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サバンナモニターの飼育方法|必要なもの一覧とくわしい生態を紹介

更新日:2024年01月21日

上級者向けのペットと思われがちのサバンナモニターの飼育方法をご存じでしょうか。本記事ではサバンナモニターの生態や特徴、飼育時に必要なものから飼育方法まで初心者でも分かるよう紹介しています。サバンナモニターの飼育に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

サバンナモニターの飼育方法|必要なもの一覧とくわしい生態を紹介

暖房器具

サバンナの気候を再現できるよう、冬の寒い時期は暖房機器でケージ周りを温かくしましょう。特にパネルヒーターや天井に貼り付けるタイプのペットヒーターがおすすめです。

暖房器具のひとつとして保温球がありますが、こちらは万一触れた時にやけどの恐れがあるため、触れても問題のない暖房器具を選びましょう。

パネルヒーターだけでケージ内の室温を管理するのは難しいため、エアコンなども利用して適温になるよう調整しましょう。

サバンナモニターの飼育方法

初心者でも飼育できる点が魅力のサバンナモニターですが、飼育方法のコツはあるのでしょうか。また、幼体の頃はとても小さくて扱いやすいイメージですが、成長した時と同じように育てれば良いのでしょうか。

以下では、サバンナモニターの飼育方法を、飼育環境から餌の与え方まで紹介しています。

餌はコオロギやデュビア、ゴキブリのほか、ピンクマウス、ウズラなどバランスよく食べさせます。また、冷凍餌やドライフードよりも生き餌の方を好むため、準備しておくと安心です。

餌の頻度は、幼体は週5~7回程度、亜生体は2日に1回程度、生体は週に2回ほど与えましょう。

温度

日中は平均気温27℃前後を保ちましょう。バスキングライトが当たる部分(ホットスポット)は40℃前後になるように調整します。バスキングライトはケージの端に設置し、温度勾配を作ることでサバンナモニターが万一暑いと感じた時に逃げられるようにします。

夜間は1~2℃低く調整します。

冬はパネルヒーター等での保温が必要ですし、真夏は暑くなりすぎないよう室内のクーラーで気温を調整しましょう。

湿度

雨季に活動的になるサバンナモニターですので、湿度管理も重要です。過度の乾燥に陥ると、サバンナモニターが乾季と認識し、休眠に入る準備を始めてしまいます。

湿度計を使って、湿度は35~60%ほどをキープするようにしましょう。

レイアウト

飼育ケージ内のレイアウトにも気を配りましょう。地上棲が基本のサバンナモニターですが、低木にも登ります。

野生の個体は木に登って餌を監視する習性があるため(サバンナモニターの”モニター(監視者)”の由来はここからきています)、なるべくストレスのない環境を与えるには木を入れると良いでしょう。

日光浴

人間同様、サバンナモニターは周囲の気温に応じて自分の体温が変化していく変温動物ですが、自分で体温を上げられないため、日光に当たることで体温を上げ、消化を促します。

日光浴の効果は、バスキングライトとUVライトを使うことで得られますが、逆にバスキングしないと体が弱ってしまいます。

飼育下では、適切な方法で日光浴をさせてサバンナモニターの健康を維持していく必要があるのです。

ハンドリングの方法



サバンナモニターのベタ慣れ、という言葉があります。上手に飼育すればハンドリングできるようになりますが、安易に触ると暴れたり噛みついたりします。

基本的に音や匂いを察知して身を守るため、警戒されないよう以下の順序で行います。

・餌やり時にピンセットで餌を与え、飼い主の匂いを覚えさせる
・飼い主に警戒しなくなったら、背中をさすって様子をうかがい、落ち着いた状態ならそのままお腹を抱える
次のページ:サバンナモニターを飼育する際の注意点

初回公開日:2022年06月02日

記載されている内容は2022年06月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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