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サバンナモニターの飼育方法|必要なもの一覧とくわしい生態を紹介

更新日:2024年07月08日

上級者向けのペットと思われがちのサバンナモニターの飼育方法をご存じでしょうか。本記事ではサバンナモニターの生態や特徴、飼育時に必要なものから飼育方法まで初心者でも分かるよう紹介しています。サバンナモニターの飼育に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

サバンナモニターの飼育方法|必要なもの一覧とくわしい生態を紹介

流通時期

春は幼体が流通し始めるため、人に慣れさせたい方には春のシーズンに幼体を購入することをおすすめします。

個体の性格にもよりますが、人慣れせず成長した個体は人に慣れるまでやはり時間がかかります。

サバンナモニターの飼育に必要なものと選び方



サバンナモニターは、元々サバンナ地帯に生息する生き物です。アフリカのサバンナの気候さながらの環境を提供することがサバンナモニターの飼育に必要となります。

以下では、サバンナモニターの飼育に必要なものと選び方を紹介します。
  • ケージ
  • 床材
  • 水入れ
  • バスキングライト
  • 紫外線ライト
  • 暖房器具

ケージ

サバンナモニターの幼体(赤ちゃん)は手のひらサイズですが、ケージが大きすぎると人との距離ができ、人慣れしづらくなる可能性があります。始めは90cmほどのケージにすると良いでしょう。

成長速度が速く、1年で約60cm、2年で80cm~1m近くまで成長するため、大きくなったら横幅180cm以上あるものに変えます。

SNSで見かける横幅2m以上のものは、自作ケージや衣装ケースを利用しています。

床材

モニターの体が傷つかないよう、床材を敷きます。床材は安価なものでいうとキッチンペーパーや新聞紙でも良いのですが、サバンナモニターは元々地面の穴や他の動物の巣穴に入る習性があります。

デザートサンドやヤシガラマットなどの床材を敷いて、サバンナモニターが地面を掘って隠れられるようにしておきます。

水入れ

脱水症状を防ぐため、水分補給と水浴びのための水入れを用意します。サバンナモニターはサバンナの乾季に耐えられる爬虫類ですが、雨季には湿度のある環境で活動するため水浴びを好みます。

水の中でずっと寝てることもあるため、全身を浸すことができる大きさの水入れを用意しましょう。また、水中で糞をすることもあるのでマメに水の入れ替えも必須です。

バスキングライト

アフリカの日光をたっぷりと浴びるサバンナモニターには、バスキングライトで光を作り出し、十分に日光浴させる必要があります。

好きな時に日光浴ができるよう、シェルターを設置するのも良いでしょう。

バスキングライトを使って部分的にホットスポットを作ることでサバンナ地帯さながらの飼育環境を作ることができるのです。

紫外線ライト

サバンナモニターは人間と同様、自分でビタミンDを作り出せないため、紫外線ライトを設置し、UVをしっかりと浴びる必要があります。

紫外線を浴びるとカルシウムの吸収量が上がり、骨を強くする働きがあるため、サバンナモニターには欠かせない設備です。

アフリカの燦燦と照り続ける太陽と紫外線の量を考えると、大きめのものを準備すると良いでしょう。
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初回公開日:2022年06月02日

記載されている内容は2022年06月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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