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タイガーサラマンダーの特徴とケージ内のレイアウト|飼育に必要なものも紹介

更新日:2024年07月29日

タイガーサラマンダーをご存知でしょうか。奇抜な見た目で飼いやすく人気のあるペットです。この記事ではタイガーサラマンダーの特徴や飼い方について詳しく解説しています。爬虫類や両生類の飼育に興味がある方はぜひこの記事をチェックしてみてください。

タイガーサラマンダーの特徴とケージ内のレイアウト|飼育に必要なものも紹介
タイガーサラマンダーの適温は10~23℃ほどです。少し低めの温度を好み、寒さには強く暑さに弱い生き物です。

25℃以上の温度が続くと体調を崩してしまうので、夏場はクーラーで温度管理をしましょう。冬は10℃以下にならなければ問題ないので、暖かい部屋にケージを置いていれば特にヒーターなどを使わなくても飼育することができます。

また湿度も重要になります。60~80%ほどの湿度を好むので、冬場の乾燥する時期にはケージ内が乾燥しすぎていないかよく観察しましょう。霧吹きで床材を濡らすと湿度を保つことができます。

餌の量

肉食なので餌はコオロギやミルワーム、肉食爬虫類やカエル用の人工飼料を与えます。幼体の場合は毎日、成体になれば2~3日に1回のペースで餌やりしましょう。

タイガーサラマンダーは食欲旺盛であげればいくらでも食べようとします。それに応じて餌を与え続ければ肥満になり、短命に終わってしまうことがあるので注意が必要です。餌を与えるときには体型をよく観察し、飼い主が餌の量をコントロールしてあげてください。

タイガーサラマンダーの繁殖について

タイガーサラマンダーは4~5年で性成熟すると言われており、十分成長した個体を2~3か月ほど冬眠させることで繁殖を促すことができます。

産卵は水中で行われるため大きめの水槽を準備し、その中に水草などの産卵床を用意します。1度に数十個の卵を産み、孵化までにかかる日数は気温によって変わりますが20~50日ほどかかると言われています。

繁殖は難しいですが、飼育に慣れればぜひチャレンジしてみてください。また、孵化した幼体を飼育できるか事前によく考え、繁殖は計画的に行いましょう。

タイガーサラマンダーがかかる可能性のある病気

タイガーサラマンダーは皮膚病にかかることが多くあります。入荷して間もない個体や汚れた環境で飼育することで発症すると言われています。

体表にブツブツしたものが出て皮膚が溶けてくる症状が現れます。発見したらすぐに病院を受診しましょう。タイガーサラマンダーを診てくれる病院は限られているので、事前に病院をチェックしておいてください。

皮膚病にかかると徐々に食欲が落ち痩せてしまいます。ケージ内は常に清潔を心がけ、水の交換を忘れないようにしましょう。

出典:オビタイガーサラマンダーの細菌性皮膚炎|セレーネペットクリニック
参照:https://selene-pet-clinic.com/info/227/

タイガーサラマンダーの特徴とケージのレイアウトを理解しよう

タイガーサラマンダーは見た目が美しく丈夫で飼いやすいので人気のあるペットです。飼育する場合は温度や湿度、また餌の量などを飼い主がしっかり管理してあげましょう。

またアクアテラリウムは見栄えもよくタイガーサラマンダーが好む環境を作ることができます。好きな植物や石を見つけてレイアウトを楽しんでみてはいかがでしょうか。

長生きする生き物なので、最後まで愛情を持ってお世話してあげましょう。

この記事を参考にぜひタイガーサラマンダーの飼育に挑戦してみてください。

初回公開日:2022年10月03日

記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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