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野うさぎの飼育方法9つ|野うさぎを飼う際の注意する点とは?

更新日:2024年10月09日

野うさぎ(野生のうさぎ)は、ペット用として一般的に流通する種類とほぼ同じ形をしています。その可愛らしい姿につい「飼いたい!」と思ってしまいますが、知識なしで野生動物を飼うことなどできません。適切な知識をもって無理なく飼えるよう、ちゃんと学んでおきましょう!

野うさぎの飼育方法9つ|野うさぎを飼う際の注意する点とは?
野うさぎの飼育方法、5つ目は「餌について」です。野うさぎは野生種ですので人工的な餌を突然与えると腸内細菌のバランスが崩れ、消化器に問題が生じて命にかかわる可能性があります。

飼育用うさぎでも、生後1ヶ月〜3ヶ月までの間に離乳食としての人工餌で健康に支障が出たケースが多発しています。人工餌に慣れていない野うさぎの餌は、ナチュラル派な人工餌か適量の野菜と果物が好ましいです。

野うさぎの飼育方法6:おやつ

野うさぎの飼育方法、6つ目は「おやつについて」です。市販のうさぎ用おやつは野生種からすれば糖質が多く消化器官への負担が懸念されますので、餌と同様に人工的なものよりも適量の野菜や果物を与えた方が良いでしょう。

ドライフルーツも添加物なしなら良いと思われがちですが、生より糖質がかなり多いため生野菜や果物をします。

ドライフルーツの方が食い付きが良いなどの理由で与えたい場合は、小さいのを1〜2個程度にしてください。

野うさぎの飼育方法7:あげてはいけないもの

野うさぎの飼育方法、7つ目は「あげてはいけないものについて」です。基本的に糖質過多の食品は却下で、穀類・豆類・芋類・菓子類・パン類・チョコレート・魚類・肉類は与えてはいけません。

また、野菜や果物と言っても、ネギ類・ゴボウ・カボチャ・アボカド・ナッツ類・ヒマワリの種・香辛料・柑橘系フルーツ・アロエ・わらび・針葉樹・観葉植物・ダイオウはうさぎに適しません。バナナは与えいる方もいますが、糖質が多いので量に注意です。

野うさぎの飼育方法8:トイレ

野うさぎの飼育方法、8つ目は「トイレについて」です。ペット用うさぎと同様、適切に対応していけば自らトイレで排泄ができるようになります。

自分の臭いのするところで出す習性があるため、まだ慣れていない時はあちこちで出してしまいます。

他の所で出した時はすぐ綺麗にして臭いを取り、トイレに臭いを付けることを根気よく続けていけばそのうち自分からトイレに走っていくようになります。

野うさぎの飼育方法9:お風呂

野うさぎの飼育方法、9つ目は「お風呂について」です。

基本的には毛づくろいで事足りるためお風呂不要であり、入るとすればこびりついた汚れがある時に温タオル・ブラッシング・トリミングで解決しない最終手段になります。

うさぎのお風呂の入れ方についてですが、適温は40℃、浅く浸かれる桶などに入れて優しく手早く洗います。

全身丸ごと水や湯の中に浸けることは避け、洗った後は軟らかい布で優しく水気を拭き取った後ドライヤーの冷風をさっとあてて乾かしましょう。

野うさぎを飼う際の注意点

項目必要経費(相場)手間注意点
散歩1,000~1,300円(ハーネス代/初期のみ)基本不要。外出が苦でないなら手間なし寄生虫と事故
お風呂3,000円(店舗)基本不要。余程の汚れが無い限り手間なし丁寧な優しさが必須
爪切り500円~1000円(店舗)1ヵ月~2ヶ月に1回なので少し手間不慣れだとハイリスク

野うさぎを飼う際の注意点1:マダニ

野うさぎも含め野生動物は外部寄生虫が多量に生息する場所に身を置いているため、マダニなど湯毒性の高い寄生虫を持っている可能性が高いです。

マダニは人命にかかわるウイルスや細菌の媒介リスクを持つため、野うさぎを飼う際は注意が必要になります。

マダニの有無は目視できますが、見つけにくいところに寄生していることもあります。

また、内部寄生虫が体内に存在している可能性も否定できないため、飼う前か飼い始めから早期のうちに動物病院で診てもらいましょう。

野うさぎを飼う際の注意点2:十分な広さと高さが必要

野うさぎはペット用のうさぎよりも運動量が豊富で跳躍力にも優れているため、市販されているゲージでは事足りない可能性があります。

一般的なうさぎ用ゲージよりも内側が広く高いものが好ましため、犬用・猫用あたりで通常のうさぎ用より広く高い製品が良いでしょう。

ペット用うさぎよりも動きまわる可能性を考慮すると、ゲージの配置にも注意が必要になります。

音が響いても問題ない住居環境であれば住民の睡眠妨害にならないよう配慮するだけで何とかなりますが、賃貸など考慮が必要な場合には配置の仕方に工夫をしましょう。

野うさぎとうさぎの違い

野うさぎと飼育用うさぎ(イエウサギ・カイウサギ)は、見た目からして違いがあります。飼育用うさぎの種類によっては野うさぎと似通うこともありますが、それぞれに体つきや毛色に特徴が存在しています。

また、生態的な違いとしては、食性は基本的に同じですが繁殖形態には異なる部分があることが挙がります。

飼育するにあたっては見た感じの違いが気になる方も多いため、野うさぎと飼育用うさぎの体つきと毛色変化の違いについてをご紹介します。

体つき

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初回公開日:2019年08月08日

記載されている内容は2019年08月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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