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サバンナモニターの飼育方法|必要なもの一覧とくわしい生態を紹介

更新日:2024年01月21日

上級者向けのペットと思われがちのサバンナモニターの飼育方法をご存じでしょうか。本記事ではサバンナモニターの生態や特徴、飼育時に必要なものから飼育方法まで初心者でも分かるよう紹介しています。サバンナモニターの飼育に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

サバンナモニターの飼育方法|必要なもの一覧とくわしい生態を紹介

サバンナモニターを飼育する際の注意点

SNS上で、サバンナモニターと楽しそうに触れ合っている姿をよく目にします。サバンナモニターは値段も安価ですし、初心者でも買えるからと気軽に飼育するのは注意が必要です。

以下ではサバンナモニターを飼育する際に注意してもらいたいことを紹介していきます。

適切な飼育環境の確保と維持が必要になる

サバンナモニターは、ベビーの段階では小型のペットの感覚で買えます。しかし、1年もすると80cm近くまで成長し、最終的には90cm~1mほどの大きさに到達するため、それだけのスペースが確保できないと飼育できません。

また、サバンナ地帯の環境を再現するのにヒーターやライト、クーラーなどの電気代や餌代などの維持費をおよそ10年支払うことを想定して購入しましょう。

他の生き物と接触させない

サバンナモニターは肉食でもあるため、他のペットと接触させると捕食する危険性があります。

また、人慣れしていたとしてもストレスや空腹で気性が荒くなることもあるため、多頭飼いや同居はさせず、必ず単独で飼育しましょう。

肥満にさせない

サバンナモニターが野性下のものより平均寿命が短い原因のひとつが肥満とされています。

サバンナの厳しい気候を乗り切るために、脂肪を蓄えやすい体質をしています。ウズラやピンクマウスのように栄養価の高いものを与えると、飼育下ではすぐに肥満になり、寿命を縮めてしまうのです。

食事の際には、たんぱく質が多い鶏肉のササミやゆで卵と併せて与えることで肥満を防ぎます。また、3ヶ月に一度運動させるなど工夫も必要でしょう。

必要に応じ温浴させる

35~40℃での温浴は脱皮不全の防止や便秘改善、体調不良などにも効果的です。温浴後の体温低下を防ぐためにも、タオルですぐに拭きましょう。

鋭い歯に気を付ける

大人しい個体であっても空腹時や繁殖期は気性が荒くなる傾向があります。その時に鋭い歯で噛まれて大怪我をすることもあるため、十分注意しましょう。

機嫌が悪い時は絶対に触らないようにします。どうしても水交換や清掃が必要な場合は、革手袋をして作業しましょう。

また、運動のための放し飼いやリードを付けての散歩も脱走や暴れる恐れがあるため、避けましょう。

サバンナモニターの飼育方法と注意点を知ろう

この記事では、サバンナモニターについてくわしく紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

サバンナモニターは、飼育の方法と体調管理がきちんとできれば、長い時間を一緒に過ごせるかわいいペットです。距離を少しずつ縮めていって、様子をうかがいながらハンドリングできるようになれば達成感と愛おしさも倍増になるでしょう。

手軽に購入できるサバンナモニターですが、飼育方法と注意点をしっかりと学んで、サバンナモニターとの生活を楽しんでみませんか。

初回公開日:2022年06月02日

記載されている内容は2022年06月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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