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うさぎに表情はあるの?表情やしぐさからわかるうさぎの気持ち

更新日:2024年04月23日

うさぎの感情表現は豊かです。表情や仕草にはそれぞれ意味があります。知らないままペットにすると、うさぎにとって深刻なストレスに気づけないことがあります。うさぎの表情や行動が意味する感情を知って、上手にコミュニケーションをとってください。

うさぎに表情はあるの?表情やしぐさからわかるうさぎの気持ち
うさぎは我慢強い動物です。もし、キーキーといった音を出していたり、キュッキュッといった音が聞こえたら「助けて」の合図です。

うさぎは、痛みや苦痛をこらえているときに、甲高い音を出します。ケージに体が挟まったりしていないか、足の爪は大丈夫かなど、けがをしていないかどうか確認してあげてください。

多少のことではキーキー言わないので、まさに音を上げている状態です。ちゃんと受け止めて、しっかり対応してあげましょう。

うさぎの感情を見るポイント4つ

うさぎの表情を読み解くにはポイントがあります。

うさぎの感情表現は、怒っているのか喜んでいるのか、慣れるまでは見極めが難しいです。体全体で感情表現しているうさぎの表情を、ポイントを押さえてしっかり読み取れるようになりましょう。

うさぎの感情を見るポイント1:目

鳴かないうさぎの感情は、目に現れます。まさに「目は口ほどに物を言う」です。うさぎの目は表情豊かです。

調子が良く、ご機嫌なときの目はきらきらしています。反対に、疲れていたり不調なときは、瞼が閉じかけていたり、視線が合いません。

人と同じで元気で勢いのあるときは、目はしっかりと開かれて、視線も合い、「目力」が感じられます。

ぼんやりとして視線が合わず、瞼が重そうなときは、どこか調子が悪くないか確認してあげましょう。

うさぎの感情を見るポイント2:耳

うさぎは耳で感情表現します。

うさぎの耳は表情豊かです。ぴんと立っているときは、情報収集に努めています。何かに怯え、警戒している状態です。

耳が後ろへ折れているときは、2つの意味があります。目をつぶっていれば、安心してリラックスしている状態。目を見開いて、硬直している様子のときは、極度の緊張状態にあります。

うさぎの苦手なブラッシングや爪切りなどを行っている時に、緊張状態が見られることがあります。

うさぎの感情を見るポイント3:足

うさぎは後ろ足で床を強く踏み鳴らすことがあります。「足ダン」とか「スタンピング」といわれる行為です。野生の場合は、仲間に危険を知らせるために行いますが、飼っているうさぎの場合は、不満や怒りの表現になります。

ケージが汚れていたり、お腹がすいたり、周囲が騒がしくてストレスが溜まったり。かなり強く床を踏むので、不満の表現であることを知って様子を見ましょう。

反対に、軽くぴょんぴょんと跳ね回るときは、何か喜んだり、遊んでいる場合です。飼い主の周りで飛び跳ねたら、構ってあげるとよいでしょう。

うさぎの感情を見るポイント4:しっぽ

うさぎがしっぽを振るのは、嬉しいときです。

野生のうさぎは、しっぽを振って仲間に危険を知らせたりしますが、飼っているうさぎの場合は、単純に喜んだり、楽しんだりしているときにしっぽを振ります。

激しく小刻みにしっぽを振っている場合は、少し興奮状態にあります。すごく嬉しいとか、楽しいときの表情です。うさぎのしっぽはとても可愛らしいですが、骨も神経もありますので、乱暴に触ったりしないようにしましょう。

かわいい表情やしぐさからうさぎの気持ちを読み取ろう

うさぎの表情のポイントを知って、上手にコミュニケーションをとりましょう。

うさぎは鳴かないし、基本的には小心で大人しい性質なので、室内飼育に向いていると言われます。飼い始めで慣れない間は、どんな仕草も全て可愛くて仕方がないでしょう。

しかし、うさぎは大変臆病で警戒心が強いため、慣れるまでには時間をかける必要があります。うさぎの表情、感情表現の意味を知って、徐々に距離を縮めていってください。

初回公開日:2019年08月01日

記載されている内容は2019年08月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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