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ヒナタヨロイトカゲの飼育方法|ケージの大きさや餌の与え方をくわしく解説

更新日:2024年07月08日

ヒナタヨロイトカゲを飼ってみたいけど、くわしい生態や飼育方法が分からず悩んでいる人もいるでしょう。小ぶりなサイズとゴツゴツとした体のギャップは、人気の理由のひとつです。この記事では、ヒナタヨロイトカゲについて、生態から飼育方法までくわしく紹介しています。

ヒナタヨロイトカゲの飼育方法|ケージの大きさや餌の与え方をくわしく解説
「ヒナタヨロイトカゲってどんな生き物?」
「ヒナタヨロイトカゲの飼育方法が分からない」
「ペットとしてヒナタヨロイトカゲは飼えるの?」
このように、ヒナタヨロイトカゲの飼育を検討している人には疑問点が多いのではないでしょうか。

ヒナタヨロイトカゲは、トゲトゲの鱗を持つヨロイトカゲの1種です。小さな恐竜のような出で立ちに、心惹かれる人も多いでしょう。最近では、ペットしての人気が高まっており、ヨロイトカゲの中でもポピュラーな種類になってきています。

今回は、そんなヒナタヨロイトカゲの生態や飼育方法について徹底解説していきます。

飼育を検討している人は、ぜひこの記事を参考にして、悩みや疑問点の解消に役立ててください。

ヒナタヨロイトカゲってどんな生き物?



ヒナタヨロイトカゲは、爬虫類好きの中ではペットして人気の高い種類です。聞き覚えがあるという人も多いのではないでしょうか。

ヒナタヨロイトカゲとはどのような生き物なのか、まずはその生態についてくわしく見ていきましょう。

生物学的分類

ヒナタヨロイトカゲは、有鱗目ヨロイトカゲ科ヨロイトカゲ属に分類されるヨロイトカゲの1種です。

ヒナタヨロイトカゲの中にもさらに種類がいると考えられていますが、ヨロイトカゲ自体の分類が明確ではなく、いまだハッキリしていない部分が多いです。

そのため、ネッタイヨロイトカゲ、トロピクスヨロイトカゲ、トロピカルヨロイトカゲなど複数の呼び方があります。

生息地と活動時間帯

アフリカ南部に分布しており、主にサバンナなどの乾燥した草原地帯で、低木林や倒木、岩の下などに隠れて生活しています。

昼行性の生き物で、暗くなると砂穴や岩の間で休むため、夜に活動することはほとんどありません。体温調節できない変温動物であり、活動時間中は岩に登って直射日光を浴び、日光浴をしています。

見た目と大きさ

ヨロイトカゲの特徴といえばトゲトゲとした鱗ですが、ヒナタヨロイトカゲの場合は若干棘(トゲ)が控えめです。しかし、尾には棘状の鱗を持っており、ヨロイトカゲの特徴はしっかりと残っています。

体色は黄褐色~灰褐色をしており、お腹は黄褐色です。個体によって体に暗い色の帯状の模様がまばらに入っている場合があります。また、国内ではお腹の赤みが強い個体も流通しています。

体色の違いは個体差なのか別の種類や亜種であるのかなど、くわしい理由は判明していません。

全長は6~8cmほどで、両手に収まる程度の小型サイズです。

最長でも8.8cm程度とされており、飼育スペースが比較的狭く済むため複数で飼育する人も多いです。

食性

動物食性で、昆虫や節足動物などを主食にしています。

野生下では小さなトカゲやクモなど様々なものを食べていますが、中でも羽のついたシロアリが好物とされています。

性格

ヒナタヨロイトカゲは、その強そうな見た目とは反対にとても臆病な性格をしています。

一方で、5~30匹の集団で生活するという社交的な一面も持っています。警戒心も強いですが、攻撃性が低い個体が多いため、ペットとして飼いやすい種類です。

寿命

ヒナタヨロイトカゲの平均寿命は10年程度です。

知識と飼育環境さえ整っていれば、飼育の難易度はそこまで高くありません。中には15年生きる個体もおり、飼育がしっかりとできていれば平均よりも長く生きてくれることもあるでしょう。

ヒナタヨロイトカゲの入手方法

ヒナタヨロイトカゲの特徴や寿命について解説してきました。それぞれの個体によって体色が異なるため、よりペットとしての愛着が湧くでしょう。飼育したいという思いが強くなってきた人も多いのではないでしょうか。

ここからは、気になる販売場所や値段などについて紹介していきます。

販売場所と値段

ヒナタヨロイトカゲは、8,000~10,000円程度と比較的安価で購入できます。

爬虫類は対面販売が義務つけられているため、主にペットショップまたは展示会での購入になります。

国内での流通はヨロイトカゲの中では多いため、希少な種類ではありません。

ただし、ヒナタヨロイトカゲはワシントン条約で絶滅の恐れがある種類に分類されています。ワシントン条約とは、絶滅を防ぐためにⅠ~Ⅲに分類を分けて、輸入や輸出の制限をかけて保護することを目的とします。Ⅰが最も絶滅の恐れが高い段階です。

現在、ヒナタヨロイトカゲはⅡに分類されており、すぐに規制がかかる可能性は低いですが、今後輸入がなくなる可能性はゼロではないことを理解しておきましょう。

出典:ワシントン条約(CITES)|経済産業省
参照:https://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade_control/02_exandim/06_washington/index.html
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初回公開日:2022年06月18日

記載されている内容は2022年06月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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