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うさぎが歯を鳴らすのはどうして?歯を鳴らす際の対処法を解説!

更新日:2024年10月09日

うさぎをペットとして飼う人が増え始めていますが、うさぎを飼うにあたり、うさぎの行動を理解する必要があります。その行動の一つとして歯を鳴らすという行動があります。この行動にはどのような意味があるのか、またこの行動をしたときにどう対処すればよいのかをまとめました。

うさぎが歯を鳴らすのはどうして?歯を鳴らす際の対処法を解説!
うさぎはうれしい時に軽く歯を鳴らすと理由1にて記載しましたが、気分が高揚し興奮してくると、強く歯を鳴らすようになります。

興奮してくると、ジャンプしたり鼻を動かしたりしますが、この時に一緒に歯も鳴らします。

歯を鳴らす際に強く歯ぎしりをするため、何か不調があるのか不安になりますが、その時にうさぎがじっとしていない状態であれば、それは興奮していると判断できます。

うさぎが歯を鳴らす理由7:体調不良を訴えている

痛みやストレス、食欲不振が続いた場合、体調不良となってしまいます。これら理由の主な原因として不正咬合が挙げられます。

不正咬合は、顎や歯などに異常がでることで咬み合わせが悪くなってしまう状態のことです。

この状態になると体調を崩しやすくなります。また、咬み合わせも悪い状態のため歯ぎしりをするようになります。

うさぎが歯を鳴らす場合の対処法

ここまで、うさぎが歯を鳴らす理由について記載してきましたが、そのほとんどが何らかの不調を訴えているものでした。

それでは、ここからは実際にうさぎが歯を鳴らす場合、どのような対処をすればいいのかを記載していきます。

歯の状態をチェックする

歯を鳴らす理由としても記載しましたが、歯が伸びすぎていると歯を削るために歯ぎしりをします。

歯を調整するための歯ぎしりならば心配はいりませんが、この時に歯の状態をチェックすることが大切です。

もしもこの時に歯が伸びすぎていた場合は、歯の調整が間に合っていない可能性があります。その場合は病院へ連れていき、歯を削ってもらうことが必要になります。

飼い主自信で歯を削ることができるだろうと考えても、それが原因で口などを傷つけたりしてしまうため、絶対に実践しないでください。

食事管理をする

歯が伸びすぎてしまう原因の一つとして、普段の食生活が挙げられます。

例えば、柔らかいおやつや野菜などを日ごろから与えてしまうと、歯をすり合わせるという機会が減ってしまうため、歯がどんどん伸びてしまいます。

それを防ぐため、干し草など硬めな餌を普段から与えることで、歯をすり合わせる機会を増やしてあげることが大切です。

もしも食欲不振になってしまった場合は、野菜をペースト状にしたものなどを食べさせて、うっ滞を起こさないようにします。

うさぎが安心できる環境作りをする

うさぎが安心できると感じられる環境を作ってあげることで、ストレスを軽減させられます。夏や冬など気温が異常に熱い、寒いというときはエアコンなどで温度調整をしてあげましょう。

また、部屋を模様替えした際は、この部屋は安全な場所だと認識させてあげたりして、少しでもストレスを感じさせない環境を作ることが大切です。

ストレスを与えない

うさぎはストレスを感じやすい動物のため、少しでもストレスを与えさせないようにする必要があります。

温度環境を整えるためにエアコンをつけても、その風がうさぎに当たってしまうとストレスを感じてしまいます。

したがって、風を当てないような設定をしてあげることでストレスを感じずに安心できる環境を作ることができます。

また、かじり木を与えることでストレス発散ができるとともに、かじることで歯を調整することもできます。

フンの状態を見る

うさぎのフンの状態を見ることで現在の健康状態が異常かどうかわかる場合があります。

うさぎのフンが普段より小さい状態が長く続く場合は健康状態が悪い可能性があります。また、色が普段と違うときも健康状態に異変がある可能性があります。

このような異常が見つかった場合は、すぐに病院へ連れていき、診察を受ける必要があります。

病院に連れて行く

うさぎが歯を鳴らすときに最も気を付けなければいけないことは、病気になっているときや不正咬合になっているときです。

この状態になった場合には、飼い主だけで解決できるような問題ではなくなるため、取り返しが付かなくなる前に、少しでも異変に気が付いたらすぐに病院へ連れていきましょう。

うさぎがカチカチ歯を鳴らす理由を判断し的確に対処しよう

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初回公開日:2019年08月16日

記載されている内容は2019年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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