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どんぐりは何個入る?リスの頬袋の4つの性能を紹介!

更新日:2024年05月02日

リスはとってもかわいい動物で、頬袋に物をたくさんつめる仕草は見ていてほっこりする安心感があります。ところで、リスはどんぐりを何個ぐらい頬袋に入れることができるのでしょうか。そこで今回は、リスの頬袋の4つの性能などをご紹介していきます。

どんぐりは何個入る?リスの頬袋の4つの性能を紹介!

リスが頬袋に餌を詰める理由1:餌の確保

リスは生きるために餌を頬袋に確保して身を守ります。リスの食料はどんぐりや木の実、果物や花、葉っぱなどの植物や、セミや蛾などの昆虫です。

リスは雑食なのでパンやお菓子などなんでも食べますが、どちらかというと草食系の食べ物を好みます。ペットとして飼っているいる人はリス用のフードやひまわりの種・ナッツなどを与えることが多いです。

リスは完食せずに少し残す習性があります。これは本能で、野生のリスは頬袋に食料を確保して運び、貯蔵します。

リスが頬袋に餌を詰める理由2:冬眠するため

リスは冬眠中の食料に備えて餌を頬袋に確保して運び、隠して貯蔵します。

冬眠しないリスもいますが、シマリスなどは冬ごもりをします。ペットとして飼っているリスは部屋の中が暖かいので冬眠しませんが、条件が整えば冬ごもりをするリスもいます。

リスは秋になると食べ物をたくさん食べて、頬袋に食料をいっぱい詰めて土の中や物の陰へ運び隠して貯蔵します。そして冬ごもりの間にときどき起きては貯めた食料を食べて冬を越えます。

リスが頬袋に餌を詰める理由3:体力が少ない

リスは冬眠から目覚めるときにたいへん体力を使うので頬袋にたくさん餌を詰めてそばに置いておきます。冬眠から目覚めたリスが大量の食べ物を食べられるようにしておく必要があります。

草食系の動物であるリスは小柄な割によく食べるので大量の餌が必要です。体力がないまま冬眠に入るとそのまま死んでしまう可能性があるからです。

リスが頬袋にたくさんの食料を確保できるぐらい貯め込み、たくさん食べて元気な状態で冬眠できれば、体力を維持したまま冬を越して無事に春を迎えることができます。

頬袋に何を入れる?リスを飼う時の注意点

頬袋のあるリスを飼う時の注意点についてご紹介していきます。

リスの頬袋の伸びがいいからといっていろいろな物を詰め込むのはやめましょう。ペットとはあくまで観賞や世話をする対象であっておもちゃではないからです。

リスの頬袋は本来は冬眠や子育てに必要な用途で構成された機能です。むやみに広げたりするのはやめて大切にしてあげましょう。

詰めすぎると傷んでしまう

リスの頬袋に不要な物を詰め過ぎると腐ったりする可能性があるので注意してください。

ペットとして飼われているリスも頬袋に餌をいっぱい入れてゲージや部屋の隅に食べ物を運んで隠す習性があります。このようなリスの貯食行動は本能によるものです。特に秋になるとこの行動が目立つようになります。

このときリスに与える餌がナッツやひまわりの種などの乾き物ならよいのですが、チョコレートやクリームのように水分が多く含まれているものだと頬袋にカスが残ってしまい傷む可能性があります。気をつけてください。

気に入ったものは何でもつめる

リスは何でも頬袋に詰める可能性があるので、取り出しにくいものは絶対に与えないようにする注意が必要です。

頬袋に入れたものがくっついて取れなくなると、リスの健康に被害をもたらす結果となる可能性があります。ご飯粒やさつまいものように粘り気のあるものがリスの頬袋につくと腐ってしまうこともあるので気をつけましょう。

リスは気に入ればなんでも頬袋に入れてしまうので、危険なものは絶対にリスの前に落とさないようにしてください。

リスが生きるためには頬袋が必須!

リスの頬袋は生きるためにとても必要です。頬袋に食べ物をいっぱい詰め込んで子育てのときに子どもにご飯を運んだり、厳しい冬に備えてたくさんの食料を貯蔵したりしています。

リスのほっぺたは普段はすっと尖っていますが、物を詰め込むと途端に大きく横に広がります。巣作りのときなどに頬袋いっぱいに藁などを含んで運びます。その姿を見ると一瞬ぎょっとするほど普段と違って見えますが、それがまたキュートでリスの新たな魅力になっています。

初回公開日:2019年08月01日

記載されている内容は2019年08月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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