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ヤモリの餌5種類と飼い方を紹介|飼育に必要なもの9つ

更新日:2024年10月01日

日本にはニホンヤモリが生息しているため、探してみればいろんなところで見つけることができます。自然豊かな土地の家では、家の中に侵入してくることもあるそうです。そんなヤモリですが、ペットとして飼うこともできます。ヤモリの飼い方についてお伝えしました。

ヤモリの餌5種類と飼い方を紹介|飼育に必要なもの9つ

明るさ

ヤモリは、あまり明るいところを好みません。たまには太陽光にも当たりますが、暗いところの方が好きな生き物です。直射日光が当たるところは避け、夜もライトが当たることを避けることで、ヤモリへの負担を軽減することができます。

ヤモリの飼い方で初心者が気を付けたいこと

はじめてヤモリを飼うという時に、気を付けたい飼い方についてお伝えします。まず、イモリの飼い方のようにプラケースの中に水中を作らないでください。イモリの飼い方上必要な水場は、水飲み場だけです。そして、水飲み場の水交換を怠らないようにしましょう。

餌は、生物にとって命になります。ヤモリは自分の頭の半分以下の虫しか食べませんので、それよりも大きい虫は選ばないようにします。また、カルシウム不足にならないようにカルシウムパウダーを添付することも忘れないようにしましょう。くる病はビタミンD不足でもなるため、可能であればビタミン添付もあると良いです。

夏場の飼い方

夏場の飼い方では、28度以上にならないように気を付けましょう。また、乾燥の程度が強くならないようにも配慮します。プラケース内が乾燥しているようなら、霧吹きで水気を与えます。水飲み場の水は、特に夏場は毎日必ず交換してください。クーラーつけて快適な室内空間であればまた違いますが、飲み水と温度・湿度には注意しましょう。

冬場の飼い方

続いて冬場の飼い方です。冬場の飼い方については始めの方で触れましたが、パネルヒーターを使わなくても屋外での飼い方であれば寒さから生き延びることはできます。しかしながら、冬眠する前兆をちゃんと分かっていないと誤った飼い方となり、冬眠に失敗して死んでしまう可能性があります。

ヤモリは温度が低下してきて冬眠期間だと察すると、2ヶ月〜4ヶ月ほど餌を食べなくなります。この期間が訪れる前にたくさんの栄養を体内に蓄えることができていれば無事に冬眠を過ごすことができますが、蓄え不足の場合は冬眠中に亡くなってしまいます。飼い方としてはこの時期が訪れる前に、十分な食事を与えておくことが大事です。

また、冬眠期間中は体内機能の動きも弱くなって排泄も行わなくなります。その時に体内に排泄しなければならないフンが残っていると、冬眠期間にお腹の中で腐敗して、その腐敗したものが発する毒素によって死んでしまうことがあります。このことは飼い方も影響しますが、飼い方が大きな理由にならないこともあります。

これらのことを考えると、パネルヒーターを用いた冬場の飼い方の方が比較的に安心な冬越しになります。飼い方が間違っていなくても冬眠に失敗してしまうことが考えられるため、冬場の飼い方ではパネルヒーター必須です。お金をかけない飼い方を実施してカイロなどで代用する方もいますが、パネルヒーターの方が安全です。

プラケースの底の半分くらいは、温められるサイズのパネルヒーターを選びましょう。底全体を温めると暑さから逃げる場所がなくなってしまうため、底半分くらい温めることができるものがベスト。爬虫類は体温調節が命であり、日々そのことに忙しかったりします。そのため、温かい場所と冷たさのある場所が両方あるとイモリ自身で体温調節を行います。

ヤモリの赤ちゃんや子ども!その飼い方は?

生まれてすぐに、虫を食べ始めることはありません。まず、生後数日の間は卵黄の栄養を得て行きます。それから2日〜3日ほど飼育環境に落ち着かせて慣れさせたら、虫の餌を与え始めます。赤ちゃんが孵化した場合は親がいるはずですが、親と同じケースにすると管理しづらいため、小さいプラケースに移し入れると良いでしょう。

赤ちゃんは大人より小さいので、与える餌も小さいサイズにします。コオロギはいろんなサイズが販売されているので、その中から赤ちゃんヤモリ用にはコオロギSSを選びます。ミルワームは消化が悪い上に栄養価のバランスも良くないため、避けましょう。赤ちゃんヤモリに与えられる虫は他に、アカムシやショウジョウバエもあります。

コオロギSSでも口に入らない場合は、コオロギを切って、切った時に出てきた体液を舐めさせます。切ってすぐに口元まで運んでみると、舐めてくれるでしょう。コオロギは食べ残し(食べられないで生き延びた個体)が大きくなると飼育環境を荒らすため、食べ残しがないように気を付けましょう。

コオロギにカルシウムパウダーを添付させれば動きが弱くなり、目立つことから捕食されやすくなります。

赤ちゃんヤモリは脱水になりやすいため水気を設けますが、水飲み場だと溺れる危険性があります。そのため、綿に水を湿らせてペッドボトルの蓋などに入れて置いておくと水気が保たれます。こまめに交換しながら、水気を与えてください。

ヤモリを正しい飼い方で飼ってみよう!

爬虫類に関しては賛否両論ですが、好きな人は飼ってみるとより可愛いと思えることでしょう。爬虫類は温度や湿度の影響を受けやすいため、正しい飼い方を守り、ペットとして飼育してみではいかがでしょう。

初回公開日:2017年10月27日

記載されている内容は2017年10月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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