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野うさぎの飼育方法9つ|野うさぎを飼う際の注意する点とは?

更新日:2024年10月09日

野うさぎ(野生のうさぎ)は、ペット用として一般的に流通する種類とほぼ同じ形をしています。その可愛らしい姿につい「飼いたい!」と思ってしまいますが、知識なしで野生動物を飼うことなどできません。適切な知識をもって無理なく飼えるよう、ちゃんと学んでおきましょう!

野うさぎの飼育方法9つ|野うさぎを飼う際の注意する点とは?

野うさぎは飼うことが出来るのか?

野うさぎ(野生のウサギ)は鳥獣保護管理法における限定目的や、狩猟資格と許可に基づく捕獲許可のもとに提供・入手された個体であれば飼育可能です。法的な許可なく捕獲・飼育・販売・譲渡・譲受・加工を行った場合、罰せられます。

アナウサギの生態

項目内容
体長35~45cm(尾4~7cm/耳6~8cm)
生息地スペイン東半部
食性様々な植物の葉・芽・枝・樹皮
寿命9年
普段の生活夜行性で地下に巣穴を形成する
体型は他の種類と比べてやや小柄、耳も短めで先端部分のみ黒色、尾に関しては下面が白色になっています。生息地はスペイン東半部、年間降水量が1000mm以下の地中海性気候・巣作りしやすい排水性ある堅牢な土壌・採食場付近の低木林が適した環境となります。

基本夜行性ですが主な活動時間は早朝と夕暮れ、繁殖期は春~夏(妊娠期間30日・1回4~9匹/年15~45匹)です。巣穴には複数の部屋が形成されて数等の雌と優位雄1匹が住みますが、なわばりには周辺の劣位雄コロニーも含まれており時期が来ると優位争いが起きます。

アナウサギの特徴

小柄なアナウサギは基本的に大人しく、穴ウサギ(あなうさぎ)と呼ぶだけあって危険を感じれば巣穴に逃げ込みます。闘争よりも逃走を最優先にしますが、子供を守るために親が走って囮になるなど勇敢な一面もあります。

基本的に大人しいアナウサギも、同種同士では優位争いの時期が来ると優位雄と劣位雄が闘う様子が見られます。多くの植物を食して生きますが、植物にも生育の時期にはそれなりの流れがあるため、アナウサギも季節に合わせて食するものを変えます。

野うさぎの飼育方法9つ

飼育に必要なものかかる費用(相場)
ゲージ10,000円~15,000円
備品(水飲み器・トイレ・かじり木など)5,000円~10,000円
食べ物(餌・おやつ・補助食品など)3,000円~5,000円

野うさぎの飼育方法1:ゲージを準備する

野うさぎの飼育方法、1つ目は「ゲージを準備すること」です。望ましいのは飼い主の掃除のしやすさ・うさぎに優しい素材・かじっても安全な素材ですが、+αとして底が引出式・床材の取り外し可・水飲みbottleの設置がしやすい・おしっこ飛び散り武士カバー付き・移動しやすい特徴もあると扱いやすくなります。

野うさぎの飼育方法2:かじれるおもちゃを準備する

野うさぎの飼育方法、2つ目は「かじれるおもちゃを準備すること」です。うさぎの歯は伸び続けるため、かじるの行動をして適度に歯を削らないと、後ろ側に歯が伸びて鼻辺りから歯が貫通して出てくることもあります。

噛み合わせ問題にも繋がるため、そうならないようにかじり木を用意してください。布をかじる子もいますが、硬さのあるかじり木はうさぎのストレス解消にもなり、歯が伸び過ぎないようにするため必要不可欠なものとなります。

野うさぎの飼育方法3:多頭飼をする場合は繁殖に気を付ける

野うさぎの飼育方法、3つ目は「多頭飼する場合は繁殖に気を付けること」です。

野うさぎの繁殖期は南部生息体は年中・北部生息体は春〜夏ですが、これは気候によるものなので、北部由来でも飼う場合は一定温度が保たれると推測されるため年中繁殖可能な状態になり得ます。

うさぎを種類問わず、成体の雌雄飼いするとすぐに繁殖行動をとる可能性が高いと言われています。

2〜5匹の子を産むため飼えないなら繁殖しないよう、ゲージを分ける・ゲージから出す時間を一緒にしないなどの工夫をしてください。

野うさぎの飼育方法4::動物病院の下調べをしておく

野うさぎの飼育方法、4つ目は「動物病院の下調べをしておくこと」です。

うさぎは何かと不調や病気になりやすいと言われていますが、動物病院全てが小動物に長けているわけではないため、うさぎに十分な対応なできる動物病院を探しておきましょう。

ちなみに、うさぎには予防接種の義務がないため基本的には必要ありません。また、野うさぎにも去勢や避妊の手術が施せますので、多頭飼を考えている方は視野に含めておきましょう。

野うさぎの飼育方法5:うさぎの餌

次のページ:野うさぎを飼う際の注意点

初回公開日:2019年08月08日

記載されている内容は2019年08月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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