり集団でワニや大蛇に襲い掛かることもあります。

オオカワウソは絶滅危惧種に登録されており、ワシントン条約で保護することが決まっているため基本的にペットとして飼うことができません。

鳴き声もギャーギャーという感じでうるさいので、飼育には向いていないでしょう。元々肉食なので飼育が大変です。

カワウソの種類4:ニホンカワウソ

次のページ:カワウソをペットで飼うと鳴き声はうるさいのか?

初回公開日:2019年07月31日

記載されている内容は2019年07月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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