うさぎには肉球があるのか・肉球がない理由|生息地/毛
更新日:2024年10月10日
毛に覆われている
うさぎは肉球を持っていない替わりに、足の裏がふさふさの厚い毛で覆われています。そのため家でうさぎを飼う場合、フローリングの床などですと足の踏ん張りがきかずに滑ってしまいます。うさぎを室内で自由に遊ばせる場合は、毛足の短いカーペットなどを敷いて怪我を防止しましょう。
うさぎの体を洗う際、お風呂場を利用するならそこがタイルであると滑りやすくて危険ですので、滑り止めになるものを準備してあげてください。
うさぎの体を洗う際、お風呂場を利用するならそこがタイルであると滑りやすくて危険ですので、滑り止めになるものを準備してあげてください。
肉球とは何か
肉球とは
肉球の正式名称は「蹠球(しょきゅう)」です。主に食肉目であるネコ目の動物の足の裏に見られる、毛のない盛り上がった部分を指しています。しかし肉球の一部である「掌球」と言葉が近いため、肉球という俗称が使われています。元々一般にはあまり知られていない名称でしたが、某漫画で取り上げられて以降に認知度が高まりました。
なお同じネコ目の動物であっても、アシカ亜目であるアザラシ、アシカ、セイウチに代表される海生哺乳類には肉球がありません。歩行を自体をしないので、肉球が必要ではないためです。
なお同じネコ目の動物であっても、アシカ亜目であるアザラシ、アシカ、セイウチに代表される海生哺乳類には肉球がありません。歩行を自体をしないので、肉球が必要ではないためです。
肉球の構造
肉球は掌球、指球、手根球、足底球、趾球からできています。触感はぷにぷにとしており、外側は厚い角質層で覆われています。この肉球により、歩行時などの負傷や摩耗から足の裏を保護しています。
表面が顆粒状になっているため、滑り止めの役割も果たしています。角質層の下は、脂肪を含む弾性繊維が網目状になっており、肉球の周囲には発達した汗腺があります。
肉球を怪我した際は、縫合治療が非常に困難です。色、模様、形状、柔らかさには個体差があって、生息する環境により変化します。例として室内飼いのネコの肉球は、野生のネコに比べて薄くて柔らかいです。
表面が顆粒状になっているため、滑り止めの役割も果たしています。角質層の下は、脂肪を含む弾性繊維が網目状になっており、肉球の周囲には発達した汗腺があります。
肉球を怪我した際は、縫合治療が非常に困難です。色、模様、形状、柔らかさには個体差があって、生息する環境により変化します。例として室内飼いのネコの肉球は、野生のネコに比べて薄くて柔らかいです。
掌球
前足の裏、中央に位置する大きめの肉球のことです。人間の掌にあたります。
指球
掌球の外側に5つ並んでいる肉球のことです。5つのうち1つは、他の4つから離れて位置しています。この離れた肉球は、人間の親指にあたります。
手根球
掌球の上部に位置している肉球のことです。
足底球
後ろ足の裏、中央に位置している大きめの肉球です。狭めて言えば、この部分が蹠球と呼ばれることがあります。
趾球
足底球の外側4つに並んだ肉球のことです。
肉球の役割
肉球は獲物に接近する場合に、相手から気づかれないように足音を消す働きを持ちます。加えて、歩行時や高所から飛び降りる際の衝撃を緩和する役割も持っています。
初回公開日:2017年12月29日
記載されている内容は2017年12月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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