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フトアゴの餌と頻度について解説|食べない時の原因についても紹介

更新日:2024年07月13日

フトアゴヒゲトカゲは近年ペットとして人気が高まっています。フトアゴは一体どんな餌をどういった頻度で食べるのでしょうか。本記事ではフトアゴが食べる餌の種類やそれぞれの成長過程ごとによって変わる餌の量や頻度を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

フトアゴの餌と頻度について解説|食べない時の原因についても紹介
「フトアゴってどんな餌を食べるの?」
「餌の頻度って?」
「生きた虫をあげないといけないって本当?」
近年ペットとして飼われる機会が多くなったフトアゴですが、どんな餌を食べるのか、どんなお世話をしたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事ではフトアゴが食べる餌の種類や餌の与え方や頻度を紹介していきます。

またフトアゴが餌を食べなくなってしまった場合に考えられる原因や対処法についても解説していくので、すでにフトアゴを飼われていて困っている方にも参考になるでしょう。

この記事を読むことでフトアゴにとって適切な餌の与え方を学べて、フトアゴを健やかに育てるポイントをつかむことができます。

これからフトアゴを飼おうと考えている方、またすでに飼われている方も是非この記事を参考にしてください。

フトアゴとは?


フトアゴの正式名称はフトアゴヒゲトカゲで、主にオーストラリアに生息しています。

半樹上性で、体長は約40~50㎝になります。
また寿命は約10~15年と長生きするトカゲです。

身の危険を感じたり興奮したりすると下あごを膨らませ口を開けて威嚇します。
その様子がフトアゴヒゲトカゲの名前の由来になりました。

トゲトゲした見た目とつぶらな瞳のギャップがたまらなくかわいいですよね。

フトアゴの餌

フトアゴにはどんな餌を与えたらいいのでしょうか。

野生のフトアゴは昆虫や植物、果物、自分より体の小さな小動物を食べて生きています。
トカゲと聞くと昆虫などを食べる肉食のイメージがある方も多いと思いますが、フトアゴは植物なども食べる雑食性のトカゲです。

飼育下でも色々な餌を与えることができます。
それでは餌にどんな種類があるのか紹介していきます。

昆虫

フトアゴは動くものによく反応するため、生きた昆虫は大好物です。
コオロギはペットショップなどで見かける頻度が特に高い生餌です。
安価で栄養価も高いので主食として与えるのに向いています。

また海外のゴキブリであるデュビアは、ゴキブリなだけあって丈夫で増やしやすいので自宅でストックしておきやすいのがメリットです。

ミルワームやジャイアントミルワームも手に入れやすいですが、脂肪分が多いので主食にはあまり向いていません。

人工餌

フトアゴの成長に必要な栄養バランスを考えて作られている人工餌もおすすめです。

人工餌はすぐに食べてくれる個体もいますが、徐々に与える頻度を増やして慣らしていかないと食べてくれない個体もいます。

なるべくベビーの時から与えて早く慣らすのがいいでしょう。
人工餌を食べるのか心配であれば、フトアゴを購入する際にショップの店員さんに確認することをおすすめします。

食べてくれるとのちのちの餌やりが楽になるでしょう。

野菜・果物

フトアゴにとって特におすすめする野菜は小松菜、にんじん、オクラ、かぼちゃなどです。
バナナやリンゴなどの果物も食べますが、糖分が多いので与える頻度には気を付けましょう。

野菜ならなんでも与えていいわけではなく、玉ねぎやにんにくは与えてはいけません。
またキャベツやほうれん草、ブロッコリーは与えすぎると病気の原因となる可能性があるのでこれらも与える頻度には注意しないといけません。

サプリメント

色々な種類の餌を与えていても、飼育下では栄養不足になることもあります。
特にカルシウム、ビタミンはサプリメントで積極的に補ってあげる必要があります。

フトアゴの成長に必要なカルシウムが不足すると骨が脆くなり、骨折や体が変形してしまう原因になります。またカルシウムの吸収を助けるビタミンDも必要です。

サプリメントは生餌にまぶしたり、野菜や人工餌にトッピングしたりして与えます。
与える頻度は毎回でもいいですし、数回おきでも構いません。

餌を与える時間


フトアゴの餌は、朝バスキングランプをつけて十分体が暖まった日中に与えましょう。

また餌を1日何回かに分ける場合や日中お仕事で餌やりできず帰宅した夕方などに与える場合は、バスキングライトを消す2時間前には餌やりを済ませた方がいいです。
餌を食べたあとすぐにライトを消すと、体が冷えて消化不良の原因になってしまいます。

餌を与えたらちゃんと食べているか、どの餌を好むのかしっかり観察することも大事です。

餌を与える頻度


健康で長生きするフトアゴを育てるためには、餌やりの適切な方法を知っておかなくてはなりません。
重要なのは、成長段階によって与える餌の種類や頻度を変えていくことです。

ベビー期に餌が不十分だとうまく成長できません。
逆に、アダルト期のフトアゴにそれまでと同じ量や頻度で餌を与えていると
肥満になってしまいます。

フトアゴの成長に伴って餌の種類と頻度を変化させていきましょう。

ベビー期(体長20センチ未満)

次のページ:フトアゴが餌を食べないときに考えられる原因

初回公開日:2022年08月03日

記載されている内容は2022年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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