Search

検索したいワードを入力してください

ウォータードラゴンの特徴と飼育方法|お世話に必要な設備も紹介

更新日:2024年02月11日

皆さんはウォータードラゴンという美しいトカゲをご存じでしょうか。この記事ではウォータードラゴンの特徴や飼育方法を詳しく解説しています。正しい飼育方法を学べば爬虫類の飼育初心者の方でも飼育することができます。興味がある方はぜひこの記事をチェックしてみてください。

ウォータードラゴンの特徴と飼育方法|お世話に必要な設備も紹介
「ウォータードラゴンってどんな生き物?」
「どんなものを食べるの?」
「飼育は簡単?」
爬虫類に興味のある方でこのような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

この記事ではウォータードラゴンの基本的な生態や飼育方法について詳しく紹介しています。また、飼育に必要なおすすめアイテムも紹介しているので、これから飼育用品を準備される方はぜひ参考にしてみてください。

ウォータードラゴンは鮮やかな緑色をしている美しいトカゲです。飼育するイメージがつかないと感じる方も多いかもしれませんが、正しい飼育環境を準備すれば初心者の方でも一緒に暮らすことができます。

この記事を読めばウォータードラゴンの飼い方や飼育で気を付けることを学ぶことができます。興味のある方はぜひ目を通してみてください。

ウォータードラゴンとは

ウォータードラゴンは爬虫綱有鱗目アガマ科ウォータードラゴン属に分類されるトカゲの一種です。近年では総合ペットショップやホームセンターなどでも販売されることが増えており、人気のあるトカゲです。

体色や見た目が似ていることからグリーンイグアナと間違われることがありますが、体の大きさや食べる餌が異なります。

ウォータードラゴンとはどんな生き物なのでしょうか。
飼い方を知る前にまずはその特徴や生態を学びましょう。

ウォータードラゴンの生態

ウォータードラゴンは半樹上性のトカゲなので、自然では1日の大半を木の上で過ごしています。
また驚くと地上に降りて後ろ脚で走って逃げることもあるそうです。

名前の通り泳ぐのが得意で水の中に隠れることもあります。
そのため川や湖など水辺が近くにある森林によく生息しています。

ウォータードラゴンというかっこいい名前がつけられていますが、これは「クレスト」というたてがみのようなものが背中に生えていることからドラゴンのようだと言われたことが由来になっています。

食性は肉食寄りの雑食性で、野生では昆虫や鳥類、哺乳類、自分よりも小さい爬虫類、果実などを食べて生活しています。

ウォータードラゴンの寿命

平均寿命は8~10年と言われています。中には20年ほども生きた個体も確認されているので、ウォータードラゴンは長生きする生き物です。

飼育方法を誤れば平均寿命よりも短く終わってしまうこともあるので、飼い始めるまでに飼い方を学んでおきましょう。
長生きするので、飼育する場合には最後まで面倒を見れるかよく考えてから迎えるようにしてください。

ウォータードラゴンの大きさ

全長は約60~90cmまで成長する中型のトカゲになります。
大きいと感じるかもしれませんが、ウォータードラゴンは体の半分ほどが尻尾なので実際見ると意外と小さく感じると思います。

見た目がよく似たグリーンイグアナは全長約200cmまで成長するので、比べるとウォータードラゴンの方がかなり小さいですね。

成長スピードは個体にもよりますが、幼体の時期によく餌を与えたり広いケージで飼育していれば早く成長しやすくなります。成長期に餌や栄養が不足すれば病気の原因にもなってしまうので注意しましょう。

ウォータードラゴンの種類

ウォータードラゴンの特徴と飼育方法|お世話に必要な設備も紹介
ウォータードラゴンには
・インドシナウォータードラゴン
・ヒガシウォータードラゴン
の2種類が存在します。

どちらの種類もペットショップや爬虫類ショップなどでよく販売されており、目にする機会も多いです。インドシナウォータードラゴンは野生採取の個体、ヒガシウォータードラゴンは繁殖個体が多く出回っています。

名前の通り生息地がそれぞれ異なります。またヒガシウォータードラゴンの方がインドシナウォータードラゴンに比べて小さいです。
それぞれ詳しく解説していきます。

インドシナウォータードラゴン

中国南部からインドシナ半島に生息するウォータードラゴンです。熱帯雨林や森の水辺で生活しています。
中国にも生息していることから「チャイニーズウォータードラゴン」と呼ばれることも多いです。

青みがかった美しい緑色の体色で尻尾には黒っぽい色のバンドが入っています。
体色をある程度変化させることもできます。

青の発色が強いものは「ブルーサファイア」という呼び名がつけられ、普通のウォータードラゴンよりも高値で販売されています。
とても美しいのでぜひ実物を探してみてください。

ヒガシウォータードラゴン

インドシナウォータードラゴンの方が有名なので認知度は低いかもしれませんが、こちらの種類も美しく魅力的なウォータードラゴンです。

オーストラリアに生息しており、現地では公園や人のいるところでもよく見かけられています。
大きさは70cmほど、最大でも90cmほどなのでインドシナウォータードラゴンと比べると小さめです。

またインドシナウォータードラゴンとは体色が異なるので見分けやすいです。
ヒガシウォータードラゴンは全体的に灰色で黒いバンドが全身に入っています。
オスは成長胸の辺りがオレンジ色っぽく発色します。

ウォータードラゴンの飼育に必要なもの


ここからはウォータードラゴンの飼育に必要なものを紹介していきます。
ウォータードラゴンの飼育環境を作るには
・樹上性のトカゲ
・水辺の近くを好む
・暖かく湿った環境を好む
これらの3つのポイントを重視してください。

インドシナウォータードラゴンとヒガシウォータードラゴンはどちらも飼育方法は同じです。ケージ内のレイアウトなどで悩む場合はSNSや動画サイトなどを参考にしてみるのもいいかもしれません。さまざまな飼い主さんが飼育環境を紹介してくれています。

これから紹介するアイテムは全てウォータードラゴンを飼育するために重要な役割を持っています。飼育する場合はできれば飼育用品を揃えてセットしてからお迎えするようにしてください。
次のページ:ケージ

初回公開日:2022年10月12日

記載されている内容は2022年10月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related