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パンサーカメレオンとは?生態やモルフ・飼育方法についても紹介

更新日:2024年07月16日

パンサーカメレオンの飼育が難しそうで自分では飼えそうにないと思ったことはありませんか?本記事では、そんなパンサーカメレオンの生態やモルフ、飼育方法について紹介しています。しっかりと知識をつければ誰でも飼育できる種類のため、早速内容をチェックしてみましょう。

パンサーカメレオンとは?生態やモルフ・飼育方法についても紹介
パンサーカメレオンは、生後半年から1年ほどで性成熟を迎えるため、早い段階で繁殖することが可能です。

メスの場合、体の色が妊娠色とも呼ばれる薄いピンク色に変化することによって交尾できる段階に突入したことがわかります。この時点でオスとメスを同じケージに入れた上で様子を見てみましょう。

もし、異変を感じた場合は直ぐに別々のケージに移動させるようにして、お互いがストレスを感じにないようにしましょう。

ペアリングが成功するとメスは土に穴を掘り、1回の産卵で10〜50個ほどの卵を産むようになります。

パンサーカメレオンの寿命

パンサーカメレオンの寿命は、多少の個体差はありますがおよそ8年程度です。

野生下では自然特有の高温多湿の環境に住んでいたこともあり、飼育下ではその環境を完璧に再現するのは難しい点があります。そのため、飼育下になると2〜5年程度になることがほとんどです。

そのため、飼育下で1日でも長く長生きをさせるには、できる限り野生本来の環境に近づけなければなりません。それだけでなく、常に適切な環境を維持する必要もあります。実際に飼育する際はこれらのことは怠らないようにしましょう。

パンサーカメレオンのモルフは?



モルフは、産地や特徴が異なるもの同士を掛け合わせていくことによって生まれた新しい品種のことを指します。

パンサーカメレオンも同じように、品種改良を繰り返したことによって誕生したモルフが多数存在します。モルフによって特徴が大きく異なるため、パンサーカメレオンの飼育を始める際には、それぞれの特徴を知っておくのも重要となるポイントの1つです。

それでは、パンサーカメレオンのモルフはどのような種類がいるのか、詳しく見ていきましょう。

アンバンジャ

アンバンジャは、モルフの中でも安定した人気を誇る種類の1つです。

体は全体的にエメラルドグリーンのような美しい発色をしている個体が多く、縞模様の中に濃い赤やオレンジなど色が入っているのが特徴です。

また、個体によっては発色も異なるため、中には体の色の青みが強く出ている個体や、縞模様の色味が多少異なるなど多種多様です。このことから、アンバンジャはお気に入りの色味を探す楽しさを味わえるのが魅力ともいえるでしょう。

アンビローブ

アンビローブは、モルフの中でも特に派手な色をしているのが特徴です。

多少の個体差はありますが、主に体は緑や褐色系の色に、濃色の縞模様が入っています。また、身体の中央には白色の縦条が見受けられます。

また、アンビローブは主にレッドバーとブルーバーの2種類に区分することができます。いずれの種類も、まるでペンキを身体中に塗りたくったかのような派手な色をしているため、見た瞬間に他の個体では感じられないような強烈な印象が心に残るでしょう。

ノシベ

ノシべは、体色がエメラルドグリーンやターコイズブルーのような鮮やかな体色をしているのが特徴です。

このノシべという名は、本来はマダガスカルの北部に浮かぶ島の名称で、リゾート地として多くの観光客が訪れる場所の1つです。この地域にもパンサーカメレオンが生息していて、ノシべの美しい海に準えて、ノシべと呼ばれるようになりました。

まるで宝石のように美しい色合いをしているため、この鮮やかな色合いをノシべブルーと呼ぶほどに人気の高い種類でもあります。

パンサーカメレオンは飼育可能?



パンサーカメレオンを飼育したくても、実際に飼育するのは問題にならないかと心配になる人もいるでしょう。結論からいえば、パンサーカメレオンは実際に飼育することは可能で、身近な場所で購入することが可能です。

それでは、パンサーカメレオンはどこで購入すれば良いのか詳しく見ていきましょう。個体を購入する際の価格帯もあわせて紹介しているので、参考にした上でお気に入りの個体を探してみてください。

パンサーカメレオンの購入方法

パンサーカメレオンは、爬虫類を取り扱うペットショップやイベントで購入が可能です。実際にパンサーカメレオンを購入する場合は、適切なアドバイスを受けた上で、信頼できるペットショップやブリーダーから購入するのが良いでしょう。

また、爬虫類は動物愛護管理法によって対面販売が義務付けられているため、通販での購入は出来ません。禁止されているといっても、人気が高く流通量も多いことから、ネットショップを頼る必要はもともとないでしょう。

積極的に店舗やイベントに足を運び、お気に入りの色をしている個体を探してみてください。

出典:第一種動物取扱業者の規制|環境省
参照:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/trader.html

パンサーカメレオンの価格

パンサーカメレオンは人気が高い種類でもあるため、安い個体でも3万円程度はします。人気があるカラーや在庫の状況によって価格が変動するため、個体によっては6〜10万円ほどになることもあるでしょう。

ただ、パンサーカメレオンはカラーバリエーションが豊富で、視覚的にも楽しめる一面もあることから、大金を出してでも入手したいと考えている愛好家が多数存在しています。

もしお気に入りの個体を見つけた場合、金額に関わらずしっかりと購入を検討するのが良いでしょう。

パンサーカメレオンを飼う時に必要なもの



パンサーカメレオンは、カメレオンの中でも飼育難易度は低い種類とはいわれているものの、最低限の管理は必要です。そのため、実際に飼育する際、もともと生息していた環境に近いものを用意しなければなりません。

いずれもペットショップや通販などで簡単に入手できるものばかりなので、入手自体は容易でしょう。それにくわえて、注意しておきたいポイントなどもあわせて紹介しています。

いずれも飼育する上で必要な知識となるので、しっかりと覚えておきましょう。
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初回公開日:2022年08月19日

記載されている内容は2022年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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