ヒョウモントカゲモドキの値段は？種類や飼育用品についても紹介

ヒョウモントカゲモドキのモルフは多種多様で、今では100種類を超えると言われています。色も黄色系や白系、アルビノや黒い個体もいます。

ここでは代表的なものをいくつかご紹介しますので、参考になさってください。

ヒョウモントカゲモドキの黄色が減退し、地の色が白くて黒いまだら模様が特徴のモルフです。 車のCMでも起用されたモルフですよ。

幼体は白と黒のバンド模様で、成長するにつれて白い部分が黄色みを帯びてきます。ですが、どのくらい黄色くなるかは、それぞれの個体によって変わってきます。

マックスノーは共優性遺伝というもので、マックスノー同士の交配で、25％の確率でスーパーマックスノーが出ます。

ちなみにマックスノーの名前は、このモルフの生みの親であるジョン・マック氏から取られたものです。

値段は1万円～と言われています。

マックスノー同士を掛け合わせて生まれた個体です。

マックスノーと比べ、黄色の減退がさらに進み、白地に黒の斑点という特徴がさらに顕著になったモルフです。成長とともに、黒いドット柄のような斑紋が全身に表れます。この斑紋の大きさは個体差があります。そして瞳は例外なく黒のエクリプスアイになります。

地色の部分がオレンジ色のモルフです。ハイイエローの選別交配で生み出されたオレンジ色が強いタイプで、斑紋が少ないのも特徴です。同じタンジェリンでも、オレンジ色の発色は個体によって違いがあります。

タンジェリンとは柑橘類の1種で、鮮やかなオレンジ色をしています。このモルフの名前はここから名付けられたものです。

値段は1万円～2万円くらいが相場と言われています。

ヒョウモントカゲモドキのアルビノは、黄色の色素を持っているので、真っ白ではなく白っぽい黄色といった感じです。黒の色素は持っていないので模様は黒くないですが、茶色の模様が出ることがあります。

トレンパーアルビノは、ロン・トレンパー氏によって発見されたアルビノです。三種いるアルビノの中で最も早く世に出てきました。最も多く流通しているアルビノで、単に「アルビノ」と言われることも多いです。

値段の目安は3万円前後と言われています。

ヒョウモントカゲモドキと言えばこのモルフ、と言いきれるほど最も定番の品種です。ワイルド（野生種）を交配させて生まれたモルフで、黄色の強い個体を交配して生まれました。ここから様々なモルフに派生していき、ほぼ全てのベースとなっているため、厳密にはノーマルと言うわけではないのですが、ノーマルとも呼ばれています。

値段は、店舗によっては8000円以下で購入できる事もあるそうです。

ラプターは英語表記にすると、RAPTORとなるのですが、Red eyes（赤い目）・Albino（アルビノ）・Patternless（パターンレス）・Tremper Orange（トレンパーオレンジ）の頭文字を取ってつけられた名前です。

ラプターはアルビノ因子を持つモルフで、赤い目と薄い体色が特徴で、全体的に黄色がかっています。

非常に美しい種ですが、視力が弱いので注意が必要です。そのせいか、やや神経質な性格をしていることもあります。

値段は2万円～3万円と言われています。

ヒョウモントカゲモドキには高額なモルフがいくつもありますが、飛び抜けて高額な値段なのが、このブラックナイトと言っても過言はないでしょう。

ヒョウモントカゲモドキには珍しい黒い体色のモルフで、ブリーダーが15年以上かけて作られたモルフで、黒の面積が大きい程グレードが高いです。全身が真っ黒の個体はフルブラックと呼ばれ、値段はかなりの高額になると言われています。

ヒョウモントカゲモドキの特徴である斑点が消失していて、体全体が白から薄い灰色になるモルフです。幼体の頃は白が強く、生体になるにつれて黄色みやピンク色を帯びてきたりします。目の上が青っぽくなっているのも特徴で、これは眼球が透けて見えているからです。ほとんど真っ白になるものや、うっすら黄色みが帯びるものまで個体差があります。

値段は2万円前後が相場のようです。

全身が真っ白になるモルフで、ブリザードとアルビノを掛け合わせてできました。その白さから大変人気の高いモルフです。

値段はベビーなら1万円くらいから購入可能のようです。