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狼は人になつくのか?つがいを中心に群れを作る狼の気になる生態

更新日:2020年09月27日

童話の中で乱暴者と扱われたり、神話では恐れと崇拝の対象となったりとさまざまなイメージのある狼ですが、実際の狼はどのような生き物なのか、人とどのようにかかわりがあるのか、人と共存ができるのかなど、狼の種類や生態、人との関係をご紹介いたします。

狼は人になつくのか?つがいを中心に群れを作る狼の気になる生態

狼とは?

狼は丈夫な牙と顎を持ち群れで行動します。

狼とは、ネコ目イヌ科イヌ属に属した肉食の哺乳動物です。犬よりも大きな歯と丈夫な顎をもち、時速30キロメートル前後の速度で7時間以上も走り続けることが可能で、最高速度は時速70キロメートルを20分間も走ることが可能です。

狼は群れで行動し、順位付けを行って群れのリーダーを決めます。群れの数は平均して4から8頭の間で、過去には40頭以上の群れも記録されています。

狼の体重・大きさは?

狼は大きく頑強な体を持ちます。

狼は鋭い牙や頑丈な顎を持つだけでなく、重くて大きく、平均体重が25kgから50kgで、過去の記録では86kgの個体も確認されています。

体長は100cmから160cmで、体高が60cmから90cmになり、大型犬のラブラドールレトリバーの平均体高56cmから62cmと比べてみても、とても大きいです。

人になつくことがあっても、この大きな体でじゃれつかれるのは大変でしょう。

狼の寿命は?

狼は厳しい自然の中で、6年から8年ほど生きます。

厳しい自然で生きる狼の寿命は、人間のパートナーとして飼育下にいる犬と比べ短く、平均して6年から8年とされ、幼年期から成熟期になる確率が低くいです。成熟した個体の中には稀に10年以上生きる個体もいます。

しかし、飼育下に置かれた狼は平均寿命が長くなります。平均して15ほど生き、動物園でひとになつくことができ、飼育された個体には20年生きた記録もあります。

世界中に生息する狼の種類は?

狼は数多くの亜種が存在します。

狼と一口で言っても、その種類は数多く存在し、大きさや体毛の長さなど、さまざまな違いが存在します。

狼は北半球に広く分布し、数多くの亜種に細分化されます。それぞれの分布域に適応した特徴的な6種をご紹介いたします。

ちなみに人に古くからなつくことができた犬も狼の亜種とされています。

狼の種類

  • アラビアオオカミ
  • イタリアオオカミ
  • ツンドラオオカミ
  • ハイイロオオカミ
  • メキシコオオカミ
  • ヨーロッパオオカミ

狼の種類1:アラビアオオカミ

アラビアオオカミは、砂漠に適応した世界で最も小さな狼です。

アラビアオオカミはアラビア半島などに生息する砂漠に適応した狼です。他の狼と比較してとても小さく、狼の種類の中では最小サイズです。

体長は100cm、体重は18kgから20kgほどで、暑い砂漠の熱に適応するため小さな体を手にし、その小さな体は効率的に体内の熱を発散し、砂漠の熱による体温の上昇を防ぐことができます。

狼の種類2:イタリアオオカミ

イタリアオオカミは、イタリアの山岳地帯に生息する狼です。

イタリアオオカミはイタリアにあるアペニン山脈と西部アルプスの山岳地帯を生息地域とした狼です。

シチリア島を含めた、イタリア半島の広範囲で生息していましたが、1970年までは駆除対象となっており、数を減らした狼はシチリア島などからも姿を消しました。

オスの体長は100cmから140cmほどで、平均体重は24kgから40kgです。メスはオスに比べ1割ほど小さいです。

狼の種類3:ツンドラオオカミ

ツンドラオオカミは、大きくふわふわした毛を持つ狼です。

ツンドラオオカミは別名「シベリアオオカミ」とも呼ばれており、ユーラシア北端部にあるツンドラ地域で生息しています。

雪国を生息地としており、毛色も白に近い灰色で長くふわふわした柔らかい毛をもった特徴的な姿をしています。狼の中でも大きな体を持ち、体長は150cmから200cmと、とても大柄です。

野兎やホッキョクギツネを捕食し、トナカイなども標的にすることもあります。

狼の種類4:ハイイロオオカミ

次のページ:狼の特性

初回公開日:2019年08月30日

記載されている内容は2019年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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