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ヒナタヨロイトカゲの飼育方法|ケージの大きさや餌の与え方をくわしく解説

更新日:2024年07月08日

ヒナタヨロイトカゲを飼ってみたいけど、くわしい生態や飼育方法が分からず悩んでいる人もいるでしょう。小ぶりなサイズとゴツゴツとした体のギャップは、人気の理由のひとつです。この記事では、ヒナタヨロイトカゲについて、生態から飼育方法までくわしく紹介しています。

ヒナタヨロイトカゲの飼育方法|ケージの大きさや餌の与え方をくわしく解説

CBとWCの違い

爬虫類ショップなどで、「CB」や「WC」という言葉を目にしたことはないでしょうか。

これは、どのような経緯で販売されている個体であるかを示す用語です。

「CB(Captive Bred)」はキャプティブブレッドの略で、ブリーダーなどが人口的に飼育あるいは繫殖した個体のことです。もともと人口飼育であるためペットとしての飼育環境に馴染みやすく、寄生虫などのリスクもほとんどありません。

「WC(Wild Caught)」はワイルドコートの略で、野生下で採取された個体のことです。野生であるため、体色やサイズなどが「CB」よりも本来の姿に近い個体が多いです。しかし、寄生虫がいる場合や気性が荒くなりやすい点などから、上級者向きと言えます。

そのため、「CB」の個体の方が初心者向きとされています。

ヒナタヨロイトカゲの飼育に必要なものと選び方



日本に生息しないヒナタヨロイトカゲは、特に飼育環境に気を付けなければいけません。元気に育ってくれるように、必要なものを準備しておきましょう。

ここからは、ヒナタヨロイトカゲの飼育に必要なものを8つ紹介していきます。

選び方のポイントについても解説しているため、各項目を確認しておきましょう。
  • ケージと蓋
  • 床材
  • シェルター
  • 水入れ
  • バスキングライト
  • 紫外線ライト
  • ヒーター
  • サーモスタット

ケージと蓋

ヒナタヨロイトカゲは地上で生活しているため、なるべく床面積が広いケージが理想です。最低でも幅60cm以上のものを選びましょう。

生体に比べると大きいサイズに感じるかもしれませんが、温度調節するためにはゆとりのあるケージが必要となります。多頭飼いする場合は、幅90cm以上を目安にしてください。

蓋は、通気性のよいものや金網でできたものがおすすめです。

爬虫類は上から来る手が苦手です。慣れやすくするためにも、なるべくサイドに窓があるタイプのケージでお世話する方が良いでしょう。

床材

床材の選択肢は広く、一般的なペットシーツやキッチンペーパーなどでも代用ができます。

見栄えを良くしたい、野生下と同じような環境にしたいと考えている人には、「砂系」の床材がおすすめです。

排泄物があれば都度清掃しておきましょう。床材は定期的に補充し、2~3か月に1度を目安にケージ内全体の床材を交換してください。

シェルター

臆病な性格のヒナタヨロイトカゲには、寝床や隠れ家となるシェルターが必要になります。シェルターは、乾燥したドライタイプと保湿性のあるウェットシェルターの2種類を置いてあげるのがベストです。

落ち着ける空間がないとストレスが溜まってしまうため、個体にあったサイズのシェルターを選びましょう。

多頭飼いする場合は、複数のシェルターを準備してください。

水入れ

乾燥地帯に生息していますが、水分が全く必要ないわけではありません。水分補給がいつでもできるように、ケージ内に水入れを置いてあげましょう。

全身が浸かる程度の、サイズに合った水入れを選んでください。

バスキングライト

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初回公開日:2022年06月18日

記載されている内容は2022年06月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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