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ペットでリスを飼う方法|種類や特徴とは?寿命・値段のまとめ

更新日:2024年10月16日

つぶらな瞳とふんわりしっぽがチャームポイントのリスが、ペットショップに並ぶようになりました。実際にお迎えする前にリスの生態や飼い方、懐けるためのポイントなどについてわかりやすくまとめてみましたので、リスをお迎えの際は参考にしてみてください。

ペットでリスを飼う方法|種類や特徴とは?寿命・値段のまとめ

ペットにリスを飼う前に知っておくべきこと

動物園ではお馴染みのリスが家庭でペットとして飼えることを知っていますか?つぶらな瞳でくるりんと渦を巻くようなリス独特な尻尾に、小さな手で食べ物を持って食べる姿が何ともかわいらしいリスと一緒に生活する日々は癒されること間違いありません。

今回はペットショップに売っているリスの種類や値段、上手な飼い方や慣らし方などを解説していきます。

これからリスを飼おうか悩んでいる人も、今飼っているけれど気になることがある人にも参考にしていただけたら幸いです。

リスの種類と

リスと一言で言っても実は5亜科58属258種類もの種類がいます。名前にリスとつかなくてもプレーリードックなども同じリス科の動物です。

日本のペットショップで主に販売されている家庭でも飼いやすいリスの王道種は「シマリス」です。

たまにしか店頭に並ばないという希少価値の高い「アメリカアカリス」「ホオジロシマリス」「バナナリス」「リチャードソンジリス」なども運が良ければ購入可能ですが、リスの飼育初心者や人馴れさせたいのであればメジャーな「シマリス」がです。

リスの特徴

リスは昼行性でげっ歯類に分類される動物です。げっ歯類のリスの歯は一生涯伸び続けるのため、家庭で飼育する場合は齧り石や齧り木などを入れてあげて日常的にすり減らすことが必要です。

また、リスの性格には個体差があります。内気で臆病な子もいれば、やんちゃな子、人懐っこい甘えん坊気質など個体によって違います。

ペットショップで購入する際に店員さんに聞いてみて、あとは一緒に生活していくうちにどんな性格なのかを知っていきましょう。

リスの中でもペットとしてなシマリスの体の大きさは12cm~15cm、体重は90g~130g、しっぽの長さは10~12cmまで成長します。個体差がありますので、必ずこの数値にしなければならないわけではありません。

飼っているリスが毎日元気に遊び回ったり、落ち着いて眠ったりできる環境ですか?元気が一番の視診ではありますが、定期的に体重測定をして健康状態をチェックしてあげましょう。

体の大きさ、体重、しっぽの長さ

出典: https://pepy.jp/115#outline_1 |

リスの寿命

ペットとしてリスを飼うにあたって知っておきたいのが平均寿命です。シマリスの飼育下での寿命は6年~8年程度と言われていましたが、専用フードや動物医療も発展し上手に飼育すれば10年ほど生きる個体もいます。

リスにとって日々の生活の中でのストレスは寿命を短くする原因になります。ケージ内で十分に遊び回るスペースがない場合は部屋の中を片づけてケージから出して一緒に遊んであげてください。

リスの値段

一般的に購入しやすいシマリスはオスもメスも7000円から10000円程度で購入することができます。

オスは人懐っこく甘えんぼな子が多いですが、繁殖期に入ると気が立って触られるのを極端に嫌がります。

メスは警戒心の強い子が多いですが、オスのように発情期の心配がありませんので育てやすく、値段も安く設定されているショップが多い傾向にあります。

また、シマリス以外のアメリカアカリスは店頭に並ぶこと自体珍しく、値段は10万円以上はします。ホオジロシマリス、バナナリスも20万円はする種類になります。

ペットにリスを購入する前の注意点3つ

いざペットとしてリスをお迎えする前に注意するべきことがいくつかあります。ここでは飼育環境、飼育にかかる費用、お迎えするにあたっての心構えについてお話ししていきます。

実際にお迎えを考えている方は、きちんと最期まで面倒をみてあげることができるかどうかの参考にしてみてください。

ペットにリスを購入する前の注意点1:ペットの飼育が可能な住環境か

まず一つ目に、ペットの飼育が可能な住環境かどうかです。賃貸のマンションやアパートにお住いの方は、リスの飼育が可能かどうか事前に管理人さんに確認しておきましょう。

犬や猫のように大きな声で吠えることはありませんが、お腹が空いたときや発情期には「キュッキュッ」という鳴き声を出します。

マンションやアパートによっては匂いなどの理由でも小動物も飼育不可の物件がありますので注意しましょう。

また、リスの飼育にあたって温度管理も必須になります。高温多湿を嫌う動物で、最適温度は20度~25度です。

エアコンや除湿機を使って寒い冬や暑い夏も部屋の温度と湿度を一定に保ってあげましょう。

ペットにリスを購入する前の注意点2:ペットの飼育にかかる費用を確認する

シマリスであれば個体自体は手軽に購入することができますが、飼育するのであれば初期費用と継続費用が永続的にかかってきます。

今現在の自分の収入や貯金、今後の収入予定の見通しを立てて余裕をもってリスとの生活を楽しめるように準備しましょう。

リスをペットとして飼育する際にかかる初期費用と継続費用を一覧にまとめてみましたので、参考にしてみてください。
リスを購入する前に用意するもの費用
ケージ10,000円~
巣箱・寝床2,000円~
床材・ウッドチップ1,000円程度
トイレ1,000円程度
エサ入れ500円程度
給水ボトル500円程度
エサ800円~2,000円
ヒーター2,000円~
回し車2,000円程度
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初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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