Search

検索したいワードを入力してください

ヒョウモントカゲモドキのアルビノ種の特徴と魅力|価格や飼育のポイントも紹介

更新日:2024年07月21日

アルビノのヒョウモントカゲモドキを飼育する際、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。今回は、アルビノのヒョウモントカゲモドキをお迎えする際の価格や注意点などを詳しく解説しています。飼育を検討している方はぜひチェックしてください。

ヒョウモントカゲモドキのアルビノ種の特徴と魅力|価格や飼育のポイントも紹介
エキゾチックアニマルとして多くのファンを持つヒョウモントカゲモドキですが、ひときわ不思議な体色を持った個体を見かけたことがある方もいるのではないでしょうか。その個体はアルビノ種と言われ、突然変異で誕生するヒョウモントカゲモドキです。

そんな白く美しい個体ですが、
「そもそもアルビノとは何?」
「アルビノ種にはどんなものがあるの?」
「アルビノ個体ならではの注意点は?」
など、飼育にあたって様々な疑問が浮かんでくるかこともあるでしょう。

今回は、そんなアルビノのヒョウモントカゲモドキに関する疑問、種類や飼育方法などを詳しく解説します。ここをチェックすることで、アルビノ種を飼育する際の基本的な知識を身に着けることができるでしょう。

アルビノ特有の特徴は理解していないと、飼育することは難しい場合もあります。お迎えを考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

ヒョウモントカゲモドキの基本情報

ヒョウモントカゲモドキは、トカゲモドキ科に分類される爬虫類で、アフガニスタンなどの砂漠地帯に生息しています。ひときわ目を引くのはその太い尻尾で、威嚇行動の道具や栄養をため込むなどの役割を担っているといわれています。

愛嬌のあるフォルムや飼育のしやすさなどから世界中に愛好家が多く、様々な品種が作られています。飼い主に慣れることもあり、ハンドリングしやすいというのも人気の一端を担っている要素でしょう。

ヒョウモントカゲモドキの種類(モルフ)

ヒョウモントカゲモドキはその人気ゆえ、世界中で品種改良が盛んです。その中でも、ある程度安定した形質が出るようになったものが「モルフ」と呼ばれています。複数の形質を親から受け継いでいる場合は「モルフコンボ」と呼ばれることもあります。

現在、100種類以上のモルフが知られており、今後も続々と増えていくでしょう。モルフによって特徴やかかりやすい病気なども異なるため、お迎えの際には注意が必要です。

アルビノとは何?

アルビノとは、メラニンを生成するための遺伝子が欠損し、先天的にメラニンが欠乏してしまう遺伝子疾患のことです。これにより、体毛や皮膚は白く染まり、瞳孔は毛細血管の色を透過して赤くなります。

体色以外にも弱視や紫外線に弱い傾向があり、これはヒトをはじめとしたどんな生物にも起こりえることです。

ヒョウモントカゲモドキの場合は、アルビノの特徴を有したいくつかの品種がモルフとして確立されています。

ヒョウモントカゲモドキのアルビノ種の特徴



アルビノのヒョウモントカゲモドキは、他の白いモルフとはまた違った魅力を有しています。また、どんなモルフでもアルビノが発生することがあり、今後もアルビノのモルフは増え続けていくでしょう。

ここからは、ヒョウモントカゲモドキのアルビノ種とその特徴をいくつか紹介します。お気に入りの品種を探し、お迎えの参考にしてみてください。

ベルアルビノ

ベルアルビノとは、Mark Bell氏によって確立された品種であり、今回紹介する3種のアルビノの中では最も新しいものとなっています。

体色は濃い黄色をしており、そこに茶色の豹紋が出ているといった見た目をしています。また、アルビノの特徴である赤い瞳が強く出るのも特徴です。

本種のさらなる魅力として、ベルアルビノは他のモルフとブリードすることで、様々な体色の個体が誕生します。「ベルエニグマ」や「オーロラ」など、多様なモルフの中から気に入ったものを選べるのも、本種が支持を集める要因のひとつでしょう。

トレンパーアルビノ

トレンパーアルビノは、Ron Tremper氏によって確立されたアルビノ種であり、紹介する3種の中では最も歴史が古いモルフとなっています。現在でもアルビノ種の中では流通数が多いとされ、「アルビノ」表記だけなら本種を指すことも多いようです。

体色にはかなり個体差があり、黄色から白までと様々です。気になる方は、ショップに足を運んでお気に入りの個体を選んでみてください。

レインウォーターアルビノ

レインウォーターアルビノは、Tim Rainwater氏によって確立されたアルビノ種で、氏の居住地に合わせて「ラスベガスアルビノ」と呼ばれることもあります。

他のアルビノ種に比べて、体色が特に白くなりやすいのが特徴です。

流通数が最も少なく、他モルフとのブリードもあまり進んでいません。しかし、その明るい体色から、キーモルフとなるのではないかと注目されつつあるようです。

アルビノ種のヒョウモントカゲモドキを飼育するポイント

次のページ:アルビノの寿命の目安

初回公開日:2022年09月23日

記載されている内容は2022年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related