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2019年08月15日

ライオンの狩りの仕方を知りたい!ライオンの生態やたてがみの理由を知ろう

ライオンの生態や暮らしについて解説しています。メジャーな野生動物とは言え、実は知らないことが多いのではないでしょうか。オスとメスの違い、たてがみの役割、狩りの仕方や群れでの序列について知ることで、ライオンの世界がきっと身近なものになるでしょう。

ライオンの狩りの仕方を知りたい!ライオンの生態やたてがみの理由を知ろう

ライオンとは?

百獣の王ライオンと言えば、美しいたてがみや狩りの様子が思い浮かびます。

動物園やテレビで見たことはあっても、詳しい生態や特徴については知らない、という人も多いでしょう。

ライオンはネコ科ヒョウ属の肉食動物で、ネコ科には珍しく群れで生活し、メスが狩りをします。

まずはライオンの生息地や暮らしについて知りましょう。

ライオンの分布

ライオンは現在サハラ砂漠以南のアフリカと、インド西部に生息しています。

以前はヨーロッパなど他の地域にも幅広く生息していましたが、近年では数が減っています。メジャーな野生動物なので、減少しているというイメージはやや意外でしょう。

生息地の消失や、獲物である草食動物の減少、人間による駆除の影響などが原因だそうです。特にインドライオンは絶滅が危惧されています。

ライオンは群れで暮らす

ライオンは「プライド」と呼ばれる群れを成して生活します。

ライオンの群れは1~3頭程度のオスと多数のメス、その子供たちによって構成されます。オスは強い権限を持ち、メスは狩りで得た獲物をまずオスに捧げます。

群れのメンバーは一定ではなく、厳しい掟があります。群れのオスが外から来たオスに負ければ、そのオスは群れを離れなければなりません。

そのうえ新しいオスのリーダーは、自分の子孫をメスに産ませるために、もともと群れにいた子供のライオンを殺してしまうそうです。

ライオンの生態とは?

次にライオンの生態について、特徴、性格、大きさ、寿命の4つの項目に分けて解説します。オスとメスの違いにも注目してみましょう。

ライオンの生態を詳しく知れば、ライオンのイメージがより具体的になるでしょう。

普段親しみのない野生動物を身近に感じることは、人間と動物の共生について考える上でも大切なことです。
特徴性格大きさ寿命
ライオンのオス・たてがみがある
・群れを守る
戦う時以外は穏やか・体長170~250cm
・体重150~225kg
10歳未満
ライオンのメス・たてがみがない
・狩りをする
狩りの時以外は穏やか・体長140~170cm
・体重120~185kg
15歳程度

ライオンの特徴

ライオンのオスとメスは、見た目においても群れの中の役割においても大きな違いがあります。

まずは何といっても見た目の違いです。オスには立派なたてがみがありますが、メスにはありません。

また、群れでのオスの役割は外敵の攻撃から群れを守ることで、基本的に狩りをするのはメスの役割です。

ただし、子どものオスライオンは成長して群れを出た後、しばらくの間自分で狩りをしなければなりません。いつか自分の群れを作る日のために力を養います。

ライオンの性格

オスは群れを守るために外部のオスと闘わなければなりません。メスはメスで狩りを行う役割を担っています。

百獣の王と呼ばれるくらいですから、猛獣としての印象が強いのは確かです。

獰猛なイメージを持たれやすいライオンですが、狩りの時や戦いの時を除けば、実はトラなどに比べて性格は穏やかだそうです。

ライオンの大きさ

ライオンはネコ科の動物の中で、トラに次いで第2位の大きさです。

メスよりもオスの方が大きく、オスの体長は170~250cm、メスは140~170cm、体重はオスが150~225kg、メスが120~185kgほどです。

狩りをするメスの方が小さく、群れを守り外敵と闘うオスの方が大きいのは理にかなっていると言えます。

ライオンの寿命

動物園などで飼育されているライオンは20歳を超えても生きる場合もありますが、野生のライオンの寿命は10歳前後とされています。

オスよりもメスの方が寿命が長いと言われます。オスは縄張り争いによる負傷が致命傷となり、10歳にも満たないで命を落とす場合が少なくありません。

メスはそれよりも長生きで、およそ15歳ぐらいまで生きるそうです。

オスライオンのたてがみの役割

ライオンと言えばやはり立派なたてがみが印象的です。ここからは、たてがみの役割について解説します。

大きく立派なたてがみの方がメスにアピールする上で優位というのは想像がつきますが、他にも大切な役割があるそうです。
  • たてがみは強さの象徴
  • 濃い色がメスに人気
  • ライオンの首を守る役割

