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コバルトツリーモニターの飼育方法とは?おすすめのライトなど飼育環境も紹介

更新日:2024年07月09日

とても美しい青色のトカゲ、コバルトツリーモニターはご存知でしょうか。本記事では、そんなコバルトツリーモニターについてその生態や特徴、飼育環境の整え方から飼育方法まで紹介していきます。コバルトツリーモニターに興味がある方は是非参考にしてみてください。

コバルトツリーモニターの飼育方法とは?おすすめのライトなど飼育環境も紹介
爬虫類が好きな方で、ツリーモニター系に興味を持っている方もいると思います。特に今回紹介するコバルトツリーモニターはツリーモニターの中でも、とても綺麗な青色をしていて、その姿に魅了され生態や飼い方について知りたい方がいるのではないでしょうか。

本記事では、コバルトツリーモニターについてその生態や特徴から飼育に必要なもの、また飼育方法のポイントや注意点などについて紹介していきます。

この記事を読むことで、コバルトツリーモニターについて知識を深められ、コバルトツリーモニターに長生きしてもらうようなポイントを知ることができるでしょう。

これからコバルトツリーモニターを飼ってみたいと思われている方は、是非この記事をチェックしてみてください。

コバルトツリーモニターの生態や特徴とは



コバルトツリーモニターはその文字の意味のとおり、非常に鮮やかで綺麗な青色をしていて、2000年代はじめに新種記載されたばかりのツリーモニターです。流通したばかりの頃は希少性が高く、高価でしたが現在は値段が落ち着いております。

生息地について

コバルトツリーモニターはインドネシアのバタンタ島にのみ生息するツリーモニターです。このバタンタ島があるインドネシアの気候は雨季と乾季があり、雨季は降水量が多く湿度が高めで、乾季でもそこまで最低気温が下がることのない地域となっています。

年間を通して気温が約22〜30度の熱帯雨林で、コバルトツリーモニターはほとんどの時間を木の上で生活しています。

分類について

コバルトツリーモニターは爬虫網で有鱗目、オオトカゲ科マングローブトカゲ亜属に分類されています。日本語ではアオホソオオトカゲやコバルトモニターとも呼ばれているのです。

CITES(ワシントン条約)はII類に分けられています。CITESは絶滅のおそれのある野生動植物の種の取引に関する法律のことですが、I類だと市場の流通は大変難しくなるでしょう。コバルトツリーモニターはⅡ類ですが、I類に変更となる可能性のある種に属しています。

このツリーモニターは樹上棲といって樹の上で生活する種類のモニターです。一般的にツリーモニターは樹上棲なので神経質な個体が多いようです。

出典:ワシントン条約(CITES)|ヘビ牧場どらんごファーム
参照:https://dorango-farm.com/cites/

大きさについて

コバルトツリーモニターの体長は、最大で約1mを超える大きさになるようです。人間の飼育下では1mに達さず成長が止まることも多いようですが、ツリーモニターの中では大型の品種になります。

スリムなフォルムをしていて尻尾は非常に長いので、体長の割には大きく感じないという方もいるでしょう。

寿命について

コバルトツリーモニターを含むツリーモニターの寿命は10年程です。

ただし、人間の飼育下では生息地での環境を完全に再現することは難しく、神経質な性格のため長生きさせるのはなかなか難しいでしょう。長く飼いたい場合は湿度や餌のあげ方など、飼育環境に気をつけましょう。

コバルトツリーモニターの飼育に必要なもの

コバルトツリーモニターを飼育する際は、ほぼ野生の時と同じ環境を作らなければいけません。そのため、飼育設備用意が簡単ではなく、特に細部にまでこだわろうと思えば、その飼育設備は安くありません。

ただ、飼育される方はその生体の寿命を全うしてほしいと思う方がほとんどだと思いますので、コバルトツリーモニターの飼育に必要なものを揃えてあげましょう。
  • 床材
  • ケージ
  • 水入れ
  • ライト
  • ヒーター
  • 登り木

床材

床材にはヤシガラマットやハスクチップがおすすめです。吸水性がいいので、ケージの中を蒸らさずに、ある程度の湿度を保ってくれます。

飼育していると床材はほこりやフンや尿などで汚れてしまうので掃除してあげましょう。また、ダニなどが発生した場合は床材を取り替えてあげることも大事です。新しく床材を使用する場合は日光消毒しておくといいでしょう。
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初回公開日:2022年06月17日

記載されている内容は2022年06月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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