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カメレオンの値段はいくら?飼育方法や種類ごとの特徴と相場についても解説

更新日:2024年07月08日

ペットとしても人気のカメレオンの育て方を知っていますか?この記事では、日本で飼うことのできる代表的なカメレオンの種類やその値段、詳しい飼育方法について解説しています。カメレオンを飼育してみたい方は、ぜひ参考にしてください。

カメレオンの値段はいくら?飼育方法や種類ごとの特徴と相場についても解説

バスキングライト

カメレオンの健康を保つためには日光浴が欠かせません。屋内飼育では、日光浴の代わりに、赤外線を多く含むバスキングライトを用意しましょう。バスキングライトは太陽光と同様に熱を発しますので、ケージ内を温める効果もあります。

大きく分けてハロゲンランプと白熱電球があり、ハロゲンランプのほうがよりパワーがあり、保温力が高くケージ内を明るく照らします。ライトの寿命も長いのが特徴です。

また、太陽光のように一日のうちで光や温度の強弱をつける、夜は消える等の調整が必要になりますので、タイマー付きのものを設置するか、付いていない場合は別途タイマーを用意しましょう。

紫外線ライト

太陽光に含まれる紫外線の波長は、大きく分けて下の3種類です。

・UV-A
細胞を活性化し、食欲増進や脱皮促進に関係

・UV-B
食事などで体内に取り込んだカルシウムを骨に定着させ、骨格や卵殻の形成を促す。

・UV-C
過度に浴びると日焼けやシミ・皮膚ガン・免疫力低下などの原因となるが、殺菌作用もある。

そのなかでも特に、UVBがカメレオンにとって必要な紫外線です。昼行性のカメレオンはUVBを浴びることで、カルシウムを体内に吸収するからです。UVBが不足すると低カルシウム血症を起こして筋肉のけいれんや嘔吐といった症状が現れることがあります。

飼育下ではUVBを補うために、紫外線ライトを設置しましょう。また、紫外線が強すぎると目を痛めてしまうので、樹木などを使って日陰を作ってあげてください。

ヒーター

飼育環境にもよりますが、カメレオンにヒーターは必要ないことが殆どです。まず、床に敷くパネルヒーターは樹上生活が主であるカメレオンには必要ありません。

また、昼行性のカメレオンの場合バスキングライトで日中の保温は充分ですので、飼育環境にもよりますが上部ヒーターも必要のないことが殆どです。むしろ高温になり過ぎないよう注意が必要ですので、サーモスタットを設置しましょう。ライトが効きすぎてケージ内の温度が上がりすぎてしまうと、最悪の場合、カメレオンが死んでしまうこともあります。

サーモスタットとは、ケージ内の温度を自動調整するための機器です。可視光線ライトや紫外線ライトなど、照明器具の管理もできるサーモスタットもあります。

レイアウトアイテム

樹上での立体活動がカメレオンの生活スタイルです。蔓や枝を配置し樹上環境を再現して、カメレオンの足場を確保してあげましょう。

おすすめのレイアウトアイテムはこちらです。
・蔓(ツル・ヴァイン)
・枝(流木)
・観葉植物/フェイクリーフ

陰に身を隠したり、ライトの熱から逃れたりするために、葉っぱが役に立ちます。また、霧吹きやドリップボトルで濡らした葉をカメレオンが舐めて水分補給もできます。

カメレオン飼育でポピュラーな観葉植物はポトスです。副食で植物も食べるエボシカメレオンにとっては、ポトスの葉は食糧にもなります。
次のページ:カメレオンの飼育方法

初回公開日:2022年06月27日

記載されている内容は2022年06月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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