オスライオンのたてがみの役割1:たてがみは強さの象徴

たてがみはただ単にメスの気をひくための飾りではありません。

たてがみがあることで身体が大きく見え、強さの象徴として周りにアピールできます。

オスのクジャクに豪華な羽があるのと同じで、他のオスライオンに対しては威嚇になり、メスライオンに対しては強いオスとしてアピールできるので子孫繁栄につながります。

オスライオンのたてがみの役割2:濃い色がメスに人気

たてがみは大きさや長さといったボリュームだけでなく、色の濃さも重要です。

敵のオスライオンと闘って勝った時、自信をつけたオスの身体には男性ホルモンが分泌され、それが結果的にたてがみの色を濃くするのだそうです。

濃い色のたてがみを持っているということは、そのオスが強いことの証なので、メスに対してアピールになります。

オスライオンのたてがみの役割3:ライオンの首を守る役割

メスが狩りをする一方で、オスの重要な役割は群れを守ることです。そのため、縄張り争いが日常的に発生し、けがをする危険性がメスより高まります。

身体の大きいオス同士が争いになれば、最悪の場合致命傷を負ってしまうこともあるでしょう。

オス同士の戦いによる頭や首の負傷を防ぐため、たてがみが重要な役割を果たしているという説があります。

ライオンの狩りの仕方

ライオンはどのように狩りをするのでしょうか。ここからは狩りの仕方について具体的に解説します。

ライオンが狩りをするのは主に夜間で、それ以外の時間はほぼ休息時間です。

一日のうち20時間は休んでいると言われます。
  • メスライオンが狩りをする
  • ライオンの狩りの成功率
  • 狩った獲物を食べる順番

メスライオンが狩りをする

オスライオンがプライドと呼ばれる群れを守る役割を果たすのに対し、メスライオンは狩りをして群れの食糧を確保します。

トラやチーターは単独で狩りをしますが、群れで暮らすライオンは、猛獣には珍しく集団による狩りを行います。

その狩りの仕方はまさにチームプレーです。草むらに隠れて敵を取り囲み、徐々に近付いて一気に襲い掛かります。

チーターのような俊敏性がない代わりに、こういった形で群れで生き抜く知恵を駆使しているのでしょう。

ライオンの狩りの成功率

百獣の王と言われるライオンですが、決して狩りの成功率が高いわけではありません。

ライオンの狩りの成功率は、割合にして2割程度と言われています。

場合によってはオスライオンが手を貸すこともあるそうです。この成功率の低さから、決して毎日獲物を得られるわけではないことがわかります。

だからこそ、ライオンたちは体力の消耗を防ぐために長い休息を取るのでしょう。

狩った獲物を食べる順番

ライオンの群れは数頭のオスライオンと狩りをするメス、そしてその子供たちによって構成されます。

メスが狩った獲物に一番にありつけるのは、群れの中で最も権限のあるオスだと言われます。

その次にメスが獲物を食べ、子供のライオンは一番最後です。獲物の量が不十分な場合、子供のライオンまで食べ物が行き届かない可能性もあります。

百獣の王ライオンの狩りの強さと魅力を感じよう!

百獣の王ライオンの生態や暮らしについて解説しました。

一日の休息時間が長いことや、メスが狩りをすること、子供は一番に獲物を与えてもらえないことなど、意外な発見もあったことでしょう。

ライオンの生態について詳しく知ることで、ライオンへの興味が増し、「怖い肉食獣」というイメージから身近な存在に変わります。

地球上には数多くの生き物がいますが、その数が人間の活動によって激減しつつあるのも事実です。

この記事でライオンの魅力を感じたら、人間とライオンの幸せな共生について、ぜひこの機会に考えてみてください。

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