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ミズオオトカゲにおすすめの餌は?あげる時に気を付けることも紹介

更新日:2024年02月01日

ミズオオトカゲはとても大きくなる肉食のトカゲです。この記事ではミズオオトカゲがどんなものを食べて生きているのか、また飼育下ではどんな餌を与えればいいのかを紹介しています。ミズオオトカゲの飼育に興味を持っている方は是非チェックしてみてください。

ミズオオトカゲにおすすめの餌は?あげる時に気を付けることも紹介

幼体時からヤング時

小さいうちは昆虫を中心に与えます。
昆虫は餌用として販売されているコオロギやデュビアなどがおすすめです。
たまにマウスやハツなどを与えてください。

マウスは肉食爬虫類の餌としてよく知られていますが、そればかり与えているとすぐに肥満になってしまうので、おやつ程度で与えた方がいいでしょう。
ミズオオトカゲが食べやすいサイズのものを与えてください。

コオロギはさまざまなサイズが販売されているので生まれて間もないミズオオトカゲでも合うサイズのものが見つかります。デュビアはたんぱく質が豊富ですが低脂肪なので、主食にするには理想的な餌になります。

亜成体から成体時

昆虫をメインに鳥のササミやハツ、ウズラなどを与えます。
ウズラはヒナか親かを選べたり食べやすいようにカットされたものが販売されているので、成長段階によって使い分けることができコスパもいいので便利です。

幼体時から引き続きマウスは与えすぎないようにしましょう。
また餌をあげたときに食べずらそうにしていないかよく観察してください。
必ず生体の口に合ったサイズの餌を与えましょう。

ミズオオトカゲに与える餌の量


餌の量も成長段階によって変える必要があります。
小さいうちは体が軽く運動量が多いですが、大きくなってくるとかなりの体重になり動く量が減るので量に気を付けないと簡単に肥満になってしまいます。

一度肥満になると痩せさせるのはとても難しいです。
また肥満が原因で突然死んでしまうこともあるので、ミズオオトカゲにとって肥満は恐れなければならないことです。

どのくらいの量や頻度がいいのか、正しい知識をつけておくことはミズオオトカゲを長生きさせることに繋がります。

幼体時からヤング時

まだ小さいうちは毎日餌やりしましょう。丈夫な体を作っていくために、この段階は栄養バランスのとれた餌をたくさん食べる必要があります。
餌は食べるだけ与えてください。

ミズオオトカゲの成長スピードはとても速いのでエネルギー消費が早いです。
その分小さいうちによく食べさせて一気に大きくさせてあげます。

毎日の餌やりは大変ですが、なるべくピンセットで直接ミズオオトカゲに与えてみましょう。早く人に慣らすことができます。慣れてきたら少しずつ手の上に誘導して食べさせたりするとより効果的です。

亜成体から成体時

だんだんと餌の量を減らしていき、餌やりは週に1~2回程度にしましょう。
幼体の時から比べたらかなり餌やりの頻度は減るのでかわいそうだと思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、健康面を考えると適切な回数なのです。

難しいですが与える量はできるだけ満腹より手前くらいで留めてください。
満腹にしてしまうと稀に吐いてしまうことがあるので注意しましょう。

日頃からミズオオトカゲの体型をよく観察するようにしてください。
胴体がパンパンに張っているのは肥満の証拠です。
観察しながら飼い主が餌の量を調節してあげましょう。

餌をあげる時に気を付けること


与える餌の種類や適切な量はわかりましたが、他にも餌やりの際気を付けないといけないことがあります。それは私たち人間の安全です。

普段大人しくて人に慣れているようでも、餌を前にすると冷静さを失ってしまうことがあります。これは全ての個体に当てはまるという訳ではありませんが気を付けるのに越したことはありません。

ミズオオトカゲのようなサイズのトカゲに噛まれるととても痛いです。
悪気なく噛んだとしても人間は大けがを負ってしまうので、餌槍の際には十分注意してくだしあ。

サルモネラ菌に気を付ける

ミズオオトカゲだけでなく生き物はみな何かしら菌を持っています。
餌やりやお世話でミズオオトカゲと触れ合ったあとは必ず石鹸でよく手を洗いましょう。

有名なのはサルモネラ菌です。これはカメが持っている菌だと思われている方も多いかもしれませんが、カメ以外の爬虫類の多くが持っている菌だということがわかっています。

サルモネラ菌に感染すると胃腸炎を発症したり、重度の場合菌血症や髄膜炎などの症状を引き起こす可能性があります。

動物由来感染症を防ぐには、ミズオオトカゲと触れ合ったあとは手洗いをすることや、ケージ内をいつも清潔に保っておくなどを気を付けるようにしましょう。

出典:ペットから人に感染する病気を知っていますか|佐賀県庁健康福祉部
参照:https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00314843/index.html

引っ掻かれたり噛まれたりしないように気を付ける

特に餌を手渡しで与えるときは特に注意が必要です。
餌と間違えて手を噛まれてしまうかもしれません。生体のサイズにもよりますが、噛まれてしまったら絆創膏だけでは済まない大怪我になります。

またミズオオトカゲは鋭い爪を持っているので、ハンドリングする際には引っ搔かれないように注意することも必要です。

またこの他にもミズオオトカゲなどの大きなトカゲは尻尾が長く、その尻尾を使ってムチのように相手を叩くテールアタックという攻撃をしてくることがあります。
こちらもかなり痛いので、背後から急に触るようなことはやめましょう。

脱走に気を付ける

餌やりやメンテナンス中にうっかり脱走させないようにしてください。
いつもケージの中で過ごしている場合、ケージが開放されていると一瞬の隙に外へ出ようとすることがあります。

ミズオオトカゲは大きくかなりパワーがあるので、ケージで飼育する場合は壊されない頑丈なものにしておきましょう。ケージ飼いをしていても家の窓や玄関の開けっ放しはやめてください。窓の場合は鍵が開いていたら器用にスライドさせて逃げることもあります。

どんなに飼い主に慣れていて大人しい個体でも常に脱走には気を付けてください。
最近では爬虫類の脱走が問題視されておりニュースで報道されることも珍しくありません。
万一屋外に逃げてしまったらすぐに警察に連絡しましょう。
次のページ:ミズオオトカゲに噛まれたときの対策法

初回公開日:2022年09月13日

記載されている内容は2022年09月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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