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グランディスヒルヤモリの飼育方法は?生態と飼育に必要なものを紹介

更新日:2024年10月04日

グランディスヒルヤモリをご存じでしょうか?トカゲに似ていますがヤモリの仲間にあたる生き物です。この記事ではグランディスヒルヤモリの生態や飼育方法、飼育する際の注意点などを詳しく説明しています。グランディスヒルヤモリに興味がある方はぜひ参考にしてください。

グランディスヒルヤモリの飼育方法は?生態と飼育に必要なものを紹介
グランディスヒルヤモリの飼育ケージの床材は、多湿の環境を作りやすい保湿力の高い床材が良いです。

生息環境に近づけたい方はヤシガラマットなどの保温力が高い床材がおすすめです。ただ、湿度が保てますが清潔にしないとコバエやダニが発生してしまいます。

ヤシガラマットを使用する場合、排泄物を見つけたら周辺のヤシガラを一緒に取り除き、1~2ヶ月に1度すべてのヤシガラを交換しましょう。ヤシガラは2~3センチほどの厚さに敷き詰めてください。

ヤシガラマットの他に、キッチンペーパーやペットシートを使うと排泄物を見つけたらすぐに交換できるため、清潔を保てます。

グランディスヒルヤモリの飼育方法



ここからはグランディスヒルヤモリの飼育方法について説明していきます。餌や、飼育に最適な温度や湿度などについても説明しますので、参考にしてください。

餌について

グランディスヒルヤモリは動物食の強い雑食で、昆虫や小型の爬虫類、果実や花の蜜などを食べます。

飼育下ではコオロギやミルワーム、レッドローチをピンセットで与えます。その際、大きめのコオロギはグランディスヒルヤモリを噛んでしまう恐れがあるため、大きいものは潰して与えるなどの工夫が必要です。

また、虫餌を与える場合はカルシウムパウダーを振りかけてあげます。カルシウムが不足すると手足や背骨の骨が変形する病気にかかる恐れがあるため注意が必要です。

人工フードを食べる個体もいますが、食べない個体もいるため個体にあわせて餌を変えてあげましょう。

飼育に最適な温度・湿度

グランディスヒルヤモリを飼育する際の飼育に最適な温度や湿度は、クールスポットは26~28度くらい、ホットスポットは35度前後で、湿度は50~65%です。

夜間の温度は24~26度で、寒い時期は保温が必要です。また、真夏の猛暑日はクーラーをつけっぱなしにし、その日の気温を確認しオーバーヒートさせないように気を付ける必要があります。

湿度が足りなければ霧吹きで飼育ケージ内の壁や床材などに水を吹きかけてください。通常は1日1回で十分ですが、乾燥する季節は朝と夜の2回霧吹きで水を吹きかけてあげましょう。その際はトカゲに直接水をかけないように注意します。

グランディスヒルヤモリを飼う上で注意すべきことは?

グランディスヒルヤモリを飼う上で注意するべきことがあります。

まず複数での飼育は、なるべく避けるということです。特にグランディスヒルヤモリは性格が荒いため、オス同士を同じケージで飼育すると喧嘩をするため避けてください。

また動きが非常にすばしこいため、メンテナンス中の脱走には注意が必要です。飼育ケージの開け閉めの際や、蓋が簡単に開いてしまうようなケージは脱走の恐れがあるので、鍵付きのケージにするなど管理をしっかりしましょう。

グランディスヒルヤモリの飼い方を知ろう

グランディスヒルヤモリの飼育の方法について説明しました。

飼育に必要なものは少なくありませんが、温度や湿度の管理をしっかりすることでとても鮮やかな体色を見せてくれます。

比較的飼育しやすい個体なので、爬虫類の飼育に興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

初回公開日:2022年07月23日

記載されている内容は2022年07月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